|目次前ページ次ページ|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 10.【MS−DOS版との互換性と相違点について(概要)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ────────────────
■MS−DOS版との互換性について
 ────────────────
※※Windows版(Ver1)では、互換性がもっとも重要視されている点
  ですが完全に100%互換性を有している訳ではありません。
  ごくまれに使用される機能や仕様では互換がとれないかもしれませんが、
  一般的に広く利用されている仕様については、MS−DOS版で動作している
  アプリケーションプログラムがそのまま動作可能な様に設計されています。
※※ある程度の考慮を行えば、1つの同一ホストに接続されている、PC98,
  DOS/V(MS−DOS版),WINDOWS版の混在したシステムで
  同一アプリケーションプログラムを動作させることも可能でしょう。
※※サポートが可能であれば修正することもありますので、主要な部分において
  互換性がとれない点があればお知らせください。
※※Windows版の仕様では、MS−DOS版から削除されているもの、
  変更されているもの、新規にサポートされているものがあります。
 ───────────────────────────────
■《端末操作の互換を実現》(MS−DOS版との互換性)
 ───────────────────────────────
◆MS−DOS版(98版、DOS/V版)との互換性が考慮されています。

 @【SETUP】(コントロールF8)通信条件設定と【ファイル保存】
 A【補助設定】(コントロールF10)ファイル送受信条件などの設定
 B【拡張ポート設定】(シフトF8)COM1,COM2,COM3,COM4
 Cファンクションキー発生文字列設定保存
 Dサポート日本語コードと外字変換機能
 Eプリンタ機能  ※画面同時出力(コントロールF4)
          ※半角変換出力モード(180カラム印字が可能)
          ※画面印刷(テキスト/グラフィック)
 Fファイル送受信 ※ファイル受信(コントロールF5)
          ※ファイル送信(コントロールF9)
 GRS232C(COM1,COM2,COM3,COM4)ホスト接続
 HTCP/IP(telnet)ホスト接続
 I日本語変換入力(MS−IME/ATOKなど)
 J編集入力機能
 Kベース及び各ウィンドウ画面でのグラフィック退避/復元サポート
 L画面単位でのファイル保存機能(追加・拡張子自動採番)
 ──────────────────────────────────
■《拡張エスケープシーケンスの互換を実現》(MS−DOS版との互換性)
 ──────────────────────────────────
◆拡張エスケープシーケンスを利用することによって、通常の端末エミュレータでは
 実現できないアプリケーションの開発、実行を支援します。

 @ウィンドウ制御シーケンス(独自のウィンドウ機能)
     ※主要なシーケンスの互換性をサポート
     ※スデージ切り替えはサポートされません。
 Aマウス制御シーケンス(独自のマウス機能)
     ※非同期制御シーケンスの互換性をサポート
     ※マウスカーソルの形状変更(形は同じではありません。)
     ※アイコンヒットシーケンスの互換性をサポート
 Bグラフィックスシーケンス(独自のグラフィックス機能)
     ※同一アプリケーションプログラムの動作をサポート
     ※罫線描画用に、行間ドットをサポート(或る程度の互換)
     ※タイルパターンの互換性サをポート
     ※ラインスタイルの代わりにペンスタイルをサポート。
      ラインスタイルを使用している場合は、互換性がありません。
     ※イメージデータの退避/復元サポート
 Cファイル転送シーケンス
     ※同一ファイル転送アプリケーションプログラムの動作を実現
 D補助ポート入出力シーケンス(RS232Cポート制御機能)
     ※取り込み処理速度を除き同一プログラムの動作を実現
 Eプリンタ機能と出力シーケンス(プリンタ制御機能)
     ※同一シーケンスと出力帳票における互換を実現
 FMS−DOSファンクションリクエストシーケンス
     ※主要なシーケンスの互換性サポート
     ※フロッピドライブのレディチェックシーケンス
 GPFキー発生文字列ダウンロードシーケンス
 H日本語変換機能制御シーケンス
 I編集入力シーケンス
 JVT100/VT52/VT282エスケープシーケンス
    ※アプリケーションキーパッドモード
    ※倍角文字表示,アンダーライン,ハイライト(水色で表示)
    ※各種のモード設定,カラー文字表示シーケンス(98用と同一)
    ※各種の端末リスポンス機能(アンサーバックを含む)
 KMS−DOSのアプリケーションを実行するシーケンス
────────────────────
■《WINDOWS版で拡張された新機能》 
────────────────────
※@操作メニューでのフローティングポップアップの導入で簡単操作 
※AWindows-API(一部)のホストプログラムからの呼び出しをサポート 
※Bマニュアル、ドキュメントをヘルプドキュメント化。 
※CWindowsヘルプシステムをホストプログラムからの呼び出しをサポート 
  ※※※アプリケーション用のヘルプドキュメントを作成しておいてください。 
※Dバックグンドカラー(WINDOW背景色)と背景色表示属性のサポート 
    ※WINDOWSらしいカラフルな画面表示を実現 
※EWINDOWSアプリを起動実行するシーケンスの新規サポート 
※Fクリップポードへの転送(テキスト/グラフィックス) 
    ※ペイントブラシで印刷、ファイル保存が可能です。 
※Gクリップポードビュワーとデータの送信(テキスト) 
※Hプリンタハードコピー印刷(テキスト/グラフィック/窓枠込/スクリーン) 
※Iプリンタスプール機能(プリンタ接続無でも利用可能) 
    ※プリンタファイル出力とデスプーラのサポート 
※Jグラフィックス動作オプション、SETUPでオートスケーリングモード 
    ※(自動縮尺機能)設定可能(画面解像度の違いを吸収) 
※KWindows95での動作に対応 
    ※イーサネット(LAN)カードさえ用意すればOKです。 
※L複数画面表示でのマルチセッション(多重ログイン)telnet使用時 
※Mフォント選択と設定が可能(スモールフォント/標準/高品位など) 
※Nワイド画面モードも利用可能(25行x80桁以上の画面をサポート) 
※Oグラフィックス ※ハッチパターンの新規サポート 
          ※ペンスタイルの新規サポート 
          ※スケーリングモードの新規サポート 
          ※ビットマップ操作の強化 
          ※システムビットマップ利用の新規サポート 
          ※64色パレットの新規サポート 
※P画面データやファイルの簡易編集機能とクリップポードへの転送 
※Q画面ペーストバッファとその自動ファイル保存機能の新規サポート
 ───────────────────────────────
■《仕様が若干異なるもの》
 ───────────────────────────────
@イメージデータのファイル入出力シーケンス 
A日本語変換制御シーケンス 
B直線(破線)の描画シーケンス 
────────────────────────────────────
◆MS−DOS版におけるESC−vcomプラス・プラス(v5)特有の機能

@イメージデータ画面からの取り込みおよびデータ表示機能
Aプレゼンテーショングラフィックス描画機能は現在サポートされていません。
 ─────────────────
■ファイル転送ユーティリティについて
 ─────────────────
 アスキーファイルをアップロード/ダウンロードする機能とオートログイン
 機能やオートダイヤル機能をサポートします。

 ※《オートログイン機能》については、telnet接続/RS232C接続
  のどちらでも利用ができます。
 ────────────────────────
■グラフィックス画面のハードコピープリントについて
 ────────────────────────
 ※画面のハードコピーは、テキスト/グラフ/Window/Screen画面
  が選択可能です。(ver1.3以降)
 ※テキスト→クライアントの内側のテキストを印刷。
 ※グラフィックス→クライアントの内側のビットマップを印刷。
 ※Window→クライアント及びキャプションと枠のビットマップを印刷。
 ※Screen→WindowsのScreen画面全体を印刷します。
 ※グラフィックス画面のクリップボードへの転送機能が用意されていますので
  ペイントブラシで読み込みプリンタ出力やファイル出力が可能です。
(※)グラフィックスハードコピー印刷では、【倍率】【白黒反転】を適切に
   設定してから使用してください。
   また、プリンターマネージャーのプリンター設定の確認も事前にして
   おいてください。【用紙選択】【方向】【中央/左端】など。

[御注意]グラフィックスハードコピーを印刷後に、この端末ソフトで
     テキストを印刷する場合は、プリンタをリセットするか一旦電源を
     OFFしてから再び使用してください。プリンタ印字モードが変更
     されて、通常の行送りサイズや印字フォントでなくなっています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                10
     |目次前ページ次ページ