(Japanese Text Only)


朝日新聞社、MD902「はやどり」就航

 

 2003年7月23日、朝日新聞社は2機目のMD902を導入、羽田格納庫にて命名式を行った。


(JA02AP MD902 朝日新聞社 はやどり)
撮影 前川 脩 様
写真をクリックすると大きな画像 (横800pixel:56KB)が見られます

 今回導入されたのは、2000年に導入したJA01AP「あさどり」と同型機のMD902(JA02AP)。

「あさどり」との違いとしては、塗装の違いの他に
・エンジンのパワーアップによる運航時の安全性の向上
・燃料タンクの増設による航続距離の増大
など、があげられるが、 特筆すべきは衛星電話(SATCOM)を搭載していること。
小型民間ヘリコプターでの実用は初で、世界中どこからでも連絡が取れるようになり、通信面での性能も格段に向上している。

同社では本機の導入に当たり、名前を一般から募集、約1万1千通の応募の中から「はやどり」が選ばれた。
朝日新聞社のタービンヘリコプターには代々、鳥にちなんだ名前がつけられているが、この名称は、早い鳥という意味の他にも「いち早く取材現場で活躍する=早取り、早撮り」等の意味も込められている。
また1974年に導入され活躍したベル206Bの名前を受け継ぐものでもあり、今回の機体は2代目「はやどり」となる。(機体に書かれている「はやどり」の字体は朝日新聞社社長の箱島信一氏によるもの。)

命名式には名付け親の中から抽選で選ばれた数名も体験搭乗に招待され、その後25日には大阪(伊丹)で、26日には北九州でお披露目を行った。

「はやどり」は羽田に常駐の予定。

2003/8/10



Back

 

Home

What's New

Introduction

Special

Photo Gallery

News/Info

Bar222
(Essay)

Link

All right reserved. Copyright(C) 2000, "Rotor Wind"