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5070系(5181) 野田線 清水公園 1999年4月30日撮影
 5000系・5050系が2両または4両編成で登場したのに対して、5070系ははじめから6両固定編成で登場しました。5050系と異なる点はコンプレッサーくらいなのに形式を変更したのは、当時5700系という系列があったので、編成構成上サハ5700形が重複してしまうからです。
 製造時期によって違いがあり、初期車は側面の行き先表示窓がやや小ぶりでしたが、5173Fより大型化されました。さらに、5178F以降の車両は車内配色を10000系と同様に変更したのを始め、客室内の非常弁をやめて押しボタン式警報装置に変えたり、ワイパーを増設するなど、細部にわたって改良されています。
 コンプレッサーは5000系・5050系が旧車のものを使用しているのに対し、5070系は8000系後期車と同様にHB-2000形が主に使われている。ただ、クハ5177のみは試用を兼ねて低騒音コンプレッサーが採用された。この実績が9000系以降の量産車以降の電車に生かされている。
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5070系(5182) 野田線 豊四季 2004年10月16日撮影
「さよなら野田線5070系」

 2004年(平成16年)10月17日をもって残念ながら引退しました。
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