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 9.【ユーザ定義文字コードのサポート】
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■セットアップについて
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 JISコードで7F21〜7F7Eまでを外字(1)
 JISコードで8021〜807Eまでを外字(2)
 JISコードで8121〜817Eまでを外字(3)として
 それぞれ、ホストで使用する別なコード域に自動変換します。
 JISコードの2バイト目は変換しません。
 ホストの外字コード域を最高3区(区点コード)までエミュレータの画面
 で表示可能です。
 (1)Shift−JISの時は、
    DOS/V標準と設定すると、外字(1)外字(2)外字(3)
    それぞれそのままのコードでSJISコード変換されます。
    JISコード域で選択するとそれに対応したSJISコード変換されます。
 (2)DECまたはSuperDECコードの時は、A121〜A17E,
    A221〜A27E,A321〜A37Eなどに設定します。
 (3)EUC,JISコードの時は、
    JISコード域で選択するとそれに対応したコード変換されます。

■フォントの作成について
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 (1)画面表示用のフォントの作成
   ユーザ定義文字のフォントの作成は[日本語入力]グループの[外字エディタ]
   で行ってください。

 (2)プリンタ出力フォントの作成
   フォントの作成はUSRFNT(DOS/V)で行ってください。
   フォントの作成はUSKCGM(PC98)で行ってください。

■プリンタ出力フォントの登録について
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 (1)ESCP/J84プリンタ
    DOS/Vでは、プリンタドライバーが外字を印字する時毎に777E
    に外字フォントを登録しては印字する様になっています。
    PC98では、USKESCP.EXEで、7721〜777Eに
    外字(1)の外字フォントを登録しておきます。この際印字可能な
    外字は外字(1)のみで外字(2)外字(3)は印字できません。

 (2)PR−201Hプリンタ
    PC98では、MS−DOS起動時にUSKCGMが、
    7621〜767Eと7721〜777Eに外字(1)外字(2)
    の外字フォントを登録しておきます。
    外字(3)は2D21〜2D7Eに変換されます。
    DOS/VではUSKCGV.EXEで
    7621〜767Eと7721〜777Eに外字(1)外字(2)
    の外字フォントを登録しておきます。

 (3)その他のプリンタ
    システムに依存します。(通常DOS/Vではプリンタドライバーが
    ダイナミックに外字フォントを登録します。)

■個別外字変換について
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 ※区コード単位の変換に加えて個別外字コード毎にホストの変換コードを指定
  して利用する機能が用意されていますが、WINDOWS版では、
  ノンサポートとして結果を保証しません。

 ※個別外字変換機能を利用する必要がある場合は、予め御連絡ください。

 ※指定の方法として、

  ◆DEC漢字コード,SuperDEC漢字コードの時は、
    A121〜A17E,A221〜A27E,A321〜A37Eの様に
    DEC外字コードを指定してください。

  ◆SJIS,JIS,EUCコードの時は、
      既にJISコードで文字が割り当てられていない区コード域を指定して
    外字変換を利用してください。もしも、不正なコード域のコードを指定
    した場合は正しく外字変換が行われないので御注意ください。

■ユーザ定義文字コードの有効範囲について
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  ◆ホストからホストの外字コードを受した時、端末は端末側の外字コードに
   外字変換してWINDOWS登録フォントによる画面表示をします。

  ◆キーボードから日本語変換入力により端末側の外字コードを送信した時
   ホストに送信されるのは、外字変換されたホストの外字コードです。

  ◆コントロールF9キーによるファイル送信時にも外字変換がおこなわれます。

  ◆コントロールF5キーによるファイル受信時にも外字変換がおこなわれます。
  ◆拡張エスケープシーケンスによるファイル送信、ファイル受信の場合にも
   外字変換がおこなわれます。

  ◆プリンタ出力については、既に上記に記述いたしました。

■3バイト系の外字コードについて
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 ※この端末エミュレータでは、2バイト系の外字コードと3バイト系の外字コード
  の区別はしていません。
  したがって、全て2バイト系の外字コードとして扱われます。
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■WINDOWSの外字について
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 @画面表示用のフォントの作成(WINDOWS画面用)

※※WINDOWS3.1で提供された、USERFONT.FONを
  WINDOWS95用の外字フォントファイル、EUDCに変換する。

  【アクセサリ】を選択して【外字エディタ】をダブルクリックしてください。
  【外字エディタ】で、外字フォントファイルの取り込みができます。
  ¥WINDOWS¥EUDC.EUF
  ¥WINDOWS¥EUDC.TTEが作成されます。

※※EUDC外字フォントファイルがあれば直接COPYしてください。

※※DOS/V用のWINDOWS95での、MS−DOS画面では、
  WINDOWS95用の外字フォントファイルが利用されます。

APC98で外字を利用する

 PC98では、USKCGMを利用して、プリンタ(PR201H)に、
 ユーザ定義文字コードのフォント登録が必要です。

 USKCGM USKCG24.SYS/P

 ※外字フォントファイル【USKCG16.SYS】【USKCG24.SYS】
  と【USKCGM.EXE】で登録したものを使用します。

 ※プリンタの電源をいれてから、少なくとも1回以上実行してください。
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