マイクセッティング

リハーサル風景
(リハーサル風景)総勢250人でフォーレの宗教曲、ラヴェルの管弦楽曲などを演奏した。


マイクセッティング

吊しマイクはショップスのワンポイントステレオCMTS501U、ステージ上にAKG C460を6本設置。
内訳は弦楽器用に2本、ハープに1本、独唱と木管用に1本(このマイクは曲により高さを変更)、
そして合唱用に2本。全体の音量に埋没しがちなソロ楽器にマイクを立てた。
マイク本数に余裕がある時は木管の列を左右2本にする。今回はハープ、チェレスタ等特殊楽器が多く、
合唱もあったので、苦肉の策で木管/独唱マイクをセンターに1本としたが、結果的にそう問題なかった。
しいて言えば、ピッコロ、アルトフルート、Ebクラリネットがオフマイクになったのが惜しい。

舞台
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合唱L ↑            ↑ 合唱R
ハープ←          ↑独唱/木管solo用

ヴァイオリン ← → ビオラ/チェロ

                 ↑↑ワンポイントステレオ(3点吊り)

Vnマイクセッティング

Vn用マイクの位置が難しかった。ヴァイオリンの音は共鳴板から上方に響く。
コンサートマスターのsoloを録るにはステージ手前にマイク置かなければならな
いが、指揮者の通路なのでダメ。コンマスの前に置くと、今度は指揮者の手が当
たりそうでコワい。というわけで写真の位置に落ち着いた。セクションの音は録
れるが、soloはいまひとつスイートスポットにはまらない。
この問題を解決するには、ステージ組みの時点で、あらかじめマイク位置を確保
しておかなければならない。次回への課題だ。


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