6020系(6122F) 135運用 急行
二子新地 2021年3月14撮影 |
6020系(6121F) 急行 132運用
田園都市線 二子新地 2020年9月20日撮影 |
1.概要
大井町線の急行増発用に製造された通勤型車両です。 編成は ←大井町 クハ6120(Tc2)−デハ6220(M2B)−デハ6320(M1L)−サハ6420(T1)−デハ6520(M2A)−デハ6620(M1A)−クハ6720(Tc1) 2.車体構造 車体は軽量オールステンレスのsustina(サスティナ)車体で、乗降扉は片側に両開き式扉が4カ所設けられてます。 前面は鋼材の骨組みが採用され、それを覆うようにFRP成型品の前面が取り付けられています。 衝突事故に備えて先頭部には衝撃吸収用のハニカム材が使用されています。 3.車内設備 座席はロングシートで、背もたれは2013年(平成25年)に製造された5000系の一部車両で採用されたハイバック仕様となっております。 また、編成の一部に車椅子スペースを設け、貫通扉やカーテンやシートのデザインを斬新なものにしている。 車椅子とベビーカーが利用できるフリースペースは各車両に設けられています。 全ての乗降扉上部には17インチの車内案内表示器が2台設けられています。 車内照明にはLEDが採用されています。 4.機器類 制御装置はSiC-MOSFETとSiC-SBDを組み合わせたフルSiCパワーモジュールを用いた2レベル式VVVFインバーター制御装置が採用され、1台の制御装置で4台の主電動機を制御する1C4M方式となっています。 主電動機は140kWの全密閉外扇式三相かご形誘導電動機が採用されました。 制動方式は、回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ方式が採用されました。 駆動方式は中実軸平衡カルダン式が採用されました。接手は歯車形たわみ軸接手が採用されました。 5.主な履歴 2018年(平成30年)3月28日より営業運転を開始しました。 2018年(平成30年)11月13日より中間電動車のデハ6320をデュアルシート車両に交換しました。交換元の車両は2020系に組み込まれました。同年12月14日より「Qシート」サービス列車として運行開始されました。 |
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