08系(第4編成) 063161列車
田園都市線 すずかけ台 2009年5月10日撮影

08系(第4編成) 063161列車
田園都市線 すずかけ台 2009年5月10日撮影

1.概要
 2002年(平成14年)に製造された半蔵門線用の通勤形車両です。
 半蔵門線の水天宮前〜押上間開業と東武伊勢崎線乗り入れ開始に合わせて10両編成×6編成製造されました。
 編成は
 ←押上
 08-100(CT1)−08-200(M1)−08-300(M2)−08-400(T)−08-500(Mc1)−08-600(Tc)−08-700(T')−08-800(M1)−08-900(M2)−08-000(CT2)

2.車体構造
 車体はアルミ合金製の20m車体で、片側に両開き式扉が4箇所設けられてます。
 床面高さは8000系よりも60mm低くし、車椅子乗降をスムーズに行えるよう考慮されてます。
 側窓は一段下降式窓が採用されました。

3.車内設備  座席はロングシートが採用され、着席人数は車端部から3-7-7-7-3人掛けとなってます。
 車椅子スペースは3号車と9号車に設けられてます。
 各客用乗降扉の上部にLED式案内表示器とドアチャイムが設置されました。

4.機器類
 制御装置は三菱電機製のIGBT-VVVFインバータ制御、主電動機は165kWの三相かご形誘導電動機が採用されました。1台の制御装置で4台の主電動機を制御することが可能です。
 駆動装置はWN平行カルダンが採用されました。
 台車は日本車輌製のモノリンク式ボルスタレス台車(ND-730形)が採用されましたが、05系11次車以降で採用されている台車(SS161)とほぼ同一設計となってます。
 ブレーキ方式は回生ブレーキ併用電機指令式空気ブレーキが採用されました。

5.主な履歴
 2003年(平成15年)1月7日に営業運転が開始されました。

←戻る TOP 掲示板