Rotor Wind Photo Gallery MD900

McDONNELL DOUGLAS
　 MD900 EXPLORER
マクダネルダグラスＭＤ９００エクスプローラー

写真は　JA6789 フジテレビ報道機　朝日航洋
(Photo:JA6789 Fuji TV 　Op:Aero Asahi Corp)

　　　　　　　　　　　　　↑

　クリックするとメーカーのWeb Siteへ飛びます　

　Click above text to view Manifacturer's site.

解説　(Japanese text only)

マクダネルダグラス社が最新のテクノロジーを結集して完成させた次世代機。

テールローターをなくし、圧搾空気の吹き出しで機体を制御するノーターシステム（NOTAR：ノーテールローターの意味）を採用、低騒音が売り物。

　またパイロットやオペレータの意見が設計段階からとり入れられ、操縦のし易さや運航コストの低減を実現した完成度の高い機体となっている。

1995年に1号機が導入、その後2機が納入されたところで900型が生産終了。
1998年以降はエンジン出力を上げたパワーアップ型の902が登場した。
（但し日本での登録名称はMD900で統一されている。）

その後マクダネルダグラス社のヘリコプター部門売却により
現在はMD Helicopters社が生産を引き継ぎ、2002年3月1付で通算100号機を出荷した。

現在、報道機やドクターヘリとして活躍し、900型、902型合わせて9機が在籍。総飛行時間は7,000時間に達する。
2002年中には10機目が導入される予定。

尚、エクスプローラーとは探検家、探求者のこと。
当初はMDXと呼ばれていたが、1992年3月20日にLas Vegas Heli Expo92の会場で命名された。

2002/03/17　解説改訂