1998/06/27 山崎まさよし NHKホール
One Knight Stand Tour '98 追加公演
2階C14列14番
三浦敏孝, 早稲田大学
miura@muraoka.info.waseda.ac.jp

●座席

さすがに遠い。

自分のいる位置よりも3階席の方が前に張り出している。しかし、
視界は十分に確保されていて、ステージは下端から上端まできっち
り全部見ることができる。

●開演前


●開演

特にもったいをつけることもなくスタスタと山崎登場。出てくるな
り場内はまっ黄色。

ギターを抱え、少しチューニングしたあと、演奏にかかるかと思い
きや、気をつけをして一礼(笑)。笑いが起こったあと客が鎮まるの
を受けて、

1. 月明かりに照らされて

何だかわからない前奏から、ハーモニカを吹き始めるところでよう
やくこの曲だと分かる。

ギターの音が何か硬いというか、低域が落ちていて細い感じがする。
ハーモニカが鳴っているときは完全にギターは背景になってしまっ
ている。って、それでいいのかしら。

渋公のときもそんなような音のバランスに聞こえたから、ホールの
音響特性の星ではなくて意図を持ってそういう風に設定しているの
かしら。

曲が終わってまた拍手と歓声の中、気をつけをして一礼(笑)。また
一声笑ったあと静かになる場内。あはは。上手い鎮め方だ。いいセ
ンスしている。

(挨拶)

しかし大変な広さですね。

2. アレルギーの特効薬

間奏でなんかの洋楽のカバー。What'd I sayでしたっけか。オリジ
ナルを知らないんでなんとも言えないけど。コール&レスポン
スの道具ですな。

アップテンポの曲ではバリライトが光条を振り回すんだが、決めの
ところでしゅわっと広げて止めるのがどうもワンテンポ遅れている
気がする。何をトリガーにして制御してるんだろう。

「業務連絡。ギター、ドッカーン」って言ったのここだっけ?

3. ステレオ

この曲の出だしのギターのカッティング(っていうのかしら)はある
種山崎の手癖になっていて、同じコード進行のカッティングを前奏
にした曲が何曲もある気がする。

4. ピンボール

手拍子だ。確かに何かないと淋しいんだけど、ミドルテンポでこの
曲調に手拍子ってなんかあわないんだよなあ。

5. 心拍数

ほほう。これがきたか。

ギター一本でこの曲を歌うと、CDのアレンジやバンドでやっている
ときのように後半で底を持ち上げるような、蔽い被さって迫ってく
るような盛り上がりがなくなるんだけど、そこはそれなりにやっぱ
り盛り上がりを作れちゃうのが技術なんだろうな。

うう。座って聞きたい。前の人座ってくれえ(←わがまま)。

6. 名前のない鳥

前奏でハーモニカが饒舌になるのは近頃の山崎のバラードを歌うと
きの傾向だ。

ハーモニカは音をゆがめるのにエフェクターのディストーションを
使うよりはアンプでサチらせるものなのだそうで、ハーモニカの音
量が比較的出しゃばって聞こえるのにはそういう要因もあるのかし
ら。

バックにスクリーンが現れて夕焼けのような模様を映し出す。

7. 水のない水槽

(MC)

「座りませんか」客を座らせ、自分もステージ中央のベンチに腰掛
ける。

ベンチのふもと両脇に指向性のマイクが2本設置してあってギター
の音と山崎の声を拾うようになっているのだが、

8. ? (洋楽カバー)

9. あじさい

10. ドレッシング

11. ぼくらの煩悩

12. 長男

13. 関係ない

14. FAT MAMA

15. パンを焼く

16. ヤサ男の夢

17. 昼休み

〜ヤサ男の夢

(以下、アンコール)

18. セロリ

19. ツバメ

20. 根無し草ラプソディー

(以下、アンコール)

21. One more time, one more chance

以上、21曲。

●終演

以上

1998/06/18 28:10


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