第24話
- あらすじ
- 県予選間近、チームワークが大事だという大木や多くの川浜生徒が見守る中、ラグビー部は練習に励んだ。ラグビー部はある日、内田 玄治がとってきてくれたという相模一高のビデオを見た。しかしそこに勝又の姿はなかった。玄治の話では辞めたのだと言う。賢治は勝又と会って話を聞いた。勝又は、部員が不祥事を起こしたため、その部員をやめさせ、自分もやめたのだという。県予選が始まった。川浜は平山がマークされる中、それでも順調に勝ちあがった。準々決勝、マークの厳しい平山はついに傷ついた。平山が下がりチームも苦戦するが、代わりに出た矢木の活躍でその試合も勝った。ところが矢木の活躍がおもしろくない平山は矢木に辛くあたった。試合後、賢治はしばらく平山を休ませようと思い、当分試合には出さないと言う。反対する平山であったが賢治は聞かなかった。準決勝当日、グラウンドに着くと矢木のスパイクがなくなっていた。結局試合には勝ったが、矢木はなれないスパイクで足を痛め、不調であった。試合後、平山と矢木の不仲がチームにも伝染し、チームワークが大事だという大木の前で大乱闘が始まった。大木が沈めた後、部員を信じる賢治は、もしこの中に犯人がいるのならそっと返しおいて欲しいと言う。そんな折、賢治のもとを訪れた内田 玄治は犯人を知っていると言う。しかしそれに対し、その後何もしない賢治を見かねた校長が疑わしい生徒を呼ぶが、賢治は違う可能性があるのに調べられないと言う。生徒や部員を信じる賢治であったが、もし犯人が部員ならば賢治は監督を辞める覚悟をしていた。翌日部室に平山が来ると、椅子の上に矢木のスパイクが置いてあった。平山がスパイクを手に持って見ていると、そこに他の部員がやってきた。必死で弁解する平山であったが、皆が平山を疑った。しかしそこへ疑われていた生徒が駆けつけた。平山のファンであったこの生徒たちは、自分たちがやったのだと言った。この生徒たちは賢治の話を聞き、返す気になったのだと言う。平山、矢木を含む部員たちは仲直りをした。決勝戦を迎えた。相手は宿敵相模一高であったが、結束を深めた部員の前に勝又のいない相模一高は余裕であった。こうして川浜高校は再び花園出場を決めたのである。
- 独り言
- 前から思ってたけど、川浜のランパスは方向がめちゃくちゃであぶねーよ。
- 「なんだよ、これは。心配で千葉から駆けつけて見りゃ、お前ら謝りごっこかよ」
前回
次回
トップページへ戻る