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35.スピードボタン(TSpeedButton)の使い方
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[1]スピードボタン(TSpeedButton)オブジェクトの作成
→共通ルーチン【ZVCMSPB】
@予期しない値がセットされていないようにローカル変数を削除します[D KILL^ZVCMSUB]
Aイベントマスクを設定します、例では[V2EVENT^ZVCMSPB]ですが->適切に設定
Brectパラメタを作成します。[D SETRECT^ZVCMSPB]
(x,y,w,h):位置サイズ情報(行桁サイズモードに設定後)
(font):コントロールのフオント番号(Fontプロパティ)
-->指定なしの場合(null)[font=498]のフオントをセット[SETRECTにおいて]
-->0:指定の場合デフォルトのフオント
(その他のプロパティ):(zorder,TabOrder,TabStop)...は必要があれば設定します。
※[D SETRECT^ZVCMSPB -> rectstrが作成される
Cスピードボタンコントロールの作成時プロパティをeditパラメタに設定します。[editstr]
-->[D KILLEDIT^ZVCMSPB]ローカル変数を削除(定義されていないとnullを設定)
※[S caption="ボタン表示する文字列"](&はキーボードアクセラレータ)
※[S bitmap=(ビットマップファイルを指すファイルパス)(所定のフォルダに置いておきます)]
--> floppy.bmp/font.bmp/help.bmp/print.bmp/property.bmp等用意されています。
※[S numbitmap=(ビットマップイメージの個数)(通常2)]
※[S margin=(イメージ又はテキストとボタンの端迄のピクセル(-1:中央))]
※[S transparent=(1:透過 0:非透過)]
※[S layout=レイアウト(1:左端 2:右端 3:上端 4:下端)]
※[S down=(状態(0:押されていない 1:押されている)]
※[S spacing=イメージとテキストの間のピクセル(-1:テキストとボタンの端の中間)]
※[S groupindex=グループ番号(1つのまとまりとして機能)[*]]
-->[*] =0 の場合他のボタンと独立して動作、マウスを離すと押されて
いない状態に戻る
そのようなボタンをクリックするとボタンは押された状態
として表示されマウスのボタンを離すと通常の押されていない
態に戻る
-->[*] >0 マウスを押すと下がったまま、選択ボタンをクリックすると
上がった状態に戻る
2つの状態を持つボタンとして動作させることが出来ます。
-->[*] >0 同じグループ(GroupIndexの値)のボタンは同時には選択出来ない
※[S allowallup=(1:同じグループのボタンを全て同時に解除出来る)]
(0:同じグループのボタンは常に1つが選択されていなければいけない
※[S flat=(1:背景が透過 0:3次元の境界)]
※[D SETEDIT^ZVCMSPB]プロパティパラメタ作成->EDITSTR
※[S editstr=EDITSTR]
D[D CREATE^ZVCMSPB]で使用されるパラメタを設定する
※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
※[S form=(1〜1023の親フォームのフォーム番号)]
※[S parent=(1〜1023の親コントロールのcid番号)]
※[S group=(0〜32767のグループ番号)]
※[D CREATE^ZVCMSPB]コントロールオブジェクトの作成
Eイベント応答メッセージからボタンが押されたことを感知する
※イベント種別=クリックイベントとキーボードイベントで処理します
※イベント応答メッセージを読み込む[S RESP=$$ReadMsg^ZVCMSUB(Rtail)
※読み込んだ(受信)イベント応答メッセージを分解する[D VCMRESP^ZVCMSUB]
※(Revent2):イベント種別
※(Rselno):状態(0:押されていない 1:押されている)
※(Rselcnt):グループ番号
※(Rmain):ボタン文字列
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[2]スピードボタン(TSpeedButton)オブジェクトのイベント
→共通ルーチン【ZVCMEVENT】
→共通ルーチン【ZVCMEVENT7】応答イベントコード定数
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◆ イベントマスクを設定(応答を可にする)
※イベント設定変数を初期化→ D CLEAR^ZVCMEVENT
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mask0= 2 : (1)マウス左クリックイベント応答(ビット1)
※イベント設定変数を設定 → D CLICK^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Click],[Revent1=EV1Click]
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mask0= 4 : (2)マウス右クリック(ポップアップ)イベント応答(ビット2)
※イベント設定変数を設定 → D POPUP^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2RClick],[Revent1=EV1Popup]
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※イベントマスクを設定 → D SETEVENT^ZVCMEVENT
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35-1
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