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9.独自の拡張シーケンス(WINDOWS版)
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◇◇◇拡張エスケープシーケンスの御使用にあたって◇◇◇

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1.機能追加(9-33,9-34参照) 
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 ■32bitモードに於いて長いファイル名を カレントドライブ に選択するなどの 
   拡張エスケープシーケンスで動作しませんでした、このバージョンから 32bit用の 
   エスケープシーケンスを新設しました。(ver2.422a/ver3.522a以降で有効) 
       <esc>%%nnn;pathname <control/A> F  
 ※短いファイル名(16bit用)であれば従来のエスケープシーケンスでも動作します。 
  長いファイル名とは、 \Program Files  などのような例です。 
 ■COMデバイスの実行時オープン/クローズ(ver5.305以降) 
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2.セットアップ
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  (1)COM1ポートのセットアップ(ホストとの通信ライン)
     コントロールF8を押すとセットアップ画面があらわれます。
     ファイル保存をしますと、補助機能、拡張ポートのセットアップ情報
     も保存されます。(ファイル名はESCVCOM.ESC)
  (2)補助機能のセットアップ
     コントロールF10を押すとセットアップ画面があらわれます。
  (3)COM2ポートのセットアップ
     シフトF8を押すとセットアップ画面があらわれます。
     COM2の通信速度等をそれぞれセットアップしてください。
  ★★★COM2が装備されていないのに「初期化する」としないでください。
  ★★★セットアップファイルESCVCOM.ESCに格納されます。
  ☆☆☆日本語漢字コード変換機能は
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    ホスト(COM1)内部コード 拡張ポート(COM2)
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     シフトJIS              シフトJIS
     DEC漢字 ←→ シフトJIS ←→  DEC漢字 
     JIS(A)              JIS(A)
     JIS(B)              JIS(B)
     拡張UNIXコード(EUC)      EUC
     SuperDEC漢字 ←→   ←→  SuperDEC漢字 
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 ★★★拡張ポートについてはDEC漢字のときは、<ESC>|と<ESC>}
    のみで制御します。(キャラクタセットの制御は感知しません。)
 ★★★JIS(A)のシフトコードは<ESC>$@と<ESC>(H
 ★★★JIS(B)のシフトコードは<ESC>$Bと<ESC>(J
 ★★★JIS(A)JIS(B)ともに、受信では両方を認識します。
 ★★★送信バッファサイズはセットアップに依存。
 ◆◆◆送信側フロー制御有のときホストから<D3>が送られてから
 ◆◆◆<D1>が受信されていない時、D3 と左下隅に表示されます。
 ◆◆◆さらに、送信バッファがフルになったら fu と左下隅に表示されます。
 ◆◆◆このとき、コントロールf10キーで、送信バッファをクリアして、
 ◆◆◆ 送信可能状態にできます。 ca と左下隅に表示されます。
    (COM2は1〜2カラム目に表示)
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               9−1
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3.ESC−vcomプラス・プラス用操作キー
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  (1)デバイス解除
     シフトPF1
     *キーボードからの入力モードに強制変更
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4.オンラインモードのファイルREAD,WRITE
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  input open MS−DOS file で、ホストに送信のとき、
    ファイル     →→      通信
    --------            ------
    <CR><LF>            <CR>
    <FF>               <FF><CR>
    <CONTROL/Z>または、end of file <CONTROL/Z><CR>
    
  ★★★ホスト側はNOECHOで受信する。
  ★★★1メッセージ単位で受信する。
  output open MS−DOS fileでホストから受信のとき、
    ファイル     ←←      通信
    --------            -------
    <CR><LF>            <CR><LF>
    <FF>               <FF>
    <CONTROL/Z>           close時
  ★★★端末側では画面にECHO表示されないで受信する。
  ★★★ホスト側では表示WIDTHによる自動<CR><LF>に
     注意してください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
   ◆◆◆ ESC−vcomプラス・プラス拡張仕様 ◆◆◆
   ◇◇◇ 拡張エスケープシーケンス一覧表 ◇◇◇
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  ESC−vcomプラス・プラスではホストプログラムによる
  リモートファイルアクセス機能、デバイスコントロール機能 
  MS−DOSファンクションリクエストインターフェイス機能
  編集入力インターフェイス機能をサービスします。
☆☆☆RS232C拡張ポートのセットアップはシフトPF8でおこないます。
※※※[御注意]
★★★リターン値を正しく受信するためには、
   プログラミングで、拡張仕様エスケープシーケンスを出す前に、
   キーボードロックを(<ESC>[2h)予め送信してから
   次に、全入力バッファが空になるまで1文字読みで読み捨てて下さい。
   すべて終了したらキーボードロックを解消します。
   (<ESC>[2l)
   MS−DOSファンクリョンリクエストについては、リターン値の
   再送や文字長を受信して確かめることができます。
   ファイル転送およびRS232C拡張ポート、プリンターに関す
   エスケープシーケンスについては利用できません。
   ダウンロードについては<CR><LF>までの長さで確認できます。
   アップロードについては<CR><LF>までの長さと再送で確認
   できます。
   ☆☆☆アップロード時ホスト側のプログラムによって予めエコーを
      オフにしておかなければなりません。
      (ECHOされた文字は画面に全て表示されます。)
   ★★★ファイル転送を強制解消するにはシフトF1キーをキーボードから
      タイプします。
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              9−2
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◆ ファイル転送およびRS232C拡張ポート、プリンター
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  (1)input open MS−DOS file
     入力をキーボードからファイルに切り替える。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%1 ; filename sp F  

      filename : device:¥directory¥filename.filetype  
      [例]A:¥vcompp¥INPUT.DAT  
    リターン値  
      0 <CR>  : 正常にオープンされた。
      1 <CR>  : ファイルが見つからない等のエラー
   ─────────────────────────────────
    ☆☆☆ファイルオープン後ホストより <CR><LF> を送出する毎に
       1レコード分(<CR><LF>までのデータ)がPCから送られて
       きます。この方法によって同期がとられホストのリングバッファ
       がオーバーフローしないようにすることが出来ます。
       ただし、1レコード(<CR><LF>までのデータ)の長さが、
       ホストのリングバッファサイズよりも大きくならないように
       する必要があります。
       (ホストのターミナルドライバーがホストフロー制御が可
       ならば、セットアップによって回避できます。)

    ☆☆☆<CR><LF>の送出タイミングで
       <BS>の送出によって1レコード前に位置づける。
       <control/A>の送出によってファイルの先頭に位置づける。
       <control/B>の送出によってファイルの終端に位置づける。
       (最後のレコードに位置づけるにはその後に<BS>を送出)
       <control/K>の送出によって1レコード次に位置づける。
       <control/L>の送出によって現在位置づけられている1レコードの
            バイト長さと<CR>をホストに送ります。
            (1レコード次に位置づけることになります。)
       (<CR>を除いて漢字シフトインシフトアウトコードも
        除く長さです。日本語コードは2バイトとして数えます。)
       <CR><LF>の送出は現在位置づけられている1レコードの文字列と
            <CR>をホストに送ります。
            (1レコード次に位置づけることになります。)

    ☆☆☆各レコードは<CR><LF>で区切られたプリンタブルなアスキーデータ
       (日本語を含んでも良い)でファイルの終端(EOF)は
       <CR><LF>に続く<control/Z>(1AH)でなければなりません。

    ☆☆☆☆ホスト側のプログラムによって予めエコーをオフにして
      おかなければなりません。
     (ECHOされた文字は画面に全て表示されます。)

    ★★★ファイル名の先頭1文字が数字の時は頭に+を付加する。
    ★★★シフトF1キーのみキーボードから感知する。
    ★★★ユーザ定義文字の変換(区単位/個別コード)もされます。
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              9−3
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  (2)output open MS−DOS file 
     出力を画面からファイルに切り替える。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%2 ; filename sp F 
      リターン値 
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : エラー
   ─────────────────────────────────
    ☆☆端末フロー制御で同期
    ★★★ファイル名の先頭1文字が数字の時は頭に+を付加する。
    ★★★シフトF1キーのみキーボードから感知する。
    ★★★事前にホスト側でNOECHOにしてからこのエスケープ
       シーケンスを出力してください。
    ★★★ユーザ定義文字の変換(区単位/個別コード)もされます。
     
  (3)extend open MS−DOS file
     出力を画面からファイルに切り替える。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%3 ; filename sp F
      リターン値
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : ファイルが見つからない等のエラー
   ─────────────────────────────────
    ★★★ファイル名の先頭1文字が数字の時は頭に+を付加する。
    ★★★シフトF1キーのみキーボードから感知する。
    ★★★事前にホスト側でNOECHOにしてからこのエスケープ
       シーケンスを出力してください。
    ★★★ユーザ定義文字の変換(区単位/個別コード)もされます。

  (4)close MS−DOS file 
     入出力をファイルから画面、キーボードに切り替える。 ─
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%4 sp F 
      リターン値 
       0 <CR>  : 正常にクローズされた。
       1 <CR>  : クローズ時またはリード、ライト時にエラー
              が発生した。
   ─────────────────────────────────
  (5)RS232C第2第3回線
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%5 ; line ; mode ; timer sp F   入出力開始
     入出力を画面、キーボードからRS232C第2第3回線に切り替える。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%6 sp F  入出力終了通常のモードに戻る
     line : 1<->4 回線(COM1,COM2,COM3,COM4)
     mode : 0 又は省略のとき入力バッファデータをクリアして入力する。
     ---- : 1 のとき既入力バッファデータからも読みこむ
      timer : version 3.522a以降で有効 
              telnet 接続時 0<->6000 1/100sec単位のブロッキングタイマー値
   ─────────────────────────────────
      *漢字コードは端末エミュレータのセットアップに依存します。
      *シフトF1キーのみキーボードから感知する。
    ※※※ホストとの通信回線が、TCP/IPのときは、事前にご連絡
       ください。(動作しない訳ではありませんが注意が必要です。)
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              9−4
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  (6)RS232C第2第3回線(スルー)
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%8 ;line;mode;timer sp F   入出力開始
     入出力を画面、キーボードからRS232C第2第3回線に切り替える。
    <ESC>%6 spF  入出力終了通常のモードに戻る
     line : 1<->4 回線(COM1,COM2,COM3,COM4)
     mode : 0 又は省略のとき、入力バッファデータをクリアして入力する。
     ---- : 1 のとき、既入力バッファデータからも読みこむ
      timer : version 3.522a以降で有効 
              telnet 接続時 0<->6000 1/100sec単位のブロッキングタイマー値

   *漢字コード変換はしません。*シフトF1キーのみキーボードから感知する。
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  (7)output open MS−DOS file
     出力を画面からファイルに切り替える。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%9 ; filename sp F  [通常のモード]
    <ESC>%9 ;1; filename spF [メッセージ長を返すモード]
     リターン値
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : エラー
   ─────────────────────────────────
    ☆☆ホストより<CR><LF>受信すると端末側から
      <CR>を送信することにより同期をとる。
    ★★[メッセージ長を返すモード]の時、<CR><LF>を除いたバイト
      長(日本語シフトインシフトアウトも除く)と<CR>をホストに
      送信します。
    ★★★ファイル名の先頭1文字が数字の時は頭に+を付加する。
    ★★★シフトF1キーのみキーボードから感知する。
    ★★★事前にホスト側でNOECHOにしてからこのエスケープ
       シーケンスを出力してください。
    ★★★ユーザ定義文字の変換(区単位/個別コード)もされます。
      
  (8)extend open MS−DOS file
     出力を画面からファイルに切り替える。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%10 ; filename sp F  [通常のモード]
    <ESC>%10 ;1; filename sp F[メッセージ長を返すモード]
     リターン値
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : ファイルが見つからない等のエラー
   ─────────────────────────────────
    ☆☆ホストより<CR><LF>受信すると端末側から
      <CR>を送信することにより同期をとる。
    ★★[メッセージ長を返すモード]の時、<CR><LF>を除いたバイト
      長(日本語シフトインシフトアウトも除く)と<CR>をホストに
      送信します。
    ★★★ファイル名の先頭1文字が数字の時は頭に+を付加する。
    ★★★シフトF1キーのみキーボードから感知する。
    ★★★事前にホスト側でNOECHOにしてからこのエスケープ
       シーケンスを出力してください。
    ★★★ユーザ定義文字の変換(区単位/個別コード)もされます。
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              9−5
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  (9)printer dos−call
     出力を画面からプリンターに切り替える。(バーコードプリンター用) 
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%11 sp F    プリンターに切替(漢字のみ変換される) 
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%13 sp F    プリンターに切替(無変換) [05-sep-98] 
   ─────────────────────────────────
    ★★★<ESC>%6 sp Fが出力されるまで有効。

  (10)接続機器情報転送 
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%12 ;line sp F   入力開始
   ─────────────────────────────────
     line : 1<->4 回線(COM1,COM2,COM3,COM4)
    ★★★接続機器情報文字列は拡張ポートセットアップで行う。
       ^A^B^Cなどはコントロールコードとみなします。
       日本語は設定できません。
    ★★★ファイル保存するとESCVCOM.ESCに
       /PF25=... /PF26=...でセイブされます。

  (11)リスポンスモード
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%20 ;mode sp F 
     mode : 0 リスポンス有りモード(デフォルト)
     ---- : 1 リスポンス無しモード
   ─────────────────────────────────
    ★★★リターン値をホストに返すかどうかの設定です。

  (12)printer (pass all)
     出力を画面からプリンターに切り替える。
     (DECプリンター用)(無変換)
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%13 sp F
   ─────────────────────────────────
    ★★★<ESC>%6 sp Fが出力されるまで有効。

 ※(13)input open MS−DOS binary file
      16進数表示のアスキーコードに変換されて送信されます。
      [例]012ABCDで30313241424344に変換
   ─────────────────────────────────
  <ESC>%31 ; filename sp F [通常のモード]
  <ESC>%31 ; mode ; filename sp F [オプション]
     mode : bit0=1[メッセージ長を返すモード]
     mode : bit1=1[BCCを返すモード]
     mode : bit2=1[CRCを返すモード]
     mode : bit5=1[エラーステータスを返すスモード]
  <ESC>%31;5;filename spF[メッセージ長とCRCを返すモード]
   ─────────────────────────────────
  すぐに、<STX><0><LF><filename><EOT><CRC><CR>が返送されます。
  その時、<ACK>をホストから送信すれば次のリターン値を返します。
  <NCK>を送信すれば上記メッセージを再送します。
  <CAN>を送信すれば通常の端末エミュレータモードにリセットされます。
  他の文字コードは読み捨てられます。この時指定されているタイマー値以内に
  <ACK>を受信できなければ端末エミュレータモードにリセットされます。
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              9−6
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    リターン値  
      0 <CR>  : 正常にオープンされた。
      1 <CR>  : ファイルが見つからない等のエラー
   ─────────────────────────────────
    ☆☆☆ファイルオープン後ホストより<ACK>を送出する毎に
       ※[1メッセージ単位]がPCから送られてきます。
    ☆☆☆要求文字数の指定は L要求文字数<CR>要求文字数はバイナリ変換
       後の長さです。(デフォルトは80文字)
    ★★★ファイルの終端を読んだ時は<EOT>の代わりに
       <control/z>と<EOT>がPCから送られてきます。
    ★★★BCC,CRCは<STX>...<EOT>について計算します。
       (<STX><EOT>含む)
    ★★★メッセージ長を返すモードの時、ファイル出力バイト長と
       <CR>をホストに送信します。
    ☆☆☆BCC,CRCを返すモードの時、続けてBCC<CR>又は
       CRC<CR>が送られてきます。
    ★★★メッセージ長は、<STX><EOT>含む長さです。
    ★★★<NCK>受信すると※[1メッセージ単位]を再送します。

 ※(14)output open MS−DOS binary file
      16進数表示のアスキーコードをバイナリ変換して格納されます。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%32 ; filename sp F  [通常のモード]
    <ESC>%32 ; mode ; filename sp F  [オプション]
     mode : bit0=1[メッセージ長を返すモード]
     mode : bit1=1[BCCを返すモード]
     mode : bit2=1[CRCを返すモード]
     mode : bit3=1[CRC付きで受信するモード]
     mode : bit4=1[BCC付きで受信するモード]
     mode : bit5=1[エラーステータスを返すスモード]
     mode : bit6=1[CRC/BCC付きで受信するモードで再送不可モード]
   ─────────────────────────────────
     リターン値   
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : エラー
   ─────────────────────────────────
  すぐに、<STX><0><LF><filename><EOT><CRC><CR>が返送されます。
  その時、<ACK>をホストから送信すれば次のリターン値を返します。
  <NCK>を送信すれば上記メッセージを再送します。
  <CAN>を送信すれば通常の端末エミュレータモードにリセットされます。
  他の文字コードは読み捨てられます。この時指定されているタイマー値以内に
  <ACK>を受信できなければ端末エミュレータモードにリセットされます。
    ☆☆ホストより※[1メッセージ単位]を受信すると端末側から
      <ACK>を送信することにより同期をとる。
    ☆☆正しい場合は<ACK>エラーの場合は<NCK>を返送し再送が
      可能です。
    ★★<ACK>又は<NCK>に続き以下のメッセージが返送される。
    ★★[メッセージ長を返すモード]の時、ファイル出力バイト長
      と<CR>をホストに送信します。
    ★★[CRCを返すモード]/[BCCを返すモード]の時、CRC4
      バイトと<CR>/BCC4バイトと<CR>をホストに送信します。
    ★★[CRC付きで受信するモード]の時、※[1メッセージ単位]中に
      <CRC4バイト>が含まれます。
    ★★データ長はバイナリ変換後で256まで可能
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              9−7
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 ※(15)extend open MS−DOS binary file
      16進数表示のアスキーコードをバイナリ変換して格納されます。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%33 ; filename sp F  [通常のモード]
    <ESC>%33 ; mode ; filename sp F  [オプション]
   ─────────────────────────────────
     リターン値   ※※※<CR>が送出されます。
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : ファイルが見つからない等のエラー
   ─────────────────────────────────
  すぐに、<STX><0><LF><filename><EOT><CRC><CR>が返送されます。
  その時、<ACK>をホストから送信すれば次のリターン値を返します。
  <NCK>を送信すれば上記メッセージを再送します。
  <CAN>を送信すれば通常の端末エミュレータモードにリセットされます。
  他の文字コードは読み捨てられます。この時指定されているタイマー値以内に
  <ACK>を受信できなければ端末エミュレータモードにリセットされます。
    ☆☆ホストより※[1メッセージ単位]を受信すると端末側から
      <ACK>を送信することにより同期をとる。
    ★★[メッセージ長を返すモード]の時、ファイル出力バイト長
      と<CR>をホストに送信します。
    ★★メッセージ長は、<STX><EOT>含む長さです。
    ★★[メッセージ長を返すモード]の時、ファイル出力バイト長
      と<CR>をホストに送信します。
    ★★[CRC付きで受信するモード]の時、※[1メッセージ単位]中に
      <CRC4バイト>が含まれます。
      正しい場合は<ACK>エラーの場合は<NCK>を返送し再送が
      可能です。
    ★★データ長はバイナリ変換後で256まで可能

 ※(16)input open MS−DOS file
      対象はアスキーファイルで無変換で転送しますので、コントロール
      コードが含まれていると正しく転送できない場合があります。
   ─────────────────────────────────
  <ESC>%41 ; filename sp F [通常のモード]
  <ESC>%41 ; mode ; filename sp F [オプション]
     mode : bit0=1[メッセージ長を返すモード]
     mode : bit1=1[BCCを返すモード]
     mode : bit2=1[CRCを返すモード]
     mode : bit5=1[エラーステータスを返すスモード]
  <ESC>%41 ;33; filename spF
            [メッセージ長とエラーステータスを返すモード]
   ─────────────────────────────────
    リターン値 
      0 <CR>  : 正常にオープンされた。
      1 <CR>  : ファイルが見つからない等のエラー
   ─────────────────────────────────
  すぐに、<STX><0><LF><filename><EOT><CRC><CR>が返送されます。
  その時、<ACK>をホストから送信すれば次のリターン値を返します。
  <NCK>を送信すれば上記メッセージを再送します。
  <CAN>を送信すれば通常の端末エミュレータモードにリセットされます。
  他の文字コードは読み捨てられます。この時指定されているタイマー値以内に
  <ACK>を受信できなければ端末エミュレータモードにリセットされます。
─────────────────────────────────────
              9−8
─────────────────────────────────────
    ☆☆☆ファイルオープン後ホストより<ACK>を送出する毎に
       ※[1メッセージ単位]がPCから送られてきます。
    ★★★ファイルの終端を読んだ時は<EOT>の代わりに
       <control/z>と<EOT>がPCから送られてきます。
    ☆☆☆データ中に<CR><LF>が含まれている場合があります。
    ★★★<NCK>受信すると※[1メッセージ単位]を再送します。
 
 ※(14)output open MS−DOS file 
      対象はアスキーファイルで無変換で転送しますので、コントロール
      コードが含まれていると正しく転送できない場合があります。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%42 ; filename sp F  [通常のモード]
    <ESC>%42 ; mode ; filename sp F  [オプション]
   ─────────────────────────────────
  すぐに、<STX><0><LF><filename><EOT><CRC><CR>が返送されます。
  その時、<ACK>をホストから送信すれば次のリターン値を返します。
  <NCK>を送信すれば上記メッセージを再送します。
  <CAN>を送信すれば通常の端末エミュレータモードにリセットされます。
  他の文字コードは読み捨てられます。この時指定されているタイマー値以内に
  <ACK>を受信できなければ端末エミュレータモードにリセットされます。
   ─────────────────────────────────
     リターン値   ※※※<CR>が送出されます。
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : エラー
   ─────────────────────────────────
    ☆☆ホストより※[1メッセージ単位]受信すると端末側から
      <ACK>を送信することにより同期をとる。
    ★★[CRC付きで受信するモード]の時、※[1メッセージ単位]中に
      <CRC4バイト>が含まれます。正しい場合は<ACK>エラーの
      場合は<NCK>を返送し再送が可能です。
    ★★(データ長は256まで可)

 ※(15)extend open MS−DOS file 
      対象はアスキーファイルで無変換で転送しますので、コントロール
      コードが含まれていると正しく転送できない場合があります。
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%43 ; filename sp F  [通常のモード]
    <ESC>%43 ; mode ; filename sp F  [オプション]
   ─────────────────────────────────
  すぐに、<STX><0><LF><filename><EOT><CRC><CR>が返送されます。
  その時、<ACK>をホストから送信すれば次のリターン値を返します。
  <NCK>を送信すれば上記メッセージを再送します。
  <CAN>を送信すれば通常の端末エミュレータモードにリセットされます。
  他の文字コードは読み捨てられます。この時指定されているタイマー値以内に
  <ACK>を受信できなければ端末エミュレータモードにリセットされます。
   ─────────────────────────────────
     リターン値   ※※※<CR>が送出されます。
       0 <CR>  : 正常にオープンされた。
       1 <CR>  : ファイルが見つからない等のエラー
   ─────────────────────────────────
    ☆☆ホストより※[1メッセージ単位]受信すると端末側から
      <ACK>を送信することにより同期をとる。
    ★★[CRC付きで受信するモード]の時、※[1メッセージ単位]中に
      <CRC4バイト>が含まれます。正しい場合は<ACK>エラーの
      場合は<NCK>を返送し再送が可能です。
    ★★(データ長は256まで可)
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─────────────────────────────────────
◆ ウィンドウデータファイル、イメージデータファイル
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 ※※※WINDOWS版では、以下の仕様は全て使用できません。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ─────────────────────────────────
  (1)ウィンドウデータファイル読み込む(WINDOWS版では使用不可)
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%21 ;wno;filename sp F
     リターン値
       0 <CR>  : 正常に終了
       1 <CR>  : エラー
     wno : ウィンドウ番号
   ─────────────────────────────────
    ★★★ イメージウィンドウデータを持ったウィンドウ番号
       はテキストとイメージデータの両方がロードされます。
    ★★★ ウィンドウ番号が0の時はファイル名に格納された際の
       番号でロードされます。
     filename : 退避されたウィンドウデータが格納されている
          パス名とファイル名
  (2)ウィンドウデータファイル格納(WINDOWS版では使用不可)
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%22 ;wno;filename sp F 
     リターン値
       0 <CR>  : 正常に終了
       1 <CR>  : エラー
     wno : ウィンドウ番号
     filename : ウィンドウデータを退避する格納先の
          パス名とファイル名
   ─────────────────────────────────
    ★★★ イメージウィンドウデータを持ったウィンドウ番号
       はテキストとイメージデータの両方がセイブされます。
  (3)イメージデータファイル読み込む(WINDOWS版では使用不可)
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%23 ;imgno;filename sp F
     リターン値
       0 <CR>  : 正常に終了
       1 <CR>  : エラー
     imgno : イメージデータ番号
   ─────────────────────────────────
    ★★★ イメージデータ番号が0の時はファイル名に格納された際の
       番号でロードされます。
     filename : 退避されたイメージデータが格納されている
          パス名とファイル名
   ─────────────────────────────────
  (4)イメージデータファイル格納(WINDOWS版では使用不可)
   ─────────────────────────────────
    <ESC>%24 ;imgno;filename sp F 
     リターン値
       0 <CR>  : 正常に終了
       1 <CR>  : エラー
     imgno : イメージデータ番号
     filename : イメージデータを退避する格納先の
          パス名とファイル名
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