
売店の裏をちょっとのぞいてみると「明治時代の農具を展示」と貼り紙がされた展示コーナーがあって、鍬だの鋤だのが無造作に積まれている。“明治時代に農耕に使った牛車”は他の展示品の下敷きになっている。

脇へまわってさらにびっくりさせられることには、「男は黙ってサッポロビール」のホーロー引き看板が、風雨にさらされながらも、まだ現役で頑張っておられる。

70(昭和45)年に三船敏郎を起用して話題を呼んだビールの広告だ。実に30年の長きにわたって活躍していることになる。古い酒屋ならともかく、このようなところでお勤めしているとは驚きである。
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