6600系
6600系(6602F) 881列車 普通
瀬戸線 喜多山 2008年3月16日撮影

6600系(6602F) 881列車 普通
瀬戸線 喜多山 2008年3月16日撮影

1.概要
 1978年(昭和53年)に架線電圧が600Vから1500V昇圧し、栄町乗り入れに対応するため登場した瀬戸線用の通勤形車両です。栄町〜東大手までの地下区間に対応するためA-A基準を満たしてます。
 形式はク6600、モ6700が用意されました。

2.車体構造
 車体は18m鋼製車体で、片側に両開き式扉が3扉設けられてます。登場時は冷房装置が搭載されていなかったため、側窓は開閉可能な2段窓となってます。先頭形状は6000系に似ているものの、スカートが付いているため、印象が異なります。

3.車内設備
 座席はセミクロスシートでしたが、後にロングシートに変更されてます。

4.機器類
 制御装置は抵抗制御方式で、主制御器は三菱電機製のものが採用されてます。主電動機は150kWの直巻電動機で、1電動車両あたり4台搭載してます。

5.主な履歴
 1985年(昭和60年)に7000系初期車の冷房装置(TAC-15T2)を流用して、冷房改造が行われました。
 1988年(昭和63年)に座席をロングシート化されました。
 2013年(平成25年)3月に廃車されました。

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