|目次|前ページ|次ページ|
─────────────────────────────────────
17.チェックボックス(TCheckBox)の使い方
─────────────────────────────────────
[1]チェックボックス(TCheckBox)オブジェクトの作成
→共通ルーチン【ZVCMCKB】
@予期しない値がセットされていないようにローカル変数を削除します[D KILL^ZVCMSUB]
Aイベントマスクを設定します、例では[V2EVENT^ZVCMCKB]ですが->適切に設定
Brectパラメタを作成します。[D SETRECT^ZVCMCKB]
(x,y,w,h):位置サイズ情報(行桁サイズモードに設定後)
(font):コントロールのフオント番号(Fontプロパティ)
-->指定なしの場合(null)[font=498]のフオントをセット[SETRECTにおいて]
-->0:指定の場合デフォルトのフオント
(keycode):キーボードイベントを発生させる終了キーコードのセット
-->0を指定した場合0番のキーセットを指定した意味
※イベントマスク設定でキーボードイベントを有効に設定しないとキーボードイベントは発生しません
(その他のプロパティ):(zorder,TabOrder,TabStop)...は必要があれば設定します。
※[D SETRECT^ZVCMCKB -> rectstrが作成される
Cチェックボックスコントロールに表示する文字列をeditパラメタに設定します。[editstr]
※[S editstr="ボタン表示する文字列"]
D[D CREATE^ZVCMCKB]で使用されるパラメタを設定する
※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
※[S form=(1〜1023の親フォームのフォーム番号)]
※[S parent=(1〜1023の親コントロールのcid番号)]
※[S group=(0〜32767のグループ番号)]
※[S opt=0:グレー表示不可(AllowGrayed=False) 1:グレー表示可能(AllowGrayed=True)
※[S pm1=0,1:チェックボックスの右側に文字列 2,3:左側に文字列(Alignment)
※[D CREATE^ZVCMCKB]コントロールオブジェクトの作成
Eイベント応答メッセージからチェックボックスが押されたことを感知する
※イベント種別=クリックイベントとォーカスを失う,キーボードイベントで処理します
※イベント応答メッセージを読み込む[S RESP=$$ReadMsg^ZVCMSUB(Rtail)
※読み込んだ(受信)イベント応答メッセージを分解する[D VCMRESP^ZVCMSUB]
※(Revent2):イベント種別
※(Rselcnt):0
※(Rselno):ボタンの状態 -> 0:チェック無し 1:チェック有り 2:グレー表示
※[Rmain] :チェック状態(0,1)[2008-4-3]
※(Rsub):ボタン文字列[2008-4-3]
※(Rkeycode):キーボードイベント時仮想キーコード
※(Rshift):シフト状態 0:無し 1:シフト 2:コントロール 4:<ALT>の組み合わせ
─────────────────────────────────────
[2]チェックボックス(TCheckBox)オブジェクトのイベント
→共通ルーチン【ZVCMEVENT】
→共通ルーチン【ZVCMEVENT7】応答イベントコード定数
─────────────────────────────────────
◆ イベントマスクを設定(応答を可にする)
※イベント設定変数を初期化→ D CLEAR^ZVCMEVENT
─────────────────────────────────────
mask0= 2 : (1)マウス左クリックイベント応答(ビット1)
※イベント設定変数を設定 → D CLICK^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Click],[Revent1=EV1Click]
─────────────────────────────────────
mask0= 4 : (2)マウス右クリック(ポップアップ)イベント応答(ビット2)
※イベント設定変数を設定 → D POPUP^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2RClick],[Revent1=EV1Popup]
─────────────────────────────────────
mask0= 8 : (3)キーボードイベント応答(ビット3)
※イベント設定変数を設定 → D KEYBORD^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Keybord],[Revent1=EV1Keybord]
─────────────────────────────────────
mask1= 8 : (11)フォーカスを失う時応答(ビット3)
※イベント設定変数を設定 → D KILLFOCUS^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Exit],[Revent1=EV1Exit]
─────────────────────────────────────
mask1= 16 : (12)フォーカスを得る時応答(ビット4)
※イベント設定変数を設定 → D SETFOCUS^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Enter],[Revent1=EV1Enter]
─────────────────────────────────────
※イベントマスクを設定 → D SETEVENT^ZVCMEVENT
───────────────────────────────────
17-1
|目次|前ページ|次ページ|