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18.ラジオボタン(TRadioButton)の使い方
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[1]ラジオボタン(TRadioButton)オブジェクトの作成
→共通ルーチン【ZVCMRAD】
@予期しない値がセットされていないようにローカル変数を削除します[D KILL^ZVCMSUB]
Aイベントマスクを設定します、例では[V2EVENT^ZVCMRAD]ですが->適切に設定
Brectパラメタを作成します。[D SETRECT^ZVCMRAD]
(x,y,w,h):位置サイズ情報(行桁サイズモードに設定後)
(color):エデットコントロールの色番号(Colorプロパティ)
-->指定なしの場合デフォルトの色
(font):コントロールのフオント番号(Fontプロパティ)
-->指定なしの場合(null)[font=498]のフオントをセット[SETRECTにおいて]
-->0:指定の場合デフォルトのフオント
(keycode):キーボードイベントを発生させる終了キーコードのセット
-->0を指定した場合0番のキーセットを指定した意味
※イベントマスク設定でキーボードイベントを有効に設定しないとキーボードイベントは発生しません
(その他のプロパティ):(zorder,TabOrder,TabStop)...は必要があれば設定します。
※[D SETRECT^ZVCMRAD -> rectstrが作成される
Cラジオボタンコントロールに表示する文字列をeditパラメタに設定します。[editstr]
※[S editstr="ボタン表示する文字列"]
D[D CREATE^ZVCMRAD]で使用されるパラメタを設定する
※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
※[S form=(1〜1023の親フォームのフォーム番号)]
※[S parent=(1〜1023の親コントロールのcid番号)]
※[S group=(0〜32767のグループ番号)]
※[D CREATE^ZVCMRAD]コントロールオブジェクトの作成
Eイベント応答メッセージからラジオボタンボタンが押されたことを感知する
※イベント種別=クリックイベントとフォーカスを失うイベントで処理します
※イベント応答メッセージを読み込む[S RESP=$$ReadMsg^ZVCMSUB(Rtail)
※読み込んだ(受信)イベント応答メッセージを分解する[D VCMRESP^ZVCMSUB]
※(Revent2):イベント種別
※(Rselcnt):0
※(Rselno):0
※(Rmain):ボタンの状態 -> 0:選択無し 1:選択有り
※【注】ボタンの状態は、[フォーカスを失う時応答]では直前の状態です。
※【注】[クリック][フォーカスを得る時応答]が最新の状態です。
※(Rsub):ボタン文字列
※(Rkeycode):キーボードイベント時仮想キーコード
※(Rshift):シフト状態 0:無し 1:シフト 2:コントロール 4:<ALT>の組み合わせ
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[2]ラジオボタン(TRadioButton)オブジェクトのイベント
→共通ルーチン【ZVCMEVENT】
→共通ルーチン【ZVCMEVENT7】応答イベントコード定数
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◆ イベントマスクを設定(応答を可にする)
※イベント設定変数を初期化→ D CLEAR^ZVCMEVENT
※【注】ボタンの状態は、[フォーカスを失う時応答]では直前の状態です。
※【注】[クリック][フォーカスを得る時応答]が最新の状態です。
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mask0= 2 : (1)マウス左クリックイベント応答(ビット1)
※イベント設定変数を設定 → D CLICK^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Click],[Revent1=EV1Click]
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mask0= 4 : (2)マウス右クリック(ポップアップ)イベント応答(ビット2)
※イベント設定変数を設定 → D POPUP^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2RClick],[Revent1=EV1Popup]
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mask0= 8 : (3)キーボードイベント応答(ビット3)
※イベント設定変数を設定 → D KEYBORD^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Keybord],[Revent1=EV1Keybord]
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mask1= 8 : (11)フォーカスを失う時応答(ビット3)
※イベント設定変数を設定 → D KILLFOCUS^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Exit],[Revent1=EV1Exit]
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mask1= 16 : (12)フォーカスを得る時応答(ビット4)
※イベント設定変数を設定 → D SETFOCUS^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Enter],[Revent1=EV1Enter]
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※イベントマスクを設定 → D SETEVENT^ZVCMEVENT
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18-1
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