海自厚木基地チビッコヤング大会2010開催 


海上自衛隊 SH-60K

 2010年5月9(日)、海上自衛隊厚木航空基地においてチビッコヤング大会(通称:ちびヤン)が行われた。

これは大和市民祭りに合わせて毎年開催されるもので、当日は海上自衛隊厚木基地の東側エプロンが開放され、同基地所属の航空機と米軍のヘリコプター等が展示された。

当日は快晴で絶好の航空祭日和となり、10:00の開門を前に長蛇の列が出来たが、昨年(2009年)の教訓から手荷物検査の時間短縮などが図られ、比較的スムーズに入場できた。

 ヘリコプターに関しては、海上自衛隊のSH-60K、米軍ジョージワシントン艦載機のHS-14 Chagers(第14ヘリコプター飛行隊)所属、SH-60Fオーシャンーホーク #610、陸上自衛隊のCH-47JAなどが展示されたが、ここでしか見られないUSH-60Kの展示はなかった。



(SH-60F オーシャンホーク 左側)
鷲は何処へ??

左側にはトレードマークの鷲が描かれていた同機だが、今回は鷲は消え、左側にも右側と同じ北斎調の波の絵が描かれていた。


(SH-60F 右側
幻の右!

米軍の展示ではロープが張られない為、機体周りには常に人が群がり撮影は困難を極める。特に右側は機内に乗り込めるようになっており、右側の撮影はまず不可能。しかしここではロープが張ってあるため比較的楽に撮影出来た。


(陸上自衛隊 CH-47JA 木更津から参加)



 騒音問題を考慮しイベント自体にはフライトはないが、ランウェイに近いため稀に離着陸機が見られることがある。今年は米軍の硫黄島訓練の次期と重なり、F/A18、E-6B等の離陸が見られ、戦闘機マニアは大喜びであった。


F/A-18


F/A-18 Chippy Hoo!


  コメント
チビッコヤング大会、チビヤンの愛称で呼ばれる同催しは厚木基地所属の機体を撮影できる数少ないチャンスです。特に同基地をベースに活躍する51空は様々な試験機を運用する部隊として知られ、ここでしか見られない貴重な機体が展示されることもありマニア注目のイベントでもあります。昨年はUP-3C等滅多に見られない機体が展示され、今年はXP-1、US-2等の展示が期待されましたが、展示はなし。またヘリコプターではここでしか見られない常連のUSH-60Kもなし、と残念な結果となりました。

筆者は2008年に初めてUSH-60Kを見て感動しましたが、あいにくの雨でした。今回は快晴の空をバックにをカメラに収めたかったのですが非常に残念です。

来年は是非"51空らしさ"が出た展示が行われることを願ってやみません。

                                                   2010/6/5

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