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55.イメージコントロール(表示面)(TImage)の使い方
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[1]イメージコントロール(表示面)(TImage)オブジェクトの作成
→共通ルーチン【ZVCMIMG】
※(TImage)は親フォーム上にグラフィックイメージを表示します。
※ビットマッブや図形の描画を保持する表示ウィンドウ
※【自分で再描画する必要はありません】
※イメージコントロール(TImage)は(TCanvas)オブジェクトを持っており描画コマンドが使えます
@予期しない値がセットされていないようにローカル変数を削除します[D KILL^ZVCMSUB]
Aイベントマスクを設定します、例では[V2EVENT^ZVCMIMG]ですが->適切に設定
Brectパラメタを作成します。[D SETRECT^ZVCMIMG]
(x,y,w,h):位置サイズ情報(行桁サイズモードに設定後)
(color):エデットコントロールの色番号(Colorプロパティ)
-->指定なしの場合デフォルトの色
(font):コントロールのフオント番号(Fontプロパティ)
-->指定なしの場合(null)[font=501]のVcom のデフォルトサイズフオントをセット[SETRECTにおいて]
-->0:指定の場合デフォルトのフオント
(その他のプロパティ):(zorder,TabOrder,TabStop)...は必要があれば設定します。
※[D SETRECT^ZVCMIMG] -> rectstrが作成される
C[D CREATE^ZVCMIMG]で使用されるパラメタを設定する
※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
※[S form=(1〜1023の親フォームのフォーム番号)]
※[S parent=(1〜1023の親コントロールのcid番号)]
※[S group=(0〜32767のグループ番号)]
※[S pm3=中のコントロールに応じて自動サイズ変更(AutoSize)
0:自動サイズ変更しない
1:自動サイズ変更する
※[D CREATE^ZVCMIMG]コントロールオブジェクトの作成
Dキャンバス描画コマンド
◆※コマンドコードが 1100以上 1199迄の場合は イメージコントロールのキャンバスに
描画されます(その場合コントロール種別をイメージコントロールに設定してください)
◆(キャンバスオブジェクトを作成する必要はありません)
※【(TCanvas)の記述を参照】してください
Eイベント応答メッセージからコントロールの中に表示されているテキストを取得する
※イベント種別=通常イベントは処理しません
※イベント応答メッセージを読み込む[S RESP=$$ReadMsg^ZVCMSUB(Rtail)
※読み込んだ(受信)イベント応答メッセージを分解する[D VCMRESP^ZVCMSUB]
※(Revent2):イベント種別
※(Rselcnt):0
※(Rmain):null
※(Roption):ピクセルX ; ピクセルY ; テキストX ; テキストY
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[2]イメージコントロール(表示面)(TImage)オブジェクトのイベント
→共通ルーチン【ZVCMEVENT】
→共通ルーチン【ZVCMEVENT7】応答イベントコード定数
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◆ イベントマスクを設定(応答を可にする)
※イベント設定変数を初期化→ D CLEAR^ZVCMEVENT
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mask0= 2 : (1)マウス左クリックイベント応答(ビット1)
※イベント設定変数を設定 → D CLICK^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Click],[Revent1=EV1Click]
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mask0= 4 : (2)マウス右クリック(ポップアップ)イベント応答(ビット2)
※イベント設定変数を設定 → D POPUP^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2RClick],[Revent1=EV1Popup]
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mask1= 8 : (11)フォーカスを失う時応答(ビット3)
※イベント設定変数を設定 → D KILLFOCUS^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Exit],[Revent1=EV1Exit]
※ 【通常発生しない】
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mask1= 16 : (12)フォーカスを得る時応答(ビット4)
※イベント設定変数を設定 → D SETFOCUS^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Enter],[Revent1=EV1Enter]
※ 【通常発生しない】
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mask2= 64 : (22)マウス左ダブルクリック応答(ビット6)
※イベント設定変数を設定 → D LEFTDBL^ZVCMEVENT
※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2DblClick],[Revent1=EV1DblClick]
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※イベントマスクを設定 → D SETEVENT^ZVCMEVENT
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55-1
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