E235系(トウ14編成) 普通 0975G列車
山手線 田町 2018年9月20日撮影 |
E235(トウ19編成) 普通 1421G
山手線 田町 2021年1月17日撮影 |
E235系(J-13) 快速 1604F列車
総武快速線 市川〜船橋 2021年7月23日撮影 |
E235系(J08+F03) 快速 1618F列車
総武快速線 市川〜船橋 2021年7月23日撮影 |
1.概要
山手線のE231系500番代、横須賀線・総武快速線等で運用されているE217系の置き換え用に開発された車両です。 山手線の編成は従来通りの11両編成で、下記の通りの組成となります。 ←内回り 外回り→ クハE235−サハE235-4600or500−モハE235−モハE235−サハE234−モハE235−モハE235−サハE235−モハE235−モハE235−クハE234 横須賀線、総武快速線用1000番台の編成は11両の基本編成(6M5T)と4両の付属編成(2M2T)で構成しています。編成は下記のとおりです。 ←成田空港、成東、鹿島神宮、君津、上総一ノ宮、千葉 久里浜→ ・基本編成 クハE235-1000−モハE235-1000−モハE234-1000−サハE235-1000−モハE235-1200−モハE234-1200−サロE235-1000−サロE234-1000−モハE235-1300−モハE234-1300−クハE234-1000 ・付属編成 クハE235-1100−モハE235-1100−モハE234-1100−クハE234-1100 2.車体構造 車体は総合車両所と東急電鉄が共同開発した次世代オールステンレス車両「サスティナ」が採用されました。 車両長は20mで片側に両開き式扉が4か所設けられています。 前面は非貫通式でほぼ平面形状となっています。 屋根部分は横風の抵抗を少なくするため、歩み板を極力なくしています。 グリーン車は2階建て構造で片側に片開き式扉が2か所設けられています。 乗務員室は衝突事故対策としてクラッシャブルゾーンとサバイバルゾーンに分けられています。 3.車内設備 普通車の座席は全てロングシートとなっています。 フリースペースは普通車の各車両に設けられました。 各扉上部には17インチ(1000番台は21インチ)のモニターが2台設けられました。また、扉間の窓上部に21.5インチのモニターが各箇所3台ずつ設けられています。さらに、車端部妻上部に21.5インチのモニターが1台設けられています。 グリーン車の案内表示器も液晶モニターが採用され、1階、2階、平屋部分にそれぞれ設けられています。 防犯カメラが乗降扉上部に設けられています。 グリーン車の座席は回転リクライニングシートが採用され、肘掛けにサービスコンセントが設けられています。また、フリーWi-Fiが使用可能です。 1000番台では基本編成の1,6号、付属編成の1号車に車いす対応の大型洋式トイレが設けられました。グリーン車のサロE235にもトイレが設けられています。 4.機器類 制御装置はSiC素子を用いた2レベル電圧形PWM-VVVFインバータ制御が採用され、1台のインバーターで4台の主電動機を制御する1C4M方式としています。先行量産車ではフルSiCとハイブリッドSiCの2種類が採用されましたが、量産車はフルSiCが採用されました。 主電動機は140kWの全閉式外扇形三相かご形誘導電動機(MT79)が採用されました。 制動装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。 台車は軸梁式ボルスタレス台車が採用されM車がDT80、T車がTR264、TR264A、TR264B形となっています。ただし、E231系500番台から編入されたサハE235形4600番台は種車のTR255Aをそのまま使用しています。1000番台はヨーダンパが設けられています。 5.主な履歴 2015年(平成27年)11月30日より量産先行車の運転が開始されました。 2017年(平成29年)5月22日より量産車の運転が開始されました。 2020年(令和2年)12月21日より横須賀・総武快速線で1000番台の運転が開始されました。。 |
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