Rotor Wind Special dh-Meditopia2002

　福岡で開かれた医療イベント「メディトピア2002」にドクターヘリが参加した。

JA6667　川崎BK117B-2　ドクターヘリ　西日本空輸（株）
撮影：西日本空輸（株）殿

　4月18日～21日、医療イベント「メディトピア2002」が福岡市中央区の福岡ドームで開かれた。
これは日本麻酔科学会第49回大会の併設企画で「医療事故根絶大作戦――現代医療におけるリスクマネジメント戦略」をメインテーマに「安心と納得の医療を求めて」をサブタイトルとして、展示と六つの連続市民フォーラムなどで構成、医療従事者と市民が同じ目線に立って医療を考える。というもの。

　主な展示は、延べ200人の医師も参加する診療から手術・アフターケアまでを疑似体験できる「手術体験ワールド」、「暮らしと医療の最前線」コーナー、救急・災害医療コーナーなど。市民フォーラムでは宇宙飛行士の若田光一さんの講演も行われた。

　これらのメイン会場は福岡ドームだが、関連イベントとして「救急・災害時の”いのち”」と題し、20日11時～15時迄中央区舞鶴公園の平和台球場跡地で、「ヘリによる救急・搬送訓練」が行われた。

訓練は「土砂崩れで、重傷者が車内に閉じこめられた」という想定のもと、福岡大学病院の医師が乗り込んだドクターヘリをはじめ、福岡市消防局、海上保安庁のヘリコプター、の3機が次々と会場に飛来。
時折小雨が降る中、約100人の家族連れが訓練の様子を見守った。

JA6756　ベル412EP（はまちどり）　第七管区海上保安本部
撮影：西日本空輸（株）殿

JA9966　アエロスパシアルSA365N1（ゆりかもめ）　福岡市消防局
撮影：西日本空輸（株）殿

　尚、西日本空輸が2月から運航しているドクターヘリ塗装の川崎BK117C-1は久留米大学病院にスタンバイの為、今回はバックアップ機が参加した。

以上　写真、資料提供：西日本空輸（株）殿

2002年4月27日

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