庭師の独り言(6月分)


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6月28日 パワー
ライブに行って来ました。
アマチュアのロックバンドをやっている友人からチケットをもらったので、久しぶりに下北沢まで足をのばしてみました。ライブ自体もGAMMA RAYのコンサート以来ですからかなり久しぶりになります。ライブハウスは5・60人位の人が入ることの出来る場所で、ステージから2・3m程の所で見ることが出来ました。
良かったです。バンドの善し悪しについてどうこう言える程、耳が肥えている訳ではありませんが、目の奥にまでガンガン響いてくるパワーは感じ取ることが出来ました。普段はマンガとか小説等物静かな表現方法に接している事もあり、文字通り揺さぶられるような経験でした。表現方法にも色々あるという事を身をもって感じる事ができました。たまには外に出て、本物に触れていきたいものです。

サムライスピリッツ新作のデザインがまた発表されました。
今度は羅刹バージョンです。今回は技だけでなくデザインやパーソナリティに至るまで差別化が行われるようです。削られたと思っていた(勘違いしていた)リムルルのキュロットスカートバージョンは羅刹として残るようです。良かった良かった(^_^)。修羅が冬服で、羅刹は夏服と言ったところですね。で、気になったのが各キャラに付いているコメントです。…なんかそろいもそろって内容が後ろ向きと感じるのは気のせいでしょうか?リムルルまでナコルルに対してコンプレックス持つようになっちゃっているし…まぁ、このサムスピシリーズが続いていればいつかその件は取り上げられる事になると思っていましたが。全体的に暗い感じのする羅刹の中での救いはメカ磐馬の存在でしょう。自爆コマンド付けてくれないかな。

6月27日 無認識の評価
買い物をしてきました。
友人からサバイバルゲームをやろうという誘いを受け、その装備を買いに上野まで行って来たのです。最初話を聞いたとき、正直言ってサバイバルゲームに対して良い印象を持ってはいませんでした。人里離れた所でドンパチやっている閉じた世界かなと。でもそれはなにも知らない、経験しないままに印象だけで決めつけている事だと気付きました。その中で全ては、自分の中にある物差しや周りから聞いた評価(これも元を糺せば知らないままの印象であることがほとんど)による抽象化が行われます。そこにいる人達がどのような考えを持って行動しているか、実際の世界が持っている魅力や多様性、さらには欠点すら一言二言で括られてしまうのです。こういった事象は「おたく」という言葉で世間から括られている方々なら思い当たるフシがあるのではないでしょうか。
話が少々それましたが、そういう思いこみによる評価を下している自分に気が付いたので、良い機会と思い参加することにしました。
挑戦してみて、面白くなかったら装備を安くでも売り払ってやめればいいのです。それまでに使用した時間とお金は、経験というかけがえのない物となって自分の中に残るでしょう。 それにしても、このガバメントを撃ったときの感触が…ふふふ。(ぉぃ

6月26日 まだまだ
「バーバリアンズ」第2巻が発売されました。
とりあえず、地元の本屋で最後の1冊を手に入れました。危うく再び本屋巡りをする羽目になるところでした。(-_-;
それにしても、読み応えのある作品です。ストーリーやギャグにまでしっかり伏線が張ってありますし、出てくるキャラはそろいもそろって一癖二癖ある連中ばかりです。特にバルサ。知性と理性との間から垣間見える狂気があの容姿と相まって、強烈な印象を植え付けてくれます。岩を持たせたら帝国一のナットもいい味だしてます。
ファンタジー作品にしては、魔法の使い方が超能力然としている部分があります。しかし、今回第2巻を読んで「これでいいのかな」とも思ったりしました。このマンガは魔法や剣技を見せる作品ではない、キャラの魅力だけで読ませる作品だ、という事です。魔法や必殺技をその名前を叫びながら放つという、車○正○以来の伝統は「バーバリアンズ」にはふさわしくない、と考えるようになったのです。
…まぁ、自分の拙い文章でどうこう書いたところでこの作品の魅力の1割も表せないでしょう。興味持った方がいたら、とりあえず読んでみて下さい。今なら大きな本屋・マンガ専門店で平積みにされているでしょう。読んでみて、買うかどうか迷ったら、レジへGOです。この先続くならばもっと面白くなる作品ですよ。

6月12日 ぷりーず・かんばっく
サムスピの新作が発表されました。
と言っても製品が出た訳では無く、ゲーム画面と新作に出るキャラのイラストが発表されたのです。ゲーム画面は前作と比べてカメラアングルが低くなりました。ほとんど2次元の頃と同じ様な見映えです。あと相変わらずSCS(サムライコンビネーションシステム)も有るようです。超必殺技でもないのに10回以上連続で斬るようなシステムは、刀で斬る一撃必殺の感覚を薄れさせるので早く無くすべきだと思うのですが…。
前置きはともかく、ナコルル・リムルルは今回も出るようです。色の塗りがセル画調になっていますね。ナコルルはデザイン的に前作とほとんど変わりません。上着の裾を伸ばす事と髪の束ねを解く事はやっていて欲しかったです(;_;)。そしてリムルル…あの服装はデザイナーの本意ではないような気がします。
ともあれ、まだ情報としては初めの一歩なので今のところ邪推しかできませんが、プログラマの方々には少しでも良いゲームを作っていただきたいものです。今回のサムスピ「SAMURAI SPIRITS 2 アスラ斬魔伝」どのような出来になります事やら。

6月8日 天の川渡るよ
「おりひめ・ひこぼし」という衛星をご存じでしょうか?
正式名称は「技術試験衛星VII型(ETS-VII)・きく7号」。通称が「おりひめ・ひこぼし」です。
今後の宇宙開発に不可欠な技術とされている、ランデブ(宇宙船同士の接近)やドッキング技術・また、宇宙での作業を行うロボット技術の開発を目的とした衛星です。他にも通信試験や、衛星軌道上の原子分布測定なども行っているようです。詳細はNASDAのウェブページで。
さて、自分はこの「おりひめ・ひこぼし」という名前の付け方に前々から疑問を持っていました。「きく7号」という名称が付いているのに何故もう一つの名前を付けるのかなと。今日その疑問が氷解しました。どうやらドッキング実験の本試験が7月7日に行われるそうなのです。名前と日程、どちらが先に決定されたのかは分かりませんが、七夕に織姫と彦星を宇宙で会わせてあげようというこころにくい演出に、ついニヤリとしてしまいました。

6月6日 水は低きに向かいて
スキャナを買いました。
Canon製のCanoScan FB610です。600×1200dpi、各色10bitの解像度を持つスキャナが実売価格30000円で手に入ってしまうのだからいい時代になったものです。一緒にOCR(文字認識)のソフトが付いてきたので新聞記事の取込もできます。しかし、本来の目的は下絵の取り込みです。タブレットを使い初めて早1年、鉛筆やペンのような線は未だに描けません。スキャナだとあっという間にラフ画が取り込めてしまいます。楽です。少しはまともな絵が描けるようになる…かも…なったらいいな。


振り返ればそこは庭

Last Modefied: '98/07/03