|戻る| ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇◇ 外字【ユーザ定義文字コード】の利用についての説明です。◇◇◇ 1999-01-02 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ───────────────────── ■Windows拡張文字の利用(ver3.587a以降) ───────────────────── ※※Windows拡張文字とは (区点コード) (シフトJIS) (1)Window外字 → 9501-11494 F040-F9FC (2)NEC選定IBM拡張文字 → 8901- 9294 ED40-EEFC (3)IBM拡張文字 → 11501-11912 FA3F-FC4B ◆ DEC 又は SuperDEC 漢字コードの時(Windows拡張文字の利用)機能追加 DEC外字コードは暗黙のうちにWindow外字コードに変換します。 (外字フォントダウンロードを表示しないモードでのみ) (A121<->F040,...,F9A1<->ED40[NEC選定],C521<->FA40[IBM拡張文字]に対応) ただし外字(1),外字(2),外字(3)は指定のとうりに変換されます。 外字(1)=A121-A17E,外字(2)=A221-A27E,外字(3)=A321-A37Eに設定 ※送信時変換と受信時変換で処理を修正しました。 ※Windowsプリンタ出力とファイル転送でも変換されます。 ※dosプリンタ出力では外字1外字2外字3の3区のみ変換されます。 ※setupのダウンロード外字で(従来モード)にする必要があります。 ◆ シフトjis漢字コードの(Windows拡張文字の利用)について[従来から可能] ※Windows拡張文字の利用ができます ※Windowsプリンタ出力とファイル転送でも変換されます。 ※dosプリンタ出力では外字1外字2外字3の3区のみ変換されます。 ただし外字(1),外字(2),外字(3)はDOSV標準に設定します。 ───────────────────── ■ダウンロード外字表示機能(ver3.587a以降) ───────────────────── ※※このモードでは受信/送信時外字文字コードは正しく変換されません。 あくまで表示上でのサポートです ※※ダウンロード外字とは (区点コード) (シフトJIS) (1)通常漢字 → 0101- 9494 8140-EAA4 (2)ダウンロード外字 → 0101- 9494 シフトJISコード対応無し(変換不可能) ◆ ダウンロード外字表示機能追加(DEC又はSuperDEC漢字コードの時) DEC外字フォントダウンロードシーケンス(vt282)を受信して 画面に表示可能に変更しました。(SETUPで設定が必要) ※ダウンロードシーケンスを受信すると25行目右端にコードを アスキー文字2文字で表示します。 ※画面とWindowsプリンタ出力とサブフォント画面表示は可能です。 ※dosプリンタ出力とファイル転送は出来ません。(注意!) 設定により DECダウンロード外字フォント保存用ファイルが利用出来ます。 ファイル名は GAIJFNT.ESC で カレントディレクトリに作成されます。 (設定で無し/読込のみ/読み書きが選択可能) ◆ シフトjis 又は euc 漢字コードのダウンロード外字表示機能 ※<esc><O><先頭バイト><2バイト目>と出力するとダウンロード外字 とみなします。(eucでは<esc>Oは<ss3>でも認識します) ※ダウンロード外字コード領域は <!><!>から<~><~>までです。 ※<esc><O><!><!>のように4文字を出力します。 ※画面とWindowsプリンタ出力とサブフォント画面表示は可能です。 ※dosプリンタ出力とファイル転送は出来ません。(注意!) ──────────────── ■関連する【SETUP】設定について ──────────────── ダウンロード外字 ※dos/Winプリンタ ☆外字個別変換 ☆外字1-7F21 ☆外字2-8021 ☆外字3-8121 Windows(JISコード)で 7F21〜7F7E(区点/9501-9594)を外字(1) Windows(JISコード)で 8021〜807E(区点/9601-9694)を外字(2) Windows(JISコード)で 8121〜817E(区点/9701-9794)を外字(3)として それぞれ、ホストで使用する別なコード域に自動変換します。 JISコードの2バイト目は変換しません。 ホストの外字コード域を最高3区(区点コード)までエミュレータの画面 で表示可能です。 (1)シフトJISの時は、 DOS/V標準と設定すると、外字(1)外字(2)外字(3) それぞれそのままのコードでSJISコード変換されます。 JISコード域で選択するとそれに対応したシフトJISコード変換されます。 (2)DECまたはSuperDECコードの時は、A121〜A17E(DEC外字の01区), A221〜A27E(02区),A321〜A37E(03区)などに設定します。 (3)EUC,JISコードの時は、 JISコード域で選択するとそれに対応したコード変換されます。 ※プリンター機種 <--[補助設定] ※dosプリンタ出力時のプリンター機種を設定します。 ☆個別コード1 ☆個別コード2 ☆個別コード3 ※Windows上の外字フォントが正しく設定されているかここで確認してください。 ──────────────────── ■Windows外字/dos外字のフォントの作成について ──────────────────── (1)画面表示用とWindowsプリンタ出力用のフォントの作成 ユーザ定義文字のフォントの作成は[日本語入力]グループの[外字エディ] で行ってください。 (2)DOSプリンタ出力フォントの作成(DOSプリンタで外字を使用する時のみ) フォントの作成はUSRFNT(DOS/V)で行ってください。 フォントの作成はUSKCGM(PC98)で行ってください。 ───────────────────── ■DOSプリンタ出力フォントの登録について ───────────────────── (1)ESCP/J84プリンタ DOS/Vでは、プリンタドライバーが外字を印字する時毎に777E に外字フォントを登録しては印字する様になっています。 PC98では、USKESCP.EXEで、7721〜777Eに 外字(1)の外字フォントを登録しておきます。この際印字可能な 外字は外字(1)のみで外字(2)外字(3)は印字できません。 (2)PR−201Hプリンタ PC98では、MS−DOS起動時にUSKCGMが、 7621〜767Eと7721〜777Eに外字(1)外字(2) の外字フォントを登録しておきます。 外字(3)は2D21〜2D7Eに変換されます。 DOS/VではUSKCGV.EXEで 7621〜767Eと7721〜777Eに外字(1)外字(2) の外字フォントを登録しておきます。 (3)その他のプリンタ システムに依存します。(通常DOS/Vではプリンタドライバーが ダイナミックに外字フォントを登録します。) ──────────── ■個別外字変換について ──────────── ※区コード単位の変換に加えて個別外字コード毎にホストの変換コードを指定 して利用する機能が用意されていますが、WINDOWS版では、 ノンサポートとして結果を保証しません。 ※指定の方法として、 ◆DEC漢字コード,SuperDEC漢字コードの時は、 A121〜A17E,A221〜A27E,A321〜A37Eの様に DEC外字コードを指定してください。 ◆SJIS,JIS,EUCコードの時は、 既にJISコードで文字が割り当てられていない区コード域を指定して 外字変換を利用してください。もしも、不正なコード域のコードを指定 した場合は正しく外字変換が行われないので御注意ください。 ───────────────────── ■ユーザ定義文字コードの有効範囲について ───────────────────── ◆ホストからホストの外字コードを受した時、端末は端末側の外字コードに 外字変換してWinodws登録フォントによる画面表示をします。 ◆キーボードから日本語変換入力により端末側の外字コードを送信した時 ホストに送信されるのは、外字変換されたホストの外字コードです。 ◆コントロールP9キーによるファイル送信時にも外字変換がおこなわれます。 ◆コントロールF5キーによるファイル受信時にも外字変換がおこなわれます。 ◆拡張エスケープシーケンスによるファイル送信/ファイル受信の場合にも 外字変換がおこなわれます。 ◆プリンタ出力については、既に上記に記述いたしました。 ────────────────── ■3バイト系の外字コードについて ────────────────── ※この端末エミュレータでは2バイト系の外字コードと3バイト系の 外字コードの区別はしていません。 したがって、全て2バイト系の外字コードとして扱われます。 ※ 但し[SETUP]で[ダウンロード外字]有効に設定すると<ss3>や<esc><O>で ダウンロード外字シングルシフトとなります。 ─────────────────────────── ■Windows95/98/NTでvcom提供の外字フォント登録について ─────────────────────────── @画面表示用/Windowsプリンタのフォントの作成 ※WINDOWS3.1で提供された、USERFONT.FON(vcomで提供)を WINDOWS95用の外字フォントファイル、EUDCに変換する。 【アクセサリ】を選択して【外字エディタ】をダブルクリックしてください。 【外字エディタ】で、外字フォントファイルの取り込みができます。 ¥WINDOWS¥EUDC.EUF ¥WINDOWS¥EUDC.TTEが作成されます。 ※DOS/V用のWINDOWS95での、MS−DOS画面では、 WINDOWS95用の外字フォントファイルが利用されます。 APC98で外字を利用する(98dosプリンタ) PC98では、USKCGMを利用して、プリンタ(PR201H)に、 ユーザ定義文字コードのフォント登録が必要です。 USKCGM USKCG24.SYS/P ※外字フォントファイル【USKCG16.SYS】【USKCG24.SYS】 と【USKCGM.EXE】で登録したものを使用します。 ※プリンタの電源をいれてから少なくとも1回以上実行してください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |戻る|