第25話
- あらすじ
- 花園で城南工大高に勝つため練習をする川浜ラグビー部であったが、平山をはじめ多くの選手の負傷が気がかりであった。賢治は出発の前日、選手の心を一つにしようとうちわ太鼓を使った精神統一を図った。はじめはバラバラであった音も、次第に一つになり選手の心はまとまった。しかしその夜にアクシデントは起きた。川浜のジャージを預けていたクリーニング屋が火事になったのである。予想通りジャージは丸焼けとなった。イソップが考案したデザインのジャージをなくし、困り果てていると、突然賢治は部室に走り出した。ジャージはあると言って賢治は部室のロッカーから古びたジャージを取り出した。それはかつて、相模一高に109-0で負けたときに来ていた赤いジャージであった。川浜の原点でもあるこのジャージを着て花園に行くことにした賢治たちは、みんなの協力でジャージを洗ってもらい、予定より1日遅れて花園へ向かった。花園での熱戦が始まった。川浜と城南工大高はそれぞれ順調に勝ち進み、決勝で相まみえることとなった。そしてキックオフ。伝説となった決勝の幕が今切って落とされたのである。
- 独り言
- 垂れ幕に「64回」って書いてあったけど、去年の全国大会も「64回」だったぜ。(21話)
「火事」という手段を使って、見事に伏見の色に合わせたな。これでオープニングの映像も生かせたわけだ。
川浜対秋河の試合でジャージの色が違うシーンが混ざるよ。
- 「お前たち、こんな大勢の中でプレーできるなんて、お前たちは本当に幸せもんだな。」
「いいか、こんな恵まれた時間はまたとないぞ。力一杯お前たちのラグビーやってこい。一時間、思いっきりラグビー楽しんでこいよ。」
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「あの外人、日本語がよくわからないのじゃないか?」
「ペラペラだよ」
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