2001/12/16 谷村有美 赤坂BLITZ
LOVE LIVE LIFE Party x2
1F立見 整理番号A18
三浦敏孝
miura@computer.org

●入場まで

例によって整理番号順の入場になるわけだが、次の分類があった。

- チケットの整理番号にプレフィックスがなく番号だけのもの
- 番号の前にAのあるもの
- 番号の前にBのあるもの
- 2階席
- 当日券

で、最初に入場すべく呼ばれた「アルファベットがなく数字だけの
整理番号」というのが延々600人もいた。

番号が小さくて喜んでいたのがぬか喜びに終わってしまった。

入場すると、もはや仕切りの柵にはことごとく人が張り付いていて
隙間がなかったので、体力の消耗を覚悟して前の方の隙間へ。

さすがに谷村の客層は私より背の高い人が多く、見やすくはない。

●開演

オープニングは次の曲を組み合わせてリミックスで作られたもの。

- しあわせについて。
- 花を咲かせましょう
- Hello, My Friends!

バンドメンバーに続いて谷村登場。襟や袖に幅の狭いフリルのつい
た真っ赤なワンピース。スカートの下の方の部分が二重になってい
て、上の層がシースルーになっている。背中は殆ど開いていない。

なんかギターの似合わない服装。

髪型は、エクステンションだろうか、左右に大きくひろがった感じ。
何と説明してよいかわからないのだが。

1. DESTINATION 〜Over the Rainbow 虹の彼方へ〜

いつもながら、谷村のギター、指弾きなのね。結構音量出てるよう
に聞こえるのだが、不思議な感じ。

2. 一番大好きだった

ぱぱん、ぱぱん。覚えてたぞ。何か久しぶりな曲。
サックスの後をバイオリンが完全に埋めているのだな。

(MC)

挨拶。長くなるからあとに、と言いつつ長話。
メンバー紹介。ベースとドラムが新メンバー。キーボード森村さん
の超絶技巧「モントゥーノ」を披露。

3. もうすぐあなたが帰ってくる

なんか懐かしい。しかし地声で歌ってるの聞くとなんか複雑だ。
「もうすぐ」の「ぐ」のあとで息を抜くところを味わうなんてとて
もかなわない。

4. 最後のKISS

条件反射、ではなく、腕振りをするということを思い出す。
なので出遅れもあり。

5. 真実の花

歌い出して2フレーズくらいで歌詞が抜けて、演奏を止める。
「『最後のKISS』に続いて『真実の花』のイントロでございました」
一生懸命首をひねって考え込んで思い出す。「いわゆる」、ね。

(MC)

「間違えることはないんですけどねえ。他の曲はボロボロになるん
だけど」

オープニングがスペシャルだったという話。

6. フラジャイル

ここでこれをやるか。エンジンかかってからにして欲しいんだけど
な、この曲は。結構ファルセットで頑張ってるんだけど、やっぱり
きついねえ。

7. プロミス〜約束〜

ピアノ弾き語り。例によって自分で突っ込みながら。途中の話が長
くなるとどこまで行ったか忘れたり。

8. 朝は朝 嘘は嘘

おーっ。懐かしい、懐かしい。ずいぶんとためながらためながら。
なんか会場で歌ってる客がいるぞ。やめてやめて。音の薄い曲でや
られると目立つから。

(MC)

マキシシングル「エントランス」のジャケット写真の話。知ってい
る人の「誰、これ?」と知らない人の「誰、これ?」の違いに笑う。

9/11の同時テロのとき、ちょうどハワイにいたらしい。足止めを食っ
ている間に暖かい歌が歌いたくなってSomething Elseの今井千尋と
まことに曲作りを依頼した話。

振り付けを考えてきたらしく、客に向かって長い長い振り付け指導。
(笑)

9. エントランス

曲に入ろうとしたところで森村さんが持ち場から離れていて慌てて
戻る一幕も。

10. 一緒に暮らそう

ボーカルとのオブリガートをやるからバイオリンの存在感が強いね、
この曲は。

11. 好きこそ物の上手なれ

サックスがバイオリンに置き換わって非常に印象の変わった曲のひ
とつ。

12. はじめの一歩
13. ベストセラー
14. A-RA-WA

(MC)

最近のメディアへの執筆活動の告知。キーボードマガジンで連載を
始めた。

ギターを持ってきたローディーに「クリスマスにはサンタさんにな
るの?」とプレッシャーをかける。

最後の曲である。客「えーっ」谷村「ま、ひとまず。」バラしてど
うする。(笑)

15. 雪の扉

珍しい。

「雪の朝」は名曲だと思うけど、こちらはそれほど印象が強くない。
曲調はあまり違わないんだけどメロディにそれほど強い特徴がない
んだよね。

(幕間)

谷村含めバンド全員、ジーンズにBLITZ特製のTシャツ。谷村は髪の
エクステンションを外してアップにして、より童顔に。この前見た
TOMATO CUBEのボーカルの娘のような印象。

そういえば今日は泣きぼくろを探すのを忘れていたな。……見えな
いや。

16. しあわせについて。

17. FEEL ME

今日は隙間が割と空いているので周りの人にぶつからずに跳べた。

(MC)

「名前のないうた」の由来の話。
池田市の小学校で児童殺傷事件が起き、開催が自粛されるようになっ
た池田市カーニバルというイベントを再開しようという動きが起こ
り、谷村が呼ばれた。しかしこの事件にマッチする曲がなかったの
で往路の飛行機と車の中で作り、伴奏ができていなかったのでアカ
ペラで歌った。曲名もなかったがそのまま「名前のないうた」になっ
た。そのイベントで約束したとおり、CD化した。

アルバムへ収録するに当たり、エンディングのコーラスに今日のラ
イブで客のコーラスを収録して使いたい。

18. 名前のないうた

なるほどね。背景を聞いてから改めて聞くと、印象が違う。曲の頭
の「大丈夫」の重みが。

コーラスが終わって風船が降ってきた。

19. サンタをむかえに行く夜

ああ、この曲を地声でやってしまうのは勿体ない。

20. 風に任せて〜ホワイトクリスマス〜

曲の途中に「ホワイトクリスマス」を挿入。

バンドと谷村が引っ込んで、追い出しのBGMがかかるがアナウンス
はない。客電はいちおう点いたようだが、まだ薄暗い。そして、客
が帰ろうとせず、拍手を続ける。拙速な三本締めはない。

さては、(私も含め)今日の客は前回のBLITZのアンコールを見て味
を占めているな。そうだそうだ、帰ろうとしないことがポイントだ。
引っ張り出せ。

(以下、アンコール)

ひとしきり挨拶。そして、何も用意していないので、「お疲れ!」
とか帰ろうとしつつリクエストから。

21. 星に願いを

アカペラ。
おお、のどにエンジンがかかっている! アンコールにしてやっと聞
けたクリスタルボイス。気持ちいい。

しかし、客が歌うのは勘弁してくれ。せっかくのクリスタルボイス
が埋もれてしまう。というかよく皆この曲の詞覚えてるね。

最後に、生声で挨拶。「どうもありがとうございました。またね」

谷村が引っ込むと3本締めが。やっぱりこの曲のあとだとミスマッ
チだよなあ。

以上、21曲

●終演

いやー、長かった、谷村のトークが。

全編地声でやりきっちゃったね。わずかにアンコールでだけクリス
タルボイスが聞けたのがせめてもの救いか。厳しいねえ。

MLメンバーはあまり集まらなかったね。ひとしきり挨拶して、私は
深夜バスがないので早めに撤収。また来週〜

以上

2001/12/16 27:30


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