71718F
70000系(71718F) 普通 07T運用
伊勢崎線 西新井 2020年7月24日撮影

70000系(71711F) 普通 19T運用
伊勢崎線 西新井 2020年1月3日撮影

71793F
70000系(71793F) THライナー 45T運用
伊勢崎線 小菅 2020年7月24日撮影

1.概要
 2017年(平成29年)に日比谷線20000系列の置き換えと20m7両編成化のために導入された通勤車両です。
 基本的な性能面は相互直通先の日比谷線13000系に合わせています。

2.車体構造
 車体は20mでアルミ合金のダブルススキン構造鋼体とし、溶接にはレーザー・MIGの両方が採用されました。
 扉は両開き扉を片側4カ所設けてます。
 前面は左側にオフセットした非常扉が設けられました。
 外観はイノベーションレットとピュアブラックの2色の帯をまとわせております。
 前照灯にはLEDが採用されました。
 行き先表示器はフルカラーLEDが採用されました。

3.車内設備
 座席はロングシートが採用されました。
 各車端部には車椅子スペース・ベビーカースペースが設けられてます。
 室内照明にはLEDが採用されました。
 車内案内表示器は17インチのワイド型LCDが3台設置されました。

4.主な機器類
 制御装置はSi-IGBT-VVVFインバーター制御となってます。
 主電動機は205kWの全閉自冷式永久磁石同期電動機(PMSM)が採用されました。
 制動装置は回生ブレーキ併用ATC連動電気指令式空気ブレーキ、純電気ブレーキが採用されました。
 駆動装置はWN継手式平行カルダンが採用されました。
 台車はボルスタ付モノリンク式片軸操舵台車のSC107が採用されてます。
 各台車の車端側を電動軸、中央方向の軸は付随軸なので実質1M1Tになっています。

5.主な履歴
 2017年(平成29年)7月7日から運用開始されました。
 2020年(令和2年)に日比谷線直通の有料着席サービスを提供するTHライナー用の70090型が登場しました。この車両はTJライナー用の50090型で使用されたマルチシート(クロスシートとロングシートの可変が出来るシート)が採用されました。クロスシートで使用するときは座席背面に設置されたサービスコンセント、ドリンクホルダー、荷物フックが使用できる。外装も黒を強調したスタイルとなっています。座面はブレスエアーが採用され長時間乗車しても快適に乗車できるようになっています。THライナーと運用するときは各車両のドアが一カ所しか開閉しないようになっています。その他の仕様については70000型と同じです。

←戻る TOP 掲示板