10000系(11608F) 普通
伊勢崎線 西新井 2020年1月3日撮影 |
10000系(11608F) 普通
伊勢崎線 西新井 2020年1月3日撮影 更新車 |
10030系(11431F) 普通
伊勢崎線 堀切 2017年4月30日撮影 更新車 |
10050系(11653F) 普通 229A
野田線 鎌ヶ谷 2020年1月13日撮影 野田線仕様 |
10030系(11632F) 普通 249A
野田線 塚田〜馬込沢 2020年4月5日撮影 更新車 |
10030系(11635F) 2141A 急行
野田線 塚田〜馬込沢 2020年5月2日撮影 野田線仕様更新車 |
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10000系(11004F) 急行 1049レ
東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影 |
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10030系(11438F他) 準急 3357レ
東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影 |
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10050系(11453F他) 準急 3351レ
東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影 |
1.概要
1983年(昭和58年)、先に登場した東京メトロ有楽町線乗り入れ用の9000系をベースに、8000系に代わる地上専用の新主力車両として登場しました。 東武で初めての5桁番号となりましたが、百位の数字で編成両数(6両なら1X600 10両なら 1X000)を表す方式は、他に例をあまり見ない独特のものです。 2.車体構造 車体は9000系と同じ軽量ステンレス20m車体で、扉は片側両開き4扉となってます。 正面スタイルは、9000系はFRP枠がとび出し角張っていますが、10000系はFRP枠が回り込み丸みをおび、貫通扉を真ん中にして左右対称になりました。 3.車内設備 座席はロングシートとなっています。 4.主な機器類 制御装置は電動カム軸バーニア式界磁チョッパ制御が採用されました。 主電動機は140kWの直流複巻電動機が採用されました。 制御装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。 駆動方式は中空軸平行カルダン方式が採用されました。 台車は空気バネが片板バネ式(Sミンデン)構造で軸箱の板バネ支持部にU形ゴムパッド挿入したSUミンデン構造を採用したFS511(電動車)、FS011(付随車)が採用されました。 5.主な履歴 1988年(昭和63年)から10030系にモデルチェンジしました。 主な変更点は外観がコルゲートからビートへの変更、先頭部前照灯ユニットの変更、台車をボルスタレス式のSS110(電動車)、SS009(付随車)に変更、補助電源装置にSIVを採用、常務員室側に簡易モニタ取り付けが行われてます。 同時に東武鉄道初のGTO-VVVFインバータ制御装置を搭載した10080系4両編成1本が登場しました。 車体は10030系と同じで、他の10000系列との併結を考慮して、若干性能を落としてます。 1989年(平成元年)に10000系8両編成に中間車2両を製造し10両編成が誕生した。10030系製造後の車両ですが、10000系に合わせた車体となっています。 1989年(平成元年)製造の10030系から側扉がアルミ製に変更されました。 1992年(平成4年)にさらにモデルチェンジを計った10050系が登場しました。 変更点は冷房装置のカバーが連続式となり、室内ではラインデリア、車椅子スペースが設けられました。 2004年(平成16年)より10000系10両編成と10050系の6両編成の一部で母線の引き通しを行い、パンタグラフの一部を下降させて運用していたが、後に戻された。 2007年(平成19年)よりリニューアル工事が行われました。主な工事内容は下記の通りです。 ・種別行き先表示器をフルカラーLEDに変更。 ・ヘッドライトをHIDに変更。 ・車外スピーカー設置。 ・前面排障器設置。 ・6両編成の15600形の浅草寄りのパンタグラフ撤去。 ・10000系6両編成のパンタグラフをシングルアーム式に変更。 ・3色LEDの車内案内表示器を乗降扉上部に左右交互に設置。 ・車椅子スペース設置。 ・非常通報装置設置。 ・自動放送設置。 2010年(平成22年)以降のリニューアル車は、下記の点が変更されました。 ・前照灯と尾灯の位置を入れ替え(10030系のみ)。 ・11632F以降の車内照明をLEDに変更。 ・11640F、11440F以降の車内案内表示器を横長液晶ディスプレイに変更。 ・東上線の10030系の一部が6両+4両で10両固定編成化され、中間になった先頭車の運転台は撤去されました。 ・11032F、11639F+11443Fで制御装置がIGBT-VVVFインバーター化されました。 2014年(平成26年)以降の更新車よりヘッドライトがLEDに変更されました。 |
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