3月28日 また緊急告知

 緊急告知。青山ブックセンターで販売してもらっていた『紙版ロマンティック・オ・ゴー!ゴー!』ですが、恐ろしいことに10日ほどで売り切れてしまいました。一日に十件の注文があった時もあったそうで。これにて紙版は完売になりました。どうもありがとうございます。

 番組本体の終了にともない、半年間続いた『未来のレトロスペクティブ』も今回が最終回。で、緊急告知その2。今週の土曜日、3月30日一時から放送の「J-WAVE So-net Cafe」に出版界のオサレ番長ブルースインターアクションズの荒木重光さんと共に出演します。コミュニケーションをテーマにまったりトークという予定。心ある方はエアチェックを頼んだよ。

 この間の雨の日に鎌倉にクレーを一人で見に行った話とか、『剽窃の弁明』って本が素晴らしく面白くてねといったことも話したいけれど、とりあえず。来週は憧れ雑誌の編集部にお呼ばれで麻布界隈ドキドキの日々。

3月16日 緊急告知

 紙版についてお問い合わせ下さいました沢山の皆様。

 大変にお待たせしました。『紙版ロマンティック・オ・ゴー!ゴー!』は現在、青山ブックセンターで限定発売中です。ネット通販も可なので、地方の人にももれなく手に入れてもらえると思います。

 更新が途絶えていて申し訳ない。近況とアメリカ学園天国、試写のリストだけ取りあえず更新してあります。

2月28日 どうもありがとうございました。

 お礼が大変に遅れて申し訳ありませんでしたが、02/17のトークショウに来て下さった皆様、本当にありがとうございました。後でアンケートを見せてもらったら、福岡から来ていらっしゃる人がいて驚きました。

 杉浦さんとはお会いしたばかりでしたが、ようするに同世代トーク(ひとつ違い)で盛り上がりました。ティーンの頃読んでいた少女マンガの話をすると客席に共感ウェイヴが走ったり、登場人物の名前についてつっこみの嵐が起きたりするのが面白かったです。後、友だちに受けたのがうっかり言った「オールドスクール」という言葉が杉浦さんに伝わらなかった時。オールドスクールとかクラシックとか言いがちだよね、自分。

左は恐ろしいことにサインなどというものをするわたくし。なぜかサインを求めてくれた人全員に謝ってた。

 当日配ったミニストーリーですが、何と。「紙版ロマンティック・オ・ゴー!ゴー!」をABCのメールオーダーにて購買するともれなくついてくるそうです。

 それとやっぱり「東京プリンセス」に関する質問が多かった。今後も聞かれそうなので、いくつか答を要約しておきます。

1.「少女版「なんクリ」を」という編集部のオファーのもとにあのスタイルになりました。

2.主人公二人が通う大学にはモデルがありますが、その大学には実際は仏文科はありません。

3.茜と葉月には特定のモデルはいませんが、私が出会ったいろんな友だちの要素が入っています。

4.モデルがもう少し特定出来る人物もいます。チカちゃんは大学時代の同級生、史子さんは高校時代のクラスメイト。

5.実際にあったエピソードもたまに織りまぜます。どれとかは聞くな。しいていえば、古本カフェナンパはあの人のエピソードです。(他人事)

6.「東京プリンセス」というタイトルの由来ですが、同名マンガがあるんですよ。なんてことはもちろん後で知りました。大井競馬場は関係ありません。

 新しい出会いもあり。「暮らしの手帖」の編集の方が来てくれたのにはびっくり感激。本の方を気に入って下さったそうです。もらった名刺を友だちに見せびらかす。

 イラストレイターの高田里香さんが来て下さったのですが、杉浦さんとのツーショットは真の意味で乙女デッドオアライブ状態。「今日、高田さんが来るって言ってました」と杉浦さんに言ったら大層緊張されていたので、この場合の竹内力は高田さんの方なんでしょう。そんな高田里香さんの新作四コママンガが読める本といったら、「80sグラフィティ」(ブルース・インターアクションズ)。私も「ジョン・ヒューズ・チルドレン」「オリーブファッションと80年代映画」というコラム、55本の作品紹介と3本のサントラレビューを書いています。

 そして懲りずに、この本関連でまたトークショウがあるそうです。04/20、今度はシネ・ロサ、80年代映画オールナイトで。詳細は追々。よかったらまたお会いしましょう。

 最近のわたくしですが、映画館で「落穂拾い」や「ロード・オブ・ザ・リング」観たりする穏やかな日と、〆きりの原稿がいっぱいなんですがという日のグラデーション状態です。

 トークショウに来て下った人にも、ひんぱんにこのサイトをのぞいてくれる人にも、たまに通りかかる人にも、嫌いなんだけど時折つい読んでしまうという人にも心からの感謝を。足をとめて私のおしゃべりなんぞに付き合ってくれてありがとう。皆様がいつもハッピーであることを望んでやみません。(マジに)

2月16日 まどか祭り前日 

17日の件ですが、おかげさまでABCの担当者の方にも、晶文社のスタッフにも、オリーブ編集部にも恥をかかせずにすみそうです。今から予約の方は立ち見になるとか、って嘘のような話。やっぱりね。杉浦さやかさんがいるからね。まどかとさやかで乙女デッドオアライブですよ。もちろん杉浦さんが竹内力兄ィの方です。(私が考えるに、杉浦さんが代官山とか吉祥寺を歩くと、かわいい娘っこさん達がひざまずいて大変なんですよ)私が背中からバズーカ出して、その日は地球がふたつに割れるですよ。東京一週間のヘッドラインに載っていたのには驚いたが。

2月12日 リセット

 先日お邪魔したカフェロジィでオリーブしょうじょの憧れマダムプチココさんにお会いしました。(プチココさんお手製の携帯ストラップもらっちゃった、わーいうらやましいだろう←根性が悪い)ウェブの文章のイメージとおりの、ほっこりとしたかわいらしい方でした。

 お互いの本等を交換したのですが、驚いたことが色々ありました。プチココさんに高校生のお子さんがいらっしゃること。お弁当を作る前、朝の四時に起きてウェブの更新をしてらっしゃること。ご本を読んで、私ものんべんだらりと映画の感想ばっか書いてないで、またコラムを書かなくてはと思いましたよ。「フェアレディ」の方を早速ネット通販でチェックする根性は直らないとしても!プチココさん、一冊百円で売ってるところ、見つけましたよ!あとでこそっとお教えします。

 そうそう、カフェロジィの方も楽しかったです。ヌマおじ茶んと堀内さんは美少女だらけの女子高の先生のような幸せを噛みしめていることでしょう。ヌマおじからは、カップくんのマスコットをいただいて、それは根付けかわりに財布の方につけさせてもらっています。

2月8日

 長年の探求本だった常盤新平の新書館フォアレディースシリーズ本、『忘れやはするミス・ニューヨーカー』をようやく、本当にようやく手に入れる。この間、イベント「古本生活」でお会いした海月書林さん(びっじーん!私が男子で会うのが合コンだったらターゲットだね)にも「あれは見かけたことがないです」って言われたばかりなので余計に嬉しかった、って私はどこかでも同じような文章を書いた気が。

 もし「乙女」かと聞かれたら、安井かずみの散文調に書き散らした詩ともエッセイともつかない洒落た文章や、寺山修司に寄るある種の少女狙い撃ちのセンチメンタリズムの方がそりゃフォアレディースとしては王道だろうとは思う。でも私にとってはこのシリーズにおける最強本で、セシル・ビートンの『ファッションの鏡』と並んで、今後何度も何度も読み返すことになるだろうことは確実だ。内容については後ほどくわしく。

 この本のことを知ったのは高校時代。川本三郎がブロンズ社の『女優グラフィティ』でローレン・ハットンについて語る時、『忘れやはするミス・ニューヨーカー』のスージー・パーカーについての叙述を引用しているのを読んだのが最初でした。感慨深いなあ。

2月4日

 『オードリーとフランソワーズ』を読んで下さった沼田元気さんからメールで直々にお誘いをいただいて、2/10、こちらの「僕の叔父さんの喫茶学」にお邪魔することが決まりました。

 メインのゲスト講師は嶽本野ばらさん。私の役割は主に組んだ両手を頬に当て小首をかしげて後ろでうっとりお話に聞き入る係りと思われます。本の内容とカフェについてちょっとお喋りもさせていただけるとのこと。私にとって究極のカフェといえばピット・インですね。

1月

Back to Index