213系
213系5000番代 関西本線 名古屋 1999年10月12日撮影
 1989年(平成元年)に関西本線、及び東海道線の一部で使用するために製作された車両です。
 基本的には211系のシステムを1M方式とし、211系との混結も可能にした車両で、1987年(昭和62年)に登場したJR西日本の213系0番代をベースにJR東海仕様としたのが5000番代です。2扉両開きの軽量ステンレス構造となっております。
 0番代との違いは身延線に乗り入れるために、PS24形パンタグラフを装備した低屋根構造になっています。室内では車端部がロングシートとなり、出入り台付近は収納式の補助いすが設けられています。それ以外は転換クロスシートとなっています。冷房装置はインバータークーラーを搭載しました。
 1990年(平成2年)に登場した2次車以降は幌枠等のFRP化、車外スピーカーの取り付け位置変更、列車番号表示の廃止、貫通引き戸窓拡大が行われています。
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