岡山空港 空の日フェスタ2017 に珍客飛来!

 岡山空港に珍客が訪れた。
今回はヘリコプターではないが、非常に珍しいのでとりあげる。

珍客はSSJ-100。
これはロシアのスホーイ社が製造する旅客機で、スホーイスーパージェットの頭文字をとってSSJと称される。

今回の来訪は(株)農協観光がロシア観光の為に手配したヤクティア・エア(ヤクーツク航空)の機体。
9/20(水)〜9/23(土)という日程で、シベリア鉄道に乗ってウラジオストックとハバロフスクの二都を巡るというツアーの為のチャーター機である。同機は新潟では見られるものの岡山では非常に珍しい。

当日は情報を聞きつけた多くのマニアが詰めかけ、この珍客の来訪を歓迎した。
マニアの方に話を伺ったところ、9/20は到着を待っていたが、一向に降りてこず1時間待ったが肩透かしを食ったとのこと。当日は北海道地方が荒天で大幅に遅れた模様。

9/23は西風の予報だった為、リベンジを狙い、多くのカメラマンが東側のR/W25付近に集結した。
しかしながら、ある方は「慣れていないパイロットはILSのある西側のR/W07を好むので、こっちに降りないかもしれない。ある種、賭けですよ!」とも語っていた。
また「事情によっては、岡山ではなく、高松空港、もしくは徳島空港に降り、観光客をバスで岡山に運ぶ・・こともある」そうで、到着予定時刻の14:20分を過ぎても姿を見せないことに皆気をもんでいた。

待つこと15分、定刻より若干遅れたもののSSJ-100は無事到着。
アプローチから着陸まで鳴りやまぬシャッター音の歓迎を受けた。



 9/23は、ちょうど空の日フェスタの初日にあたり、当日は展望デッキが無料公開され、多くの家族連れや航空ファンも、この尾翼にオーロラを描いたSSJ-100の姿を見ることが出来た。
帰着日が偶然「空の日フェスタ」と重なった・・これは航空ファンにとっては嬉しいプレゼントとなった・・といえよう。

SSJ-100は展望デッキからも歓迎を受け、1時間後、高松空港へ向け飛び立った。


尚、”偶然”と書いたが、この観光ツアーのパンフレットを後日入手。
あらためて見たところ、後援が「岡山空港利用促進協議会」となっていた。
もしかしたら、これは(空の日フェスタの為に)”偶然を装った粋なはからい”・・だったのかもしれない・・


 スカイフェスタでは、岡山県消防防災航空隊のヘリコプター、きびの展示見学会も行われました。
Specialのコーナーにレポートを載せていますのでので、こちらもご覧ください。



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