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スバル、UH-Xを防衛省に納入!

 2019年2月28日(木)、スバルは陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプターの試作機UH-Xを防衛省に納入した。


UH-X  CGモデル製作 蟹江様

 スバル(富士重工から社名変更)は米国ベル・ヘリコプター・テキストロン社と民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」の共同開発に着手、同機体を共通プラットフォームとして、陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプター試作機(UH-X)を開発・製造してきた。
本プロジェクトは2018年12月の飛行試験開始以降、性能確認、実証作業など順調に進み、防衛省の確認を経て今回、納入に至ったという。また今後、この試作機は防衛省で各種試験が実施される予定とのことである。(スバル・プレスリリースより抜粋)

 納入式は同社の宇宙航空カンパニー宇都宮製作所の格納庫内に於いて行われ、機体が関係者、報道陣に公開された。
外見上の特徴は、Fast Finを装備している事。これにより、従来型よりホバリング性能等が向上している。(Fast Finについては こちら を参照)

 UH-XはUH-1Jの後継機となる。UH-1が単発なのに対してUH-Xは双発で、安全性とパワーの向上がはかられており、洋上飛行等のミッションや災害対応時の物資輸送力の増大など、応用用途が広がることが期待されている。



陸上自衛隊 UH-1J



屋上ヘリポートに駐機するUH-X(イメージ) 
(屋上ヘリポート製作:カブッP様)





尾翼後援部の切り欠きが特徴的なFast Finを装備 

 コメント

 報道陣に公開された機体は迷彩塗装が施され、防災ヘリ等で普段見慣れた412と違い、凄味が増した感じがしました。量産タイプはUH-2と呼ばれるのでしょうか? 楽しみです。

 さて、今回、写真は入手できませんでしたが、何とかイメージをお伝えしたいと思い、例によりCGを掲載しました。
通常、CGを使用する場合はFlight Simulatorを使用するのですが、FSXにもX-PlaneにもFast Fin装備のモデルは出ていません。しかし!他のCGソフトにイメージピッタリのモデルがありました。
モデルの利用規約を確認したところ、小サイトへの掲載は問題ないと判断しましたので、ここに掲載することにしました。
凄味を増したUH-Xの雄姿を是非ご覧下さい。 

モデル製作者の蟹江様、カブッPには、この場を借りまして御礼申し上げます。
2019/3/10



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