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■ 同期イベント応答のシーケンス 
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◆ 同期イベント応答の要求を取り消し(以降イベント応答は保留される) 
※ 同期モードの時、次に応答の要求を出すまでイベント応答は発生しない 
 <esc>% 1010 ; 0 ; answer ;; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の要求の有無 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ 共通関数 :  
    ANSWER <-- answer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D CANREQ^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ 同期イベント応答の要求 
※ 同期モードの時、応答の要求を出すと次にイベント応答があれば送信される 
       [サーバプログラム]  <---(通信)---->   [VCM6] 
    (1)イベント応答の要求   --------->  要求を受けると1件イベント応答する 
    (2)イベント応答を受信  <---------   イベント1件のみ送信する 
※ 1件イベント応答が送信されると再び応答の要求をしないとイベントは送信されない 
※ 同期モードはイベントの処理速度が低下するがイベント以外のステータス要求が処理しやすい 
 <esc>% 1010 ; 1 ; ; ; timer ;; sp M 
※ timer=0: 次にイベントが発生する迄ウエイトする
※ timer>0,timer<=600: 指定した秒数イベントが発生しなければ 
  タイムアウトの応答メッセージが送信される 
※ アンサーを応答しない(イベント応答を返す) 
※ 共通関数 :  
    TIMER  <-- timer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D REQUEST^ZVCMSYN  
  イベント応答メッセージ読み込みは、プログラミングしてください 
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◆ イベント応答の動作モードが従来か新設かを指定 
※ 同期モードの時、次に応答の要求を出すまでイベント応答は発生しない 
 <esc>% 1010 ; 2 ; answer ; mode ;; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の動作モード状態 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ mode=0 : 従来モード(動作を保証しない) 
※ mode=1 : 新設モード(通常設定)イベントマスクの指定によって発生が否か決定される 
※ 共通関数 :  
    MODE   <-- mode 
    ANSWER <-- answer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D VERMODE^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ イベント応答を停止させる 
※ 同期/非同期モードどちらでもイベント応答の送信は停止する 
※ 次に<同期イベント応答の要求>が出されるとイベント応答は1件送信される 
 <esc>% 1010 ; 4 ; answer ;; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の停止(1)再開(0)状態 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ 共通関数 :  
    SW     <-- 0 
    ANSWER <-- answer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D MSGONOFF^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ イベント応答を再開させる 
※ 同期/非同期モードどちらでもイベント応答の送信は再開する 
※ 次に<同期イベント応答の要求>が出されるとイベント応答は1件送信される 
 <esc>% 1010 ; 5 ; answer ;; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の停止(1)再開(0)状態 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ 共通関数 :  
    SW     <-- 1 
    ANSWER <-- answer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D MSGONOFF^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ イベント応答を非同期モードに設定する 
※ イベントが発生する都度送信されます 
※ <同期イベント応答の要求>を出す必要はありません 
 <esc>% 1010 ; 7 ; answer ; timer ; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の同期モード(1)非同期モード(0)状態 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ timer=0: 次にイベントが発生する迄ウエイトする
※ timer>0,timer<=600: 指定した秒数イベントが発生しなければ 
  タイムアウトの応答メッセージが送信される 
※ 共通関数 :  
    TIMER  <-- timer 
    ANSWER <-- answer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D ASYNCMSG^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ イベント応答を同期モードに設定する 
※ 次に<同期イベント応答の要求>が出されるとイベント応答は1件送信される 
 <esc>% 1010 ; 8 ; answer ; ; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の同期モード(1)非同期モード(0)状態 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ 共通関数 :  
    ANSWER <-- answer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D SYNCMSG^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ イベント応答メッセージスタックをクリアする 
※ イベント応答は全て一旦メッセージスタックに入れられます 
※ 現在イベント応答メッセージスタックに保存されているメッセージを全て破棄します 
 <esc>% 1010 ; 9 ; answer ; ; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の同期モード(1)非同期モード(0)状態 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ 共通関数 :  
    ANSWER <-- answer 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D CLERAMSG^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ メモコントロールのイベント応答メッセージのデータ内容を既定する 
※ メモコントロールとリッチエデットに適用されます 
 <esc>% 1010 ; 11 ; answer ; stropt ; selopt ;; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列=直前の文字列応答モード状態 
   結果応答副文字列=直前の選択中文字列応答モード状態 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ stropt=0:メモコントロール内の文字列全てを応答する 
※ stropt=1:メモコントロール内の現在行の文字列のみを応答する 
※ stropt=2:メモコントロール内の文字列のみを応答せずnullを応答する 
※ selopt=0:メモコントロール内の現在選択中の文字列を応答しない 
※ selopt=1:メモコントロール内の現在選択中の文字列を応答する 
※ 共通関数 :  
    ANSWER <-- answer 
    STROPT <-- stropt 
    SELOPT <-- selopt 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D MEMOOPT^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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◆ イベント応答メッセージのメッセージフォーマットを既定する  <esc>% 1010 ; 15 ; answer ; headc ; tailc ; delim ;; sp M 
※ answer=1:このコマンドに対するアンサーを応答する 
   結果応答主文字列= 直前のheadc ; 直前のtailc ; 直前のdelim 
※ answer=0:このコマンドに対するアンサーを応答しない 
※ headc :  応答メッセージフォーマットの先頭文字を指定するインデックスコードを指定 
    --> 0:無し 1:SH 2:SX 3:EX 4:ET 5:EQ 6:AK 
※ tailc :  応答メッセージフォーマットの末尾文字を指定するインデックスコードを指定 
    --> 0:<CR> 1:SH 2:SX 3:EX 4:ET 5:EQ 6:AK 
    --> 7:NK(21) 8:SN(22) 9:EB(23) 10:CN(24) 11:EM(25) 12:SB(26) 
※ delim :  応答メッセージフォーマットのデリミタ文字を指定するインデックスコードを指定 
    --> 0:$ 1:SH 2:SX 3:EX 4:ET 5:EQ 6:AK 
    --> 7:NK(21) 8:SN(22) 9:EB(23) 10:CN(24) 11:EM(25) 12:SB(26) 
    --> 13:->(28) 14:<-(29) 15:^(30) 16:v(31) 
※ 共通関数 :  
    ANSWER <-- answer 
    HEADC  <-- headc 
    TERMC  <-- tailc 
    DELIMC <-- delim 
    Rtail  <-- 応答メッセージフォーマットの末尾文字($C(13)) 
    D ALTERMSGFMT^ZVCMSYN  
    RESP --> このコマンドに対するアンサー 
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■ アンサー応答のメッセージフォーマット 
 [1]コントロール種別名 : Answer 
 [2]コントロールコード : 1010 
 [3]コントロールID   :  0 
 [4]コマンドコード : 上記コマンドコード 
 [5]旧イベントコード : 0 (リスポンス) 
 [6]新イベントコード : 130 (同期制御の応答) 
 [7]カウント : 現在イベント応答メッセージスタックに格納されているメッセージの個数 
 [8]結果応答主文字列 : 各コマンドによる 
 [9]結果応答副文字列 : 各コマンドによる 
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■ タイムアウト応答のメッセージフォーマット 
 [1]コントロール種別名 : TimeOut 
 [2]コントロールコード : 4000 
 [3]コントロールID   :  0 
 [4]コマンドコード : 上記コマンドコード 
 [5]旧イベントコード : 0 (リスポンス) 
 [6]新イベントコード : 130 (同期制御の応答) 
 [7]カウント : 現在イベント応答メッセージスタックに格納されているメッセージの個数 
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