鳥取砂丘コナン空港フェスタ2016 「だいせん」登場!
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さて、いよいよ待望のフライトデモンストレーション(展示飛行)が始まる。 鳥取県消防防災航空隊のエプロンからTaxingして浮上後すぐにRight Turn、R/W10からTake-off、左旋回し海上へ出る。東から西へ海上を飛行。飛行音は意外と静かなのに驚く。 ・・そして、遂に観客の前に! |
観客を前に優美な飛行姿勢を披露 |
Left Turnして東側からアプローチ後、豪快に右旋回しエプロン手前で見ている観客の頭上を駆け抜ける。 観客は展望デッキにも居るが、頭上を轟音を響かせながら通過する姿に、見ていた女子高生から「キャー!かっこいいー!」と黄色い歓声が上がった。 |
救難訓練展示 続いて、救難訓練展示に移る。 要救助者を発見!だいせんは微速前進しながら近づき、ドアオープン、ホバリング体制に入る。 |
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ハイスピードローパス 続いて、高速性能を披露する為、再び海上へ出て加速、Gear upしR/W上を高速で駆け抜ける。 だいせんは西側、東側からと、ハイスピードローパスを2回実施、機体が大きいので迫力満点である。 |
運動性能披露 だいせんは360度旋転や横進、バック等を披露、ヘリコプターは前後左右、上下、どのような動きも出来ることをアピール。エプロン手前で観覧する観客への解説は隊長自ら行った。 |
こうしてフライトデモンストレーションは終わった。 今回の力強いフライトは「県民の安全安心を守る頼もしい翼」として一般への良いお披露目となったことだろう。 |
さて、ここでは「だいせん」をピックアップしたが、同フェスタではこの他に自衛隊機も展示された。 |
海上自衛隊舞鶴基地(京都)からSH-60K(中央)が、航空自衛隊美保基地(鳥取)からはT-400(手前)が参加。 両機とも機体のすぐそばまで近づけるようになっており親子連れで賑わっていた。 最近は「事前募集型」等の子ども向けイベントが増え、以前のように航空機が多数参加展示される「航空祭的な催し」が少なくなってきた中、航空ファンにとっても楽しめる企画となっていた。 是非、来年もこのような企画を継続してほしいと願う次第である。 2016/10/15 |
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