カモフ Ka-32A11BC 写真は JA6955 カモフ Ka-32A11BC アカギヘリコプター
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↑データは同社公式サイトより
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解説 (Japanese text only) | ||
この型式は対潜ヘリKa-27とKa-28から高い操縦性能とパワーを継承した派生型で、軍民両用がありNATOコードネームはヘリックスC。 |
基本の民間型をKa-32Tと呼ぶが、多種多様のバージョンが存在。
消防バージョンのka-32A1、警察バージョンのKa-32A2の他、スイス向けをKa-32A12、そしてこのカナダ向けのバージョンを Ka-32A11BC と呼称する。 胴体長が短いことから、写真だけで見ると小さな機体という印象を受けるが実際は大型で6.6tもある。また一見鈍重そうだが、パリショーでは深いバンクをとって軽快に旋回して見せるなど機動性も十分ある。 いわゆる”東側”の機体なので日本では先ず見られる機会はなく、2001年10月に日本に寄った際は、情報を聞きつけ大勢のマニアが押し掛けた程だったが、2007年10月、樹木運搬等を目的に使用事業会社が導入、日本でも見られることになった。 現在登録はこの機体1機のみである。 過去にもロシア製の機体は、カモフKa-26(星形ピストンエンジンを搭載、農薬散布などに活躍)、ミルMi-8大型ヘリの2機種が在籍していたが、いずれも抹消され、日本在籍ロシア機としても唯一の存在となっている。 尚、カモフ社は2007年にミルと合併し、現在はロシアンヘリコプターズとなっている。
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