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12.エデットコントロール(TEdit)の使い方 
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 [1]エデットコントロール(TEdit)オブジェクトの作成
      →共通ルーチン【ZVCMEDT】 
 ※【注記】キーボード入力で[^][$][CR][ESC][TAB][コントロールコード]は禁止してあります。
  @予期しない値がセットされていないようにローカル変数を削除します[D KILL^ZVCMSUB] 
  Aイベントマスクを設定します、例では[V2EVENT^ZVCMEDT]ですが->適切に設定 
  Brectパラメタを作成します。[D SETRECT^ZVCMEDT] 
     (x,y,w,h):位置サイズ情報(行桁サイズモードに設定後) 
     (length):入力許可最大バイト数制限値(MaxLengthプロパティ) 
     -->指定なしの場合制限無し 
     (color):エデットコントロールの色番号(Colorプロパティ) 
     -->指定なしの場合デフォルトの色 
     (font):エデットコントロールのフオント番号(Fontプロパティ) 
     -->指定なしの場合(null)[font=498]のフオントをセット[SETRECTにおいて] 
     -->0:指定の場合デフォルトのフオント 
     ※font=499〜495を指定するとVcom画面のデフォルトサイズ-2ドット〜-10ドットの 
       少しだけ小さな[MS 明朝]のフオントが指定できます。 
     ※font=489〜485を指定するとVcom画面のデフォルトサイズ-2ドット〜-10ドットの 
       少しだけ小さな[MS ゴシック]のフオントが指定できます。 
       エデットコントロールに1桁分の高さを指定した場合その中に表示されるフオントは 
       Vcom のデフォルトサイズ-4のサイズが適切な場合が多いようです。 
     (keycode):キーボードイベントを発生させる終了キーコードのセット 
     -->0を指定した場合0番のキーセットを指定した意味 
     ※イベントマスク設定でキーボードイベントを有効に設定しないとキーボードイベントは発生しません 
     (その他のプロパティ):(zorder,TabOrder,TabStop)...は必要があれば設定します。 
     ※[D SETRECT^ZVCMEDT] -> rectstrが作成される
  Cエデットコントロールの中に表示するテキストをeditパラメタに設定します。[editstr] 
     ※[S editstr="文字列"]
  D[D CREATE^ZVCMEDT]で使用されるパラメタを設定する 
     ※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
     ※[S form=(1〜1023の親フォームのフォーム番号)]
     ※[S parent=(1〜1023の親コントロールのcid番号)]
     ※[S group=(0〜32767のグループ番号)]
     ※[D CREATE^ZVCMEDT]エデットコントロールオブジェクトの作成
  E作成後エデットコントロールの中に表示するテキストを変更する。
     ※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
     ※[S editstr="文字列"]
     ※[D TEXT^ZVCMEDT]エデットコントロールのテキストを変更する
  Fイベント応答メッセージからエデットコントロールの中に表示されているテキストを取得する
     ※イベント種別=通常フォーカスを失った時のイベントで処理します
     ※イベント応答メッセージを読み込む[S RESP=$$ReadMsg^ZVCMSUB(Rtail)
     ※読み込んだ(受信)イベント応答メッセージを分解する[D VCMRESP^ZVCMSUB]
     ※(Revent2):イベント種別
     ※(Rselcnt):テキストの文字数[2008-4-4]
     ※(Rmain):テキストの文字列
     ※(Rkeycode):キーボードイベント時仮想キーコード
     ※(Rshift):シフト状態 0:無し 1:シフト 2:コントロール 4:<ALT>の組み合わせ 
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 [2]エデットコントロール(TEdit)オブジェクトのイベント
      →共通ルーチン【ZVCMEVENT】 
      →共通ルーチン【ZVCMEVENT7】応答イベントコード定数 
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◆ イベントマスクを設定(応答を可にする) 
 ※イベント設定変数を初期化→  D CLEAR^ZVCMEVENT 
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mask0= 2  : (1)マウス左クリックイベント応答(ビット1) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D CLICK^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Click],[Revent1=EV1Click] 
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mask0= 4  : (2)マウス右クリック(ポップアップ)イベント応答(ビット2) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D POPUP^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2RClick],[Revent1=EV1Popup] 
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mask0= 8  : (3)キーボードイベント応答(ビット3)  
 ※イベント設定変数を設定  →  D KEYBORD^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Keybord],[Revent1=EV1Keybord] 
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mask1= 8  : (11)フォーカスを失う時応答(ビット3) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D KILLFOCUS^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Exit],[Revent1=EV1Exit] 
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mask1= 16 : (12)フォーカスを得る時応答(ビット4) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D SETFOCUS^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Enter],[Revent1=EV1Enter] 
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mask2= 64 : (22)マウス左ダブルクリック応答(ビット6) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D LEFTDBL^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2DblClick],[Revent1=EV1DblClick] 
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mask3= 1  : (24)タブの変更/値が変更等(Change)(ビット0) 
 ◆◆ イベントが頻繁に発生しますのでなるべく発生しない設定にしておく ◆◆
 ※イベント設定変数を設定  →  D CHANGE^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Change],[Revent1=EV1Other] 
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 ※イベントマスクを設定       →  D SETEVENT^ZVCMEVENT 
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