701
700形(701) 大牟田線 新栄町

 700形は、600形の改良形として1972年(昭和47年)に4両固定編成1本が制作されました。
 600形は1M方式を採用しましたが、乗客数の増加に伴う編成両数の増加で1M方式と各車両に運転台を設ける形態では不経済になってきた為、M1M2ユニット方式と4両固定編成に仕様を変更し、集電装置も下枠交差式パンタグラフに変更しています。
 また、冷房準備車として竣工していますが、竣工から1月も経たない内に冷房化されています。
 その他の性能と外観については600形との大きな違いはありません。
 また、その後の経過も600形同様、電照方向幕取付、前照灯移設、塗色変更などが行なわれています。
 700形はその後の増備が期待されましたが、以後の一般形の増備は5000形に変更されて、結局700形は4両編成1本のみという少数派になってしまい、現在では600形と共通運用で使用されています。
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