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EC135ドクターヘリ、浜松に常駐

 

 7月28日、浜松の聖隷三方原病院に常駐するドクターヘリが、朝日航洋のMD902から中日本航空のEC135に交代した。



EC135の機首に描かれた「スターオブライフ」 撮影:ARIS様
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 今回の機体には従来の垂直尾翼に加え、あらたに機首(ノーズ)に「スターオブライフ」のマークが入り、より ”ドクターヘリらしく”なっている。
入れ替え後の翌29日には早々に2件の搬送が発生、忙しいスタートを切った。
同機は今後しばらく浜松に常駐することになるが、「スターオブライフ」は青空によく映えて、まさに「生命(いのち)の輝き」をあらわしているようだ。 今後の活躍を期待したい。


コメント

  最近EMS(イーエムエス)ということばがあまり聞かれなくなった。
EMSといえばEmergency Medical Service(救急医療サービス)の略で、(特にHelicopter の文字はないが)通常はヘリコプターによる救急搬送を指す。

 ところが業界では20年以上も前から使われてきたこの略称が、最近の新聞の用語解説では以下のように出ており、いささか驚いている。

EMS = Electronic Manufacturing Service (他メーカから受注した電子機器の受注生産を専門に行う企業)

 元来は医療の方を指すものであり、欧米では歴史も実績もある。
この解説に対しては大いに異議を唱えたいところだが、実際、国内のホームページをEMSで検索しても医療に結びつくものは殆ど出てこない。
しかしながら幸いにして日本では「ドクターヘリ」の言葉が定着しつつあるので、あまり目くじらを立てることもないのかも知れない・・

 また、昨年3機のドクターヘリ実機が展示され話題となったモダンホスピタルショウだが、今年7月に行われた同ショウでは残念ながら実機の展示はなかった。企画の違いか、会場の都合によるものかは分からないが、少々、寂しいところだ。
一方、ドクターヘリ講習会は好評で、第2回目は5月末に終了、毎回出席者も増えており、第3回も10月頃に予定されている。業界内外の感心は確実に高まっていると言えよう。

 さて、今後のEMS事業、これからどうなってゆくのか、動向を静かに見守りたい。

2001/08/04


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