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東邦航空、東京愛らんどシャトルS-76C+受領

 

 4月3日(火)、東京愛らんどシャトル向けシコルスキーS-76C+の修祓式が東京ヘリポートの東邦航空(株)格納庫内で執り行われた。


 東京愛らんどシャトルは伊豆七島など島しょを結ぶ定期ヘリコミューター便。

 運航は東邦航空で、1993年の運航開始以来、昨年(2000年)11月には10万人目の利用客を数え、既に島民の足として定着しつつある。
現在の使用機はアエロスパシアルSA365N1とSA365N2ドーファン2。
しかし前者は初年度登録より11年を過ぎ、機体更新の時期に来ている。

 今回のシコルスキーS-76C+はこの後継機として購入されるもので、輸入販売代理店である三菱商事を通じて導入、朝日航洋の川越メンテナンスセンターにて組立られ、この度お披露目となった。

 登録番号はJA761A。
76はS-76、1は1番目の機体、Aは愛らんどの頭文字(?)と、S-76であることを強調した番号。
塗装はSA365N1ドーファン2と同じ白地に黄色、赤、青の三色のライン、これは島々を結ぶ虹の架け橋を表している。当日は快晴で、この美しい“レインボーカラー”が青空によく映えていた。

  今回の修祓式は、どちらかと言えば社内向けお披露目であり、安全を祈願し、おごそかに執り行われた。
これから内装、座席など様々な改修を実施して準備を整え、ライン投入は5月か6月頃、本格的な修伐式も八丈島で行われると予想される。(未確認)

 尚、メーカーであるSikorsky Aircraft でも今回の同路線へのS-76C+の採用を歓迎し、
「この運航により日本は世界で飛んでいるS-76エアラインの6番目となる」と報じている。
(Sikorsky Aircraft Home PageのPress Release  より)

 青い海、緑に囲まれた島々をバックに飛ぶS-76C+の愛らんどシャトル、一日も 早く見たいものである。

2001/04/08

2001/3/4及び3/10掲載の「東京愛らんどシャトルにS-76C+」記事を統合、加筆


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