1997/10/08 山崎まさよし 川崎市麻生文化センター
しんゆり映画祭オープニング 山崎まさよし トーク&ショートライブ
う列17番
三浦敏孝, 早稲田大学
miura@muraoka.info.waseda.ac.jp

●開演前

●開演 - 19:07

安藤愛理という人が出てきて話し出す。

ボランティアが多く参加した市民手作りの映画祭であることなど。

そして、10/9〜12の間の講演に来る人の紹介とそれぞれの日に上映
される映画のいくつかの予告編が交互に流れる。

●トーク

司会がいるのかと思ったら、山崎と篠原監督の対談。しかも、監督
もよくしゃべる。山崎といいコンビだ。

モントリオールで監督はストリップを見に行っていた。誘ってくれ
る人がいたからほいほいついていったのだそうだ。そして、昼間は
他にすることがなかったから映画を見まくっていた。

「月とキャベツ」という映画は、フランス人に言わせると、男の再
生の物語として非常によくできているのだそうだ。曰く、月は男を
照らし、キャベツはコウノトリの運んでくる新生の象徴だというの
である。作っている方はそんなこと考えちゃいないわけだが。

フランスとドイツとインドとエジプトの映画祭にも、モントリオー
ルで誘いがかかって出ることになった。

最近は、山下久美子のプロモーションビデオの撮影のロケハンのた
めにいさまにいる。いさまでは、「月とキャベツ」ロケ地を訪れる
人が多いため、村役場に専門の担当者ができた。

監督が今取り組んでいる映画はまた働く男シリーズで、今度は洗濯
機の修理なら任せろという男の物語になる。

山崎は今STEREO2のレコーディングの最中。

山崎は前に宿河原に住んでいた。そういえば、監督は川も好きだ。

月キャベの川のシーンで、鶴見慎吾がト書きの「などと言って」を
台詞と勘違いして喋っていた話。

鶴見慎吾も見に来ていて、二人に呼ばれてステージ上に上がった。
「『などと言って』の話、赤くなってたよ」「哲雄の部屋」監督は
始まる前は喋れないと言っていたらしいが、しっかり喋っているで
はないか。「監督、今度の映画で洗濯機の役で出してくださいよ」

今度、監督の撮影したドラマ「二人のアリス」がフジテレビで放映
される。それにも鶴見慎吾は出演している。

「45分まででお願いします」と書いてあるのに52分までやっていた。

安藤が出てきて、時間が押しているからと言って二人を促す。

監督が「また一緒に、役者が嫌だったら音楽作ってよ」山崎二つ返
事で締めくくる。

●ライブ - 19:57

せっかく座席のあるホールなのだから、静かな曲は座って落ち着い
て聞きたいものだと思ったが、いきなりアップテンポの前奏。間を
置かず客は総立ち。最前列は前へ出てステージに張りついている。
いいのか。

1. ステレオ

客から「月明かりやって」という声が飛んだらしい。

ギターのチューニングを直しながら、「こういうイベントやから何
も考えてなかったんやけど、リクエストが頂けるというのは有り難
いことですわ」

2. 月明かりに照らされて

3. パンを焼く

早口言葉では山崎の方が引っかかる。

「そうでなくても押しとんねん」「ちょっと気合いを入れて、
One moreいこか」

4. One more time, One more chance

方々からリクエストが飛ぶ。「新曲やって」という声も多い。
「じゃあ、ニューアルバムから、ネタ一つやろうか」曲じゃなくて
ネタかい。

5. 僕は長男

ほほう、こうきたか。以前聞いたときは典型的なブルースだったの
だが、今回はカッティングの多い少し賑やかなアレンジに変わって
いる。

6. セロリ

本編終わり。客からの声援の中に「帰らないでー」という声が聞こ
える。

安藤が出てくる。

市民ボランティアの二人から、監督と山崎に花束贈呈。

そして、安藤「山崎さん、アンコールということで、もう1曲だ
け!」

7. 根無し草ラプソディー

以上、7曲。

●終演 - 20:35

安全なライブっていいね。

結局、「振り向かない」「ガムシャラバタフライ」などはやらな
かった。ま、イベントだからそれも順当なところと言えば言えるの
だろう。

以上 1997/10/08

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