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  7.拡張シーケンス(ウィンドウ/アイコン/VT52/プロセス起動)
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 ESC[W or ESC[0W       ---- 全ウィンドウを消去、ウィンドウ操作の使用許可
 ESC[1;id;sl;sc;nl;nc W --- ウィンドウの新規作成
 ESC[2;id W            ---- ウィンドウのクローズ表示停止
 ESC[3;id W            ---- ウィンドウを最前面に移動
 ESC[4;id W            ---- ウィンドウを削除(エリアの解放)
 ESC[5;id W            ---- 一時表示停止中のウィンドウを表示再開
 ESC[6;id W            ---- ウィンドウを一時表示停止
 ESC[7;id;nl;nc W      ---- ウィンドウの大きさを変更
 ESC[8;id;sl;sc W      ---- ウィンドウの表示位置を変更
 ESC[9;id W            ---- 作成済みウィンドウを最前面に表示
 ESC[10;id W           ---- ウィンドウの属性の変更
 ESC[11;id;sl;sc;nl;nc W -- ウィンドウの新規作成(非表示)
 ESC[12 W              ---- 最前面のウィンドウを消去
 ESC[13 W              ---- ウィンドウの枠を表示再開
 ESC[14 W              ---- ウィンドウの枠を表示停止
 ESC[15 W              ---- 一時表示停止中の全ウィンドウを表示再開
 ESC[16 W              ---- 全ウィンドウを一時表示停止
 ESC[17;id;id W        ---- ウィンドウの複写
 ESC[18 W              ---- ウィンドウ内のイレーズ属性をカレントの
                            属性で設定する
 ESC[19;id W           ---- 作成済みウィンドウを最前面に(非表示)
 ESC[20 W              ---- ウィンドウ内のイレーズ属性を通常に
 ESC[21;id;sl;sc;nl;nc W -- ディスプレイ画面の一部をウィンドウ内に取込
 ESC[22;time W         ---- ウェイト(n は長さ)
 ESC[23;id W           ---- ウィンドウ内の文字列を取り出す
                           (アセンブラ言語又はC言語からのみ可)
 ESC[24 W              ---- ※※※ESC−vcomプラス使用時は
                            カレントステージの全ウィンドウ番号を削除
 ESC[25;style W        ---- n=0 : 窓枠の形は線で隅は角
                              1 : 窓枠の形は線で隅は丸

 ESC[26;id;sl;sc;nl;nc W -- 作成済みウィンドウを最前面に表示
                            存在しない時は新規に作成する
 ESC[27 W              ---- ウィンドウアクセスステータス(◎◆■▼
                           の表示非表示変更
 ESC[28 W              ---- ウィンドウ内のグラフィックの消去と
                            復元操作を行うモード
             (*)ベース画面表示時のグラフィックが復元されますので
                   ウィンドウ表示中に描いたグラフィックは復元の対象
                   とはなりません。
 ESC[29 W              ---- ウィンドウ内のグラフィックの消去と
                            復元操作をしないモード
 ESC[30 W              ---- マウスカーソルの消去(動作しません)
 ESC[31 W              ---- マウスカーソルの表示

    <<<<<<<<   メニュー選択色表示用機能   >>>>>>>>>

   ***  表示文字はそのままで色など属性のみ変更します。 ***

 ESC[32 W              ---- CRT画面のアトリビュートをすべてクリア
                            します(カレントのアトリビュートで)
 ESC[33 W              ---- カーソルが位置している行のアトリビュートを
                            左端から右端までクリア
                            (カレントのアトリビュートで)
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    <<<<<<<<   ステージ機能    >>>>>>>>>>

◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。

   ***  ステージごとにウィンドウ番号が管理されます。  ***
 ESC[34 W              ---- カレントステージの全ウィンドウ番号を
                            消去及び削除(エリアの解放)
 ESC[35;stage W        ---- カレントステージの変更
                            全ウィンドウが同時に消去されます。
     stage番号 ==> 0から255までの整数(初期値は0になっています。)

    <<<<<<<< バックグランドカラーの指定機能  >>>>>>>>

 ESC[36;palet-no W     ---- ウィンドウバックグランドカラーの指定
◆◆◆ WINDOWS版では仕様が変更されています。

    <<<<<<<< ウィンドウスコープ機能   >>>>>>>>

 ESC[37;ID#;map-id#;map-line;map-column W   
                       ---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
                            されたウィンドウのmap-line行map-column桁を
                            左上端として内容をコピーして表示します。
                            (ID#で指定されたウィンドウはカレントで
                            なくて良い、実行後カレントとならない。)
    ***マッピング表示範囲はウィンドウ全体となります。
 ESC[38;ID#;map-id#;map-line;map-column W   
                       ---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
                            されたウィンドウのmap-line行map-column桁を
                            左上端として内容をコピーして表示します。
                            (ID#で指定されたウィンドウはカレントで
                            なければならない、実行後カレントとなる。)
 ESC[39;ID#;map-id#;map-line;map-column W  
                       ---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
                            されたウィンドウのmap-line行map-column桁を
                            左上端として内容をコピーして表示します。
                            (ID#で指定されたウィンドウはカレントで
                            なくて良い、実行後カレントとなる。)
 ESC[40;ID#;map-id# W  ---- ID# で指定されたウィンドウに map-id で指定
                            されたウィンドウを自動マップ表示および
                            書き込みを行う。
                            (ID#で指定されたウィンドウはカレントで
                            なくて良い、実行後カレントとなる。)
        ***さらに、以後のエスケープシーケンスは自動マップモード
              なり自動マップ表示および書き込みを行う。
        ***カレントウィンドウが切り替わったら自動マップモードは
              オフとなります。
 ESC[41;mode W  ---- mode=1 でグラフィックスウィンドウが
                     自動的に退避されるモードとなります。
 ESC[44 W  ---- ベースウィンドウの退避データに現在表示されている
                画面データを格納する。
 ESC[45 ; mode W  ---- mode=0 で1〜24ライン幅でウィンドウを動作 
                       mode=1 で1〜25ライン幅でウィンドウを動作
 ESC[46 W  ---- 枠有り無しモードの退避
 ESC[47 W  ---- 枠有り無しモードの復元

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 ESC[48 ; mode W ----- mode=0 で致命的エラーによる中断アドレスは
                              変更しない。
                       mode=1 で致命的エラーによる中断アドレスを
                              変更して特別のウィンドウに表示する。
                              (デフォルト)
◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。

 ESC[49 ;tg;at;lm W ----- ハードコピープリンタ出力(画面全体)

 ESC[50 ;tg;at;lm W ----- ハードコピープリンタ出力(カレントウィンドウ)

 ESC[51 ;tg;at;lm;y1;x1;y2;x2 W ----- ハードコピープリンタ出力(範囲指定)
◆◆◆ WINDOWS版ではテキストデータのみ出力可能です。
       tg ---- 0,1:テキスト 2:グラフックス 3:テキスト・グラフックス合成画面
       at ---- 0:アトリビュート無 1:アトリビュート付
               (underline,vertical line,reverse)
       lm ---- 左側の余白(ANK characters)
       [x1,y1] ---- 左上端の桁、行位置
       [x2,y2] ---- 右下端の桁、行位置
 ESC[53;id W        ----- ウィンドウを最後尾に移動

    <<<<<<<< 水平方向スクロール  >>>>>>>>

 ESC[pt;pb ]           ---- 左右方向部分スクロール(マージン設定)
    ***ウィンドウ毎ではなく全部の窓で同じ範囲となります。
    ***スクロール範囲は ESC[pt;pb r とで決定される四角形の中です。

 ESC[n(     ---- 左にnカラムスクロールされます。(ウィンドウ全体)
 ESC[n)     ---- 右にnカラムスクロールされます。(ウィンドウ全体)
 ESC[n-     ---- 左にnカラムスクロールされます。(カーソル行のみ)
 ESC[n+     ---- 右にnカラムスクロールされます。(カーソル行のみ)

    <<<<<<<< カレントウィンドウ以外への書き込みモード  >>>>>>>>

 ESC[ID# %             ---- 指定ウィンドウへの書き込みモードオン
    ***このモードオンとなりますとコンソール出力は全て
          最前面ウィンドウには表示されず指定ウィンドウへ出力されます。
          ただし、すぐに画面表示はされません。またエスケープコード
          によっては画面上で機能するものもあります。
 ESC[%                 ---- 指定ウィンドウへの書き込みモードオフ
                            自動マップモードオフ
    ***通常どうり最前面ウィンドウに出力されます。

    エミレータ終了

 ESC[!                 ---- エミレータ終了プログラムを終了する。
◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。
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               7−3
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  ■各モードについて 
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 [1]文字挿入/置換モード
       挿入モードのセット    ESC[4h  
       置換モードへのリセット  ESC[4l  
       カーソル位置に文字が挿入され、以前にあった文字列は右に
       スクロールします。リセットした場合、新しく入力した文字は、
       カーソル位置の文字と置き換わります。

 [2]改行/ニューラインモード
       ニューラインモードのセット ESC[20h   
       改行モードへのリセット   ESC[20l   
       ニューラインモードをセットするとLFコードが受信されたとき  
       カーソルは次の行の最初の位置に移動します。RETキーが  
       押される度にCRコードに続いてLFコードを生成します。
       ニューラインモードをリセットするとLFコードが受信されたとき
       カーソルは次の行に移りカラム位置は変化しません。

 [3]カーソルキーアプリケーションモード 
       カーソルキーアプリケーションモードにセット  ESC[?1h  
       カーソルキーアプリケーションモードのリセット ESC[?1l  
       カーソルキーアプリケーションモードをセットすると4個の 
       カーソルキーは<ESC>OAの様な特殊なユーザ指定の機能を
       します。リセットすると<ESC>[Aの様ANSIカーソル
       コントロールコードを発生します。

 [4]オートラップアラウンド 
       オートラップアラウンド       ESC[?7h  
       ノーオートラップアラウンド     ESC[?7l  
       セットするとウィンドウの右端を超えてデータが受信されると 
       自動的に<CR><LF>が受信されたかの様に次行の左端に 
       表示されます。リセットするとカーソル位置にその文字が表示 
       されカーソル位置は変化しません。

 [5]カーソルオリジンモード
       カーソルオリシンモードのセット   ESC[?6h  
       カーソルオリシンモードのリセット  ESC[?6l  
       セットするとカーソルのホームポジションはマージン設定の  
       最上段左端となります。(上下、左右マージン設定有効)  
       リセットするとカーソルのホームポジションはマージン位置に
       かかわらず、画面の最上段左端となります。

 [6]カナ・シフト・モード     
       ※※※ WINDOWS版でも動作します。(22-nov-97記述変更)
       キーボードをカナモードにセット    ESC[?12h  
       キーボードを英数字モードにリセット  ESC[?12l  
       セットするとキーボードはカナモードとなり入力されたデータ
       はカナコードと解釈されます。

 [7]プリンタースルーモード
       プリンタースルーモードセット     ESC[5i  
       プリンタースルーモードリセット    ESC[4i  
       セットすると画面には表示されずにプリンターに出力されます。
       このとき、漢字コードは自動変換されて表示されます。
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 [8] 132/80桁表示モード [09-apr-2000] new!
       132桁表示モード        ESC[?3h  
       80桁表示モード         ESC[?3l  
       [補助設定]で132桁表示モードを有効に設定してください。
       また132桁表示モードする時のフォントを適切な大きさに  
       設定しておきそのサブフォント番号を指定しておきます 
       80桁表示モードでは[標準]フォントで80桁表示となります。
◆◆◆ 元の設定が80桁以外の場合でも80桁表示となります。

 [9]エミュレータモード
◆◆◆ WINDOWS版では利用できません。
       エミュレータ動作モード        ESC[?999h  
       MS−DOS動作モード        ESC[?999l  
       通常エミュレータモードになっています。   
       当該端末エミュレータは双方のエスケープシーケンスコード  
       を常に受け付けますが重複しているコードについてはこの
       モードよって判別します。
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    ■マウスコントロールエスケープシーケンス

     アイコンメニュー選択機能の使用目的
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━
      マウスによるアイコンメニュー選択または、項目選択を行いたい
      場合に使用することができます。
      アイコンはあらかじめ、グラフィックス、テキストのいずれかで
      画面表示しておきます。
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━
      アイコンヒット領域設定用拡張エスケープシーケンス
      (マウスボタン押下又は解放にアイコンヒットとなる)

     ESC−vcomプラス起動時の次のエスケープシーケンスが
     出されています。
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     ESC[12;0;2Y    --- 左ボタン押下時にアイコンヒットとなる。

        ***変更したい場合は次のエスケープシーケンスを出して下さい。
                        ESC[12;0;4Y  --左ボタン解放時
                        ESC[12;0;8Y  --右ボタン押下時
                        ESC[12;0;16Y --右ボタン解放時
        ***アイコンがヒットされたかはアイコン領域管理テーブルを
              最も後にアイコン領域設定されたものからマッチングを
              行い最初に該当したものに対してのみホスト側に2桁の
              数字が送信される。

     ESC[10,1q      ---アイコン領域初期化
                       (設定された全アイコン領域が消去されます。)
     ESC[20q        ---アイコン領域リセット(無操作)
     ESC[2Y         ---マウスカーソルオフ
           ◆◆◆ WINDOWS版では動作しません。
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     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ■アイコンメニュー選択機能の拡張エスケープシーケンス 
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ESC[10,1q         ---- アイコン領域初期化()
                       (設定された全アイコン領域が消去されます。)
 ESC[20q           ---- アイコン領域リセット(無操作)
 ESC[98q           ---- アイコン領域解除(クローズ)
                        この時、ヒットされたDCLコマンド指定の
                        アイコンヒット領域があれば全てについて、
                        DCLコマンドをホストに送信します。
                       (設定された全アイコン領域が消去されます。)
 ESC[99q           ---- アイコン領域解除(クローズ)
                       (設定された全アイコン領域が消去されます。)
 ESC[21,sc,sl,ec,el,n q    
                   --- ウィンドウ画面上でのアイコン領域を設定します。
  * カラム位置及びライン位置は、カレントウィンドウ内相対で指定します。
     カレントウィンドウが変更されたり、位置サイズが変わっても  
     アイコンヒット領域はそのままですので、必要ならばクリア後  
     再セットしてください。
  * 96個までのアイコンヒット領域が設定できます。  
        sc : 左上のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
        sl : 左上のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
        ec : 右下のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
        el : 右下のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
        n  :ホスト側に送信される2桁の数字  
  * 正常にアイコン領域が設定された時は、右下に次に作成される 
        アイコン領域管理テーブルの番号が表示されます。(1〜95)

 ESC_21,sc,sl,ec,el,n,DCLコマンド_    
                    --- ウィンドウ画面上でのアイコン領域を設定します。
        sc : 左上のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
        sl : 左上のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
        ec : 右下のカラム位置(1〜ウィンドウカラム幅)
        el : 右下のライン位置(1〜ウィンドウライン幅)
        n  :ホスト側に送信される2桁の数字
        DCLコマンド : アイコン領域解除(クローズ)の時ホスト側に送信
                   されるDCLコマンド(63文字まで)
  * 1度送信されたDCLコマンドは再びアイコンヒット
        されなければアイコン領域解除しても送信されません。
        ただし、アイコン領域を設定情報は保存されています。

 ESC[24;table-number q   --- アイコン領域をクリアします。
                             table-numberは作成順の番号(0〜95)
  * 正常にアイコン領域が削除された時は、右下に削除された
        アイコン領域管理テーブルの番号が表示されます。
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     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          ◆◆◆マウスによるウィンドウメニュー選択機能◆◆◆
       (1行毎のメニュー選択が出来プログラミングが簡単です。)
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       ★★★マウスボタン押下感知条件は
             ESC[12;0;p1 Y 又は  ESC[13;0;p1 Y で設定してください。
             但し、ESC−vcomプラスでは左ボタン押下がデフォルト
             として設定されています。ESC−windowでは必ず設定
             しなければ動作しません。

       ★★★カーソルオリジンモードには依存されません。

       ★★★ESC−vcomプラスではマウス入力とキーボード入力は両方とも
             受け付けますので、キーボード入力した時はマウス入力を
             <ESC>[4qで解消してください。

 ESC[1 q          ---- マウスカーソルがカレントウィンドウ内に存在しかつ
                       指定されたボタンが押されたときに相対行位置を
                       コンソール応答します。
       入力形式は、line-no<CR>

 ESC[2 q          ---- マウスカーソルがカレントウィンドウ内に存在しかつ
                       指定されたボタンが押されたときに相対カラム位置を
                       コンソール応答します。
       入力形式は、column-no<CR>

 ESC[3 q          ---- マウスカーソルがカレントウィンドウ内に存在しかつ
                       指定されたボタンが押されたときに相対行カラム位置を
                       コンソール応答します。
       入力形式は、line-no<CR> column-no<CR>

 ESC[4 q          ---- コンソール応答がボタン押下毎に有効のとき指定を解除
                       コンソール応答は禁止されます。

 ESC[5;mode q     ---- マウスボタン押下感知範囲の指定
                       mode=0 のとき上下、左右マージン指定の内側
                       mode=1 のときカレントウィンドウの内側

 ESC[6;mode q     ---- マウスボタン押下感知の仕様の変更指定
                       mode=0 のときコンソール応答は一回のみ有効
                       mode=1 のときコンソール応答はボタン押下毎に有効
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               7−7
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   ■VT52エスケープシーケンス
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ESC A  --------- cursor up      
ESC B  --------- cursor down    
ESC C  --------- cursor right   
ESC D  --------- cursor left    
ESC F  --------- enter "graphic" mode (¥)  
ESC G  --------- exit "graphic" mode  (backslash)   
ESC H  --------- cursor home    
ESC J  --------- erase to end of screen    
ESC K  --------- erase to end of line      
ESC Y line column ------ direct cursor address     
          line#1 = sp line#2 = ! ... line#25 = 8   
          column#1 = sp column#2 = ! ... column#80 = o   
ESC Z  --------- identify  ==> ESC / Z is response   
ESC :  --------- set keybord kana    
ESC ;  --------- set keybord ASCII   
ESC =  --------- enter alternate keypad mode   
ESC >  --------- exit  alternate keypad mode   
ESC <  --------- enter ANSI mode (only VT52 mode)   
ESC ^  --------- enter auto print mode     
ESC _  --------- exit auto print mode      
ESC W  --------- enter printer control mode    
ESC X  --------- exit  printer control mode    
ESC ]  --------- print screen       
ESC V  --------- print cursor line  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カーソルキー発生コード
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カーソルキー  ANSI-mode  cursor-key-mode    VT52-mode   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
↑      <ESC>[A         <ESC>OA         <ESC>A    
↓      <ESC>[B         <ESC>OB         <ESC>B    
→      <ESC>[C         <ESC>OC         <ESC>C    
←      <ESC>[D         <ESC>OD         <ESC>D    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─────────────────────────────────────
               7−8
─────────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
テンキー発生コード
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
テンキー ANSI-numeric-mode    VT52-numeric-mode        
            ANSI-application-mode   VT52-application-mode  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
0        0    <ESC>Op         0         <ESC>?p   
1        1    <ESC>Oq         1         <ESC>?q   
2        2    <ESC>Or         2         <ESC>?r   
3        3    <ESC>Os         3         <ESC>?s   
4        4    <ESC>Ot         4         <ESC>?t   
5        5    <ESC>Ou         5         <ESC>?u   
6        6    <ESC>Ov         6         <ESC>?v   
7        7    <ESC>Ow         7         <ESC>?w   
8        8    <ESC>Ox         8         <ESC>?x   
9        9    <ESC>Oy         9         <ESC>?y   
PF1  <ESC>OP  <ESC>OP       <ESC>P      <ESC>P    
PF2  <ESC>OQ  <ESC>OQ       <ESC>Q      <ESC>Q    
PF3  <ESC>OR  <ESC>OR       <ESC>R      <ESC>R    
PF4  <ESC>OS  <ESC>OS       <ESC>S      <ESC>S    
-        -    <ESC>Om         -         <ESC>?m   
,        ,    <ESC>Ol         ,         <ESC>?l   
.        .    <ESC>On         .         <ESC>?n   
ENTER  <CR>   <ESC>On        <CR>       <ESC>?M   
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  ■リモートPC(MS−DOS)の操作 
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  ★★★WINDOWS版では仕様が変更拡張されています。

 ESC @ MS-DOSコマンドストリング <CR>   

  ◆◆◆ホストコンピュータからMS−DOSコマンドを実行出来ます。
    MS−DOSの実行ファイルを実行する場合は、予めPIFエディタで
    .PIFファイルを用意しておく必要があります。
    フルスクリーンかWINDOWの中で動作するかどうかなど注意深く
    検討した上で設定してください。

  ◆◆◆その際、XXX.PIFの様に指定してください。
    非WINDOWSアプリケーションの場合プログラム情報ファイル
    (PIF)があるときは、それによりウィンドウの状態が決まります。

  ◆◆◆さらに、WINDOWS版では、WINDOWSアプリケーションの
    実行が可能です。

  ◆◆◆環境変数PATHが有効となりますので必要であれば設定しておいて
    ください。

 [例]<esc>@VCOM5.PIF<CR> → version5の起動
 [例]<esc>@DRAW.EXE<CR>  → WINDOWSアプリケーションの起動 
 [例]<esc>@DOSCMD.BAT<CR> → MS-DOSコマンド列の実行 
    DOSCMD.BAT に cd "a:\Program Files" → 長いファイル名の記述 
                   dir a:      の様に設定しておきます 
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               7−9
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◆◆◆通常@ABの手順でプログラミングすると良いでしょう。
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  ■@<ESC>%89;sw spF で動作スタイルが設定できます。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     sw    説明
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     0     ウィンドウを隠す。windowsのリストの
           最初のウィンドウをアクティブにする。
     1     ウィンドウをアクティブにして表示する。
           ウィンドウが最小化または、最大化されている
           場合は、以前の位置とサイズに戻す。
     2     ウィンドウをアクティブにして最小化する。
     3     ウィンドウをアクティブにして最大化する。
     4     以前に表示されたの位置とサイズでウィンドウを
           表示するがアクティブなウィンドウは変更しない。
     5     現在の位置とサイズでウィンドウをアクティブに
           して表示する。
     6     ウィンドウを最小化する。windowsのリストの
           最初のウィンドウをアクティブにする。
     7     ウィンドウを表示して最小化する。現在アクティブな
           ウィンドウはアクティブのまま。
     8     ウィンドウを表示するが、アクティブなウィンドウ
           は変更しない。
     9     ウィンドウをアクティブにして表示する。
           ウィンドウが最小化または、最大化されている
           場合は、以前の位置とサイズに戻す。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ■A<ESC>@コマンドライン<CR>
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ■B<ESC>%90 spF  でエラーコードが取得できます。
          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          [値]<CR>   が応答されます。
          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     0     メモリが足りない。
     2     ファイルが見つからない。
     3     パスが見つからない。
     5     タスクのダイナミックリンクを試みている。
     6     ライブラリが各タスクに対して個別のデータ
           セグメントを要求している。
     10    Windowsのバージョンが違う。
     11    Windowsの.EXEファイルでない。
     12    OS/2のアプリケーションである。
     13    DOS4.0のアプリケーションである。
     14    .EXEファイルがない。
     15    Windowsの以前のバージョン用に作成
           された.EXEファイルをロードしようとした。
     16    書き込み可能データセグメントを含む第二の
           .EXEファイルをロードしようとした。
     17    共有不能なDLLにリンクしている第二の
           インスタンスをロードしようとした。
     18    リアルモードで、プロテクトモードだけで動作
           するアプリケーションをロードしようとした。
            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◆◆◆spは、1スペースです。
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               7−10
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