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7.拡張シーケンス(ウィンドウ/アイコン/VT52/プロセス起動)
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ESC[W or ESC[0W ---- 全ウィンドウを消去、ウィンドウ操作の使用許可
ESC[1;id;sl;sc;nl;nc W --- ウィンドウの新規作成
ESC[2;id W ---- ウィンドウのクローズ表示停止
ESC[3;id W ---- ウィンドウを最前面に移動
ESC[4;id W ---- ウィンドウを削除(エリアの解放)
ESC[5;id W ---- 一時表示停止中のウィンドウを表示再開
ESC[6;id W ---- ウィンドウを一時表示停止
ESC[7;id;nl;nc W ---- ウィンドウの大きさを変更
ESC[8;id;sl;sc W ---- ウィンドウの表示位置を変更
ESC[9;id W ---- 作成済みウィンドウを最前面に表示
ESC[10;id W ---- ウィンドウの属性の変更
ESC[11;id;sl;sc;nl;nc W -- ウィンドウの新規作成(非表示)
ESC[12 W ---- 最前面のウィンドウを消去
ESC[13 W ---- ウィンドウの枠を表示再開
ESC[14 W ---- ウィンドウの枠を表示停止
ESC[15 W ---- 一時表示停止中の全ウィンドウを表示再開
ESC[16 W ---- 全ウィンドウを一時表示停止
ESC[17;id;id W ---- ウィンドウの複写
ESC[18 W ---- ウィンドウ内のイレーズ属性をカレントの
属性で設定する
ESC[19;id W ---- 作成済みウィンドウを最前面に(非表示)
ESC[20 W ---- ウィンドウ内のイレーズ属性を通常に
ESC[21;id;sl;sc;nl;nc W -- ディスプレイ画面の一部をウィンドウ内に取込
ESC[22;time W ---- ウェイト(n は長さ)
ESC[23;id W ---- ウィンドウ内の文字列を取り出す
(アセンブラ言語又はC言語からのみ可)
ESC[24 W ---- ※※※ESC−vcomプラス使用時は
カレントステージの全ウィンドウ番号を削除
ESC[25;style W ---- n=0 : 窓枠の形は線で隅は角
1 : 窓枠の形は線で隅は丸
ESC[26;id;sl;sc;nl;nc W -- 作成済みウィンドウを最前面に表示
存在しない時は新規に作成する
ESC[27 W ---- ウィンドウアクセスステータス(◎◆■▼
の表示非表示変更
ESC[28 W ---- ウィンドウ内のグラフィックの消去と
復元操作を行うモード
(*)ベース画面表示時のグラフィックが復元されますので
ウィンドウ表示中に描いたグラフィックは復元の対象
とはなりません。
ESC[29 W ---- ウィンドウ内のグラフィックの消去と
復元操作をしないモード
ESC[30 W ---- マウスカーソルの消去(動作しません)
ESC[31 W ---- マウスカーソルの表示
<<<<<<<< メニュー選択色表示用機能 >>>>>>>>>
*** 表示文字はそのままで色など属性のみ変更します。 ***
ESC[32 W ---- CRT画面のアトリビュートをすべてクリア
します(カレントのアトリビュートで)
ESC[33 W ---- カーソルが位置している行のアトリビュートを
左端から右端までクリア
(カレントのアトリビュートで)
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<<<<<<<< ステージ機能 >>>>>>>>>>
◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。
*** ステージごとにウィンドウ番号が管理されます。 ***
ESC[34 W ---- カレントステージの全ウィンドウ番号を
消去及び削除(エリアの解放)
ESC[35;stage W ---- カレントステージの変更
全ウィンドウが同時に消去されます。
stage番号 ==> 0から255までの整数(初期値は0になっています。)
<<<<<<<< バックグランドカラーの指定機能 >>>>>>>>
ESC[36;palet-no W ---- ウィンドウバックグランドカラーの指定
◆◆◆ WINDOWS版では仕様が変更されています。
<<<<<<<< ウィンドウスコープ機能 >>>>>>>>
ESC[37;ID#;map-id#;map-line;map-column W
---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
されたウィンドウのmap-line行map-column桁を
左上端として内容をコピーして表示します。
(ID#で指定されたウィンドウはカレントで
なくて良い、実行後カレントとならない。)
***マッピング表示範囲はウィンドウ全体となります。
ESC[38;ID#;map-id#;map-line;map-column W
---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
されたウィンドウのmap-line行map-column桁を
左上端として内容をコピーして表示します。
(ID#で指定されたウィンドウはカレントで
なければならない、実行後カレントとなる。)
ESC[39;ID#;map-id#;map-line;map-column W
---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
されたウィンドウのmap-line行map-column桁を
左上端として内容をコピーして表示します。
(ID#で指定されたウィンドウはカレントで
なくて良い、実行後カレントとなる。)
ESC[40;ID#;map-id# W ---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
されたウィンドウを自動マップ表示および
書き込みを行う。
(ID#で指定されたウィンドウはカレントで
なくて良い、実行後カレントとなる。)
***さらに、以後のエスケープシーケンスは自動マップモード
なり自動マップ表示および書き込みを行う。
***カレントウィンドウが切り替わったら自動マップモードは
オフとなります。
ESC[41;mode W ---- mode=1 でグラフィックスウィンドウが
自動的に退避されるモードとなります。
ESC[44 W ---- ベースウィンドウの退避データに現在表示されている
画面データを格納する。
ESC[45 ; mode W ---- mode=0 で1〜24ライン幅でウィンドウを動作
mode=1 で1〜25ライン幅でウィンドウを動作
ESC[46 W ---- 枠有り無しモードの退避
ESC[47 W ---- 枠有り無しモードの復元
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ESC[48 ; mode W ----- mode=0 で致命的エラーによる中断アドレスは
変更しない。
mode=1 で致命的エラーによる中断アドレスを
変更して特別のウィンドウに表示する。
(デフォルト)
◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。
ESC[49 ;tg;at;lm W ----- ハードコピープリンタ出力(画面全体)
ESC[50 ;tg;at;lm W ----- ハードコピープリンタ出力(カレントウィンドウ)
ESC[51 ;tg;at;lm;y1;x1;y2;x2 W ----- ハードコピープリンタ出力(範囲指定)
◆◆◆ WINDOWS版ではテキストデータのみ出力可能です。
tg ---- 0,1:テキスト 2:グラフックス 3:テキスト・グラフックス合成画面
at ---- 0:アトリビュート無 1:アトリビュート付
(underline,vertical line,reverse)
lm ---- 左側の余白(ANK characters)
[x1,y1] ---- 左上端の桁、行位置
[x2,y2] ---- 右下端の桁、行位置
ESC[53;id W ----- ウィンドウを最後尾に移動
<<<<<<<< 水平方向スクロール >>>>>>>>
ESC[pt;pb ] ---- 左右方向部分スクロール(マージン設定)
***ウィンドウ毎ではなく全部の窓で同じ範囲となります。
***スクロール範囲は ESC[pt;pb r とで決定される四角形の中です。
ESC[n( ---- 左にnカラムスクロールされます。(ウィンドウ全体)
ESC[n) ---- 右にnカラムスクロールされます。(ウィンドウ全体)
ESC[n- ---- 左にnカラムスクロールされます。(カーソル行のみ)
ESC[n+ ---- 右にnカラムスクロールされます。(カーソル行のみ)
<<<<<<<< カレントウィンドウ以外への書き込みモード >>>>>>>>
ESC[ID# % ---- 指定ウィンドウへの書き込みモードオン
***このモードオンとなりますとコンソール出力は全て
最前面ウィンドウには表示されず指定ウィンドウへ出力されます。
ただし、すぐに画面表示はされません。またエスケープコード
によっては画面上で機能するものもあります。
ESC[% ---- 指定ウィンドウへの書き込みモードオフ
自動マップモードオフ
***通常どうり最前面ウィンドウに出力されます。
エミレータ終了
ESC[! ---- エミレータ終了プログラムを終了する。
◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。
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■各モードについて
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[1]文字挿入/置換モード
挿入モードのセット ESC[4h
置換モードへのリセット ESC[4l
カーソル位置に文字が挿入され、以前にあった文字列は右に
スクロールします。リセットした場合、新しく入力した文字は、
カーソル位置の文字と置き換わります。
[2]改行/ニューラインモード
ニューラインモードのセット ESC[20h
改行モードへのリセット ESC[20l
ニューラインモードをセットするとLFコードが受信されたとき
カーソルは次の行の最初の位置に移動します。RETキーが
押される度にCRコードに続いてLFコードを生成します。
ニューラインモードをリセットするとLFコードが受信されたとき
カーソルは次の行に移りカラム位置は変化しません。
[3]カーソルキーアプリケーションモード
カーソルキーアプリケーションモードにセット ESC[?1h
カーソルキーアプリケーションモードのリセット ESC[?1l
カーソルキーアプリケーションモードをセットすると4個の
カーソルキーは<ESC>OAの様な特殊なユーザ指定の機能を
します。リセットすると<ESC>[Aの様ANSIカーソル
コントロールコードを発生します。
[4]オートラップアラウンド
オートラップアラウンド ESC[?7h
ノーオートラップアラウンド ESC[?7l
セットするとウィンドウの右端を超えてデータが受信されると
自動的に<CR><LF>が受信されたかの様に次行の左端に
表示されます。リセットするとカーソル位置にその文字が表示
されカーソル位置は変化しません。
[5]カーソルオリジンモード
カーソルオリシンモードのセット ESC[?6h
カーソルオリシンモードのリセット ESC[?6l
セットするとカーソルのホームポジションはマージン設定の
最上段左端となります。(上下、左右マージン設定有効)
リセットするとカーソルのホームポジションはマージン位置に
かかわらず、画面の最上段左端となります。
[6]カナ・シフト・モード
※※※ WINDOWS版でも動作します。(22-nov-97記述変更)
キーボードをカナモードにセット ESC[?12h
キーボードを英数字モードにリセット ESC[?12l
セットするとキーボードはカナモードとなり入力されたデータ
はカナコードと解釈されます。
[7]プリンタースルーモード
プリンタースルーモードセット ESC[5i
プリンタースルーモードリセット ESC[4i
セットすると画面には表示されずにプリンターに出力されます。
このとき、漢字コードは自動変換されて表示されます。
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[8] 132/80桁表示モード [09-apr-2000] new!
132桁表示モード ESC[?3h
80桁表示モード ESC[?3l
[補助設定]で132桁表示モードを有効に設定してください。
また132桁表示モードする時のフォントを適切な大きさに
設定しておきそのサブフォント番号を指定しておきます
80桁表示モードでは[標準]フォントで80桁表示となります。
◆◆◆ 元の設定が80桁以外の場合でも80桁表示となります。
[9]エミュレータモード
◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。
エミュレータ動作モード ESC[?999h
MS−DOS動作モード ESC[?999l
通常エミュレータモードになっています。
当該端末エミュレータは双方のエスケープシーケンスコード
を常に受け付けますが重複しているコードについてはこの
モードよって判別します。
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■マウスコントロールエスケープシーケンス
アイコンメニュー選択機能の使用目的
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マウスによるアイコンメニュー選択または、項目選択を行いたい
場合に使用することができます。
アイコンはあらかじめ、グラフィックス、テキストのいずれかで
画面表示しておきます。
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アイコンヒット領域設定用拡張エスケープシーケンス
(マウスボタン押下又は解放にアイコンヒットとなる)
ESC−vcomプラス起動時の次のエスケープシーケンスが
出されています。
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ESC[12;0;2Y --- 左ボタン押下時にアイコンヒットとなる。
***変更したい場合は次のエスケープシーケンスを出して下さい。
ESC[12;0;4Y --左ボタン解放時
ESC[12;0;8Y --右ボタン押下時
ESC[12;0;16Y --右ボタン解放時
***アイコンがヒットされたかはアイコン領域管理テーブルを
最も後にアイコン領域設定されたものからマッチングを
行い最初に該当したものに対してのみホスト側に2桁の
数字が送信される。
ESC[10,1q ---アイコン領域初期化
(設定された全アイコン領域が消去されます。)
ESC[20q ---アイコン領域リセット(無操作)
ESC[2Y ---マウスカーソルオフ
◆◆◆ WINDOWS版では動作しません。
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■アイコンメニュー選択機能の拡張エスケープシーケンス
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ESC[10,1q ---- アイコン領域初期化()
(設定された全アイコン領域が消去されます。)
ESC[20q ---- アイコン領域リセット(無操作)
ESC[98q ---- アイコン領域解除(クローズ)
この時、ヒットされたDCLコマンド指定の
アイコンヒット領域があれば全てについて、
DCLコマンドをホストに送信します。
(設定された全アイコン領域が消去されます。)
ESC[99q ---- アイコン領域解除(クローズ)
(設定された全アイコン領域が消去されます。)
ESC[21,sc,sl,ec,el,n q
--- ウィンドウ画面上でのアイコン領域を設定します。
* カラム位置及びライン位置は、カレントウィンドウ内相対で指定します。
カレントウィンドウが変更されたり、位置サイズが変わっても
アイコンヒット領域はそのままですので、必要ならばクリア後
再セットしてください。
* 96個までのアイコンヒット領域が設定できます。
sc : 左上のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
sl : 左上のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
ec : 右下のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
el : 右下のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
n :ホスト側に送信される2桁の数字
* 正常にアイコン領域が設定された時は、右下に次に作成される
アイコン領域管理テーブルの番号が表示されます。(1〜95)
ESC_21,sc,sl,ec,el,n,DCLコマンド_
--- ウィンドウ画面上でのアイコン領域を設定します。
sc : 左上のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
sl : 左上のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
ec : 右下のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
el : 右下のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
n :ホスト側に送信される2桁の数字
DCLコマンド : アイコン領域解除(クローズ)の時ホスト側に送信
されるDCLコマンド(63文字まで)
* 1度送信されたDCLコマンドは再びアイコンヒット
されなければアイコン領域解除しても送信されません。
ただし、アイコン領域を設定情報は保存されています。
ESC[24;table-number q --- アイコン領域をクリアします。
table-numberは作成順の番号(0〜95)
* 正常にアイコン領域が削除された時は、右下に削除された
アイコン領域管理テーブルの番号が表示されます。
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◆◆◆マウスによるウィンドウメニュー選択機能◆◆◆
(1行毎のメニュー選択が出来プログラミングが簡単です。)
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★★★マウスボタン押下感知条件は
ESC[12;0;p1 Y 又は ESC[13;0;p1 Y で設定してください。
但し、ESC−vcomプラスでは左ボタン押下がデフォルト
として設定されています。ESC−windowでは必ず設定
しなければ動作しません。
★★★カーソルオリジンモードには依存されません。
★★★ESC−vcomプラスではマウス入力とキーボード入力は両方とも
受け付けますので、キーボード入力した時はマウス入力を
<ESC>[4qで解消してください。
ESC[1 q ---- マウスカーソルがカレントウィンドウ内に存在しかつ
指定されたボタンが押されたときに相対行位置を
コンソール応答します。
入力形式は、line-no<CR>
ESC[2 q ---- マウスカーソルがカレントウィンドウ内に存在しかつ
指定されたボタンが押されたときに相対カラム位置を
コンソール応答します。
入力形式は、column-no<CR>
ESC[3 q ---- マウスカーソルがカレントウィンドウ内に存在しかつ
指定されたボタンが押されたときに相対行カラム位置を
コンソール応答します。
入力形式は、line-no<CR> column-no<CR>
ESC[4 q ---- コンソール応答がボタン押下毎に有効のとき指定を解除
コンソール応答は禁止されます。
ESC[5;mode q ---- マウスボタン押下感知範囲の指定
mode=0 のとき上下、左右マージン指定の内側
mode=1 のときカレントウィンドウの内側
ESC[6;mode q ---- マウスボタン押下感知の仕様の変更指定
mode=0 のときコンソール応答は一回のみ有効
mode=1 のときコンソール応答はボタン押下毎に有効
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■VT52エスケープシーケンス
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ESC A --------- cursor up
ESC B --------- cursor down
ESC C --------- cursor right
ESC D --------- cursor left
ESC F --------- enter "graphic" mode (¥)
ESC G --------- exit "graphic" mode (backslash)
ESC H --------- cursor home
ESC J --------- erase to end of screen
ESC K --------- erase to end of line
ESC Y line column ------ direct cursor address
line#1 = sp line#2 = ! ... line#25 = 8
column#1 = sp column#2 = ! ... column#80 = o
ESC Z --------- identify ==> ESC / Z is response
ESC : --------- set keybord kana
ESC ; --------- set keybord ASCII
ESC = --------- enter alternate keypad mode
ESC > --------- exit alternate keypad mode
ESC < --------- enter ANSI mode (only VT52 mode)
ESC ^ --------- enter auto print mode
ESC _ --------- exit auto print mode
ESC W --------- enter printer control mode
ESC X --------- exit printer control mode
ESC ] --------- print screen
ESC V --------- print cursor line
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カーソルキー発生コード
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カーソルキー ANSI-mode cursor-key-mode VT52-mode
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↑ <ESC>[A <ESC>OA <ESC>A
↓ <ESC>[B <ESC>OB <ESC>B
→ <ESC>[C <ESC>OC <ESC>C
← <ESC>[D <ESC>OD <ESC>D
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テンキー発生コード
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テンキー ANSI-numeric-mode VT52-numeric-mode
ANSI-application-mode VT52-application-mode
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0 0 <ESC>Op 0 <ESC>?p
1 1 <ESC>Oq 1 <ESC>?q
2 2 <ESC>Or 2 <ESC>?r
3 3 <ESC>Os 3 <ESC>?s
4 4 <ESC>Ot 4 <ESC>?t
5 5 <ESC>Ou 5 <ESC>?u
6 6 <ESC>Ov 6 <ESC>?v
7 7 <ESC>Ow 7 <ESC>?w
8 8 <ESC>Ox 8 <ESC>?x
9 9 <ESC>Oy 9 <ESC>?y
PF1 <ESC>OP <ESC>OP <ESC>P <ESC>P
PF2 <ESC>OQ <ESC>OQ <ESC>Q <ESC>Q
PF3 <ESC>OR <ESC>OR <ESC>R <ESC>R
PF4 <ESC>OS <ESC>OS <ESC>S <ESC>S
- - <ESC>Om - <ESC>?m
, , <ESC>Ol , <ESC>?l
. . <ESC>On . <ESC>?n
ENTER <CR> <ESC>On <CR> <ESC>?M
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■リモートPC(MS−DOS)の操作
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★★★WINDOWS版では仕様が変更拡張されています。
ESC @ MS-DOSコマンドストリング <CR>
◆◆◆ホストコンピュータからMS−DOSコマンドを実行出来ます。
MS−DOSの実行ファイルを実行する場合は、予めPIFエディタで
.PIFファイルを用意しておく必要があります。
フルスクリーンかWINDOWの中で動作するかどうかなど注意深く
検討した上で設定してください。
◆◆◆その際、XXX.PIFの様に指定してください。
非WINDOWSアプリケーションの場合プログラム情報ファイル
(PIF)があるときは、それによりウィンドウの状態が決まります。
◆◆◆さらに、WINDOWS版では、WINDOWSアプリケーションの
実行が可能です。
◆◆◆環境変数PATHが有効となりますので必要であれば設定しておいて
ください。
[例]<esc>@VCOM5.PIF<CR> → version5の起動
[例]<esc>@DRAW.EXE<CR> → WINDOWSアプリケーションの起動
[例]<esc>@DOSCMD.BAT<CR> → MS-DOSコマンド列の実行
DOSCMD.BAT に cd "a:\Program Files" → 長いファイル名の記述
dir a: の様に設定しておきます
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◆◆◆通常@ABの手順でプログラミングすると良いでしょう。
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■@<ESC>%89;sw spF で動作スタイルが設定できます。
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sw 説明
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0 ウィンドウを隠す。windowsのリストの
最初のウィンドウをアクティブにする。
1 ウィンドウをアクティブにして表示する。
ウィンドウが最小化または、最大化されている
場合は、以前の位置とサイズに戻す。
2 ウィンドウをアクティブにして最小化する。
3 ウィンドウをアクティブにして最大化する。
4 以前に表示されたの位置とサイズでウィンドウを
表示するがアクティブなウィンドウは変更しない。
5 現在の位置とサイズでウィンドウをアクティブに
して表示する。
6 ウィンドウを最小化する。windowsのリストの
最初のウィンドウをアクティブにする。
7 ウィンドウを表示して最小化する。現在アクティブな
ウィンドウはアクティブのまま。
8 ウィンドウを表示するが、アクティブなウィンドウ
は変更しない。
9 ウィンドウをアクティブにして表示する。
ウィンドウが最小化または、最大化されている
場合は、以前の位置とサイズに戻す。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■A<ESC>@コマンドライン<CR>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■B<ESC>%90 spF でエラーコードが取得できます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[値]<CR> が応答されます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
0 メモリが足りない。
2 ファイルが見つからない。
3 パスが見つからない。
5 タスクのダイナミックリンクを試みている。
6 ライブラリが各タスクに対して個別のデータ
セグメントを要求している。
10 Windowsのバージョンが違う。
11 Windowsの.EXEファイルでない。
12 OS/2のアプリケーションである。
13 DOS4.0のアプリケーションである。
14 .EXEファイルがない。
15 Windowsの以前のバージョン用に作成
された.EXEファイルをロードしようとした。
16 書き込み可能データセグメントを含む第二の
.EXEファイルをロードしようとした。
17 共有不能なDLLにリンクしている第二の
インスタンスをロードしようとした。
18 リアルモードで、プロテクトモードだけで動作
するアプリケーションをロードしようとした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆spは、1スペースです。
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7−10
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