「旧鎌倉街道 探索の旅」を歩く
    歩く 旧鎌倉街道 上道2
         (高崎 → 鎌倉)
肥土→ 小前田
i-愛ロマンチカ (埼玉県児玉郡神川町)  (深谷市)
     
      この区間は、2018年3月23日に歩いた。
今年1月28日、人生初めてマラソン(ハーフマラソン約21km)を走り、参加者41名中ダントツビリで完走。
成績はともかく、殆どトレーニングなしで粉雪舞う酷寒の中を走ったせいか、坐骨神経痛を再発し長期間運動ストップ。
この街道歩きが、運動再開の第一号。
街道歩きは、本当に楽しい。
参照地図 : インターネットマップ 「MAPION].
   
2018.3.23 7時32分 JR高崎線神保原駅に到着。
タクシーで前回の終点群馬県藤岡市本郷の神流川対岸の、埼玉県児玉郡神川町肥土へ。
   
肥土のJR八高線高架下を潜って神流川沿いに南下し、
B&G海洋センターの約30m手前の
丁字路辺りが旧道との接続点。(写真左、中)
神流川堤防から、左斜め前方が前回の終点
藤岡市本郷地点。
8:34 旧道との接続点の丁字路から西へ出発。
    
肥土地内を道なりに進み突当りの丁字路を右折し、その先で地元の人たちが「お堂」と呼ぶ建物の脇を通る。
お堂の境内には、江戸時代建立と思われる野仏像などが一列に並ぶ多数の
石碑群
     
すぐ先で交差点になる。
旧道は交差点を横断して進んでいたが、交差点から先は広く区画整理されてしまい旧道は消滅している。
ただ、交差点から約50m先にある古い出雲神社参道入口辺りまでは旧道が続いていたのではないかと思う。

交差点を直進し
出雲神社参道入口辺りで、
旧道はゆるく左に折れてその先で右に大きくカーブして約350m先の神川町植竹地内の畑道に続いていたが、
消滅している。ここでは、迂回する。
   
迂回経路ー1
        
旧道との接続点から、今来た道を戻り、突当りの車道を斜めに横断して用水路の反対側の車道に出て右折する。
     
植竹と関口との境界の用水路沿いに進み、突当りを左にカーブして植竹地内に入り、ゆるい坂道を上って住宅街を進む。
      
その先の信号で県道22号線を横断し、真っ直ぐ進み只今新庁舎建築中神川町役場前を通る。
     
すぐ先の丁字路を直進し、続く交差点も直進して神川町八日市地内に入り突当りの分かれ道は左手を進み、
(右側)
神流福祉会ビル脇を通り交差点を直進する。
    
道なりに進み突当りで広い車道に出る。
旧道は、車道を直進して約200m先のJR八高線を横断した辺りまで続いていたが、消滅している。
ここでは、車道を左折して迂回する。
    
迂回経路ー2
    
旧道との接続点から先に進み(左側)秀花園前を通り、エステティックサロンFata角の交差点を直進し、
次の交差点も直進して細い道に入り
その次の交差点も直進する。
    
交差点から約50mのところの突当りで道は右折するが、
旧道は直進して約900m先の高架下辺りまで続いていたが区画整理で消滅している。
ここではJR八高線沿いに進んで迂回する。
   
迂回経路ー3
    
旧道との接続点から右折し、本庄市児玉町八幡山地内の道を進み女掘川にかかる小さな雀の宮橋を渡る。
渡り終えると、前方にきれいに
刈り取られた公道
昨年11月9日にここを通ったときは、一面もうもうたる草薮で道の姿かたちは全く見えなかったところ。何故だろう?
     
刈り取られた道を進み突当りで舗装道に出て右折し、なりに進んでカインズホーム前を通り、
突当りのELEGANCE店角の
丁字路に出る。
      
旧道は、丁字路を右斜めに折れ約400m先のJR八高線を越えた児玉町の八幡山と吉田林との境界道辺りまで続いていたが、
消滅している。
ここでは、丁字路を右折して長浜町信号を経由で迂回する。
     
迂回経路ー4
    
旧道との接続点から本庄市児玉町の八幡山と吉田林との境界道を進んで左にカーブし、
道なりに進んで突当りを左にカーブし、すぐ金井製作所から右折して細い道に入る。
     
石垣の細い道を進み交差点を直進して児玉町児玉地内に入り、突当りで車道に出て右折し、すぐ先広い車道の丁字路に出る
旧道は、車道を直進し約200m先の「鎌倉街道上道」案内板の立つ交差点辺りまで続いていたが、消滅している。
ここでは、丁字路を左折して迂回する。
      
迂回経路ー5
   
旧道との接続点から前へ進み、玉蓮寺墓地脇を通り、突当りの車道を斜めに横断して細い道に入る。
    
道なりに進んで突当りを右にカーブし、「鎌倉街道上道案内板前を通り、突当りで県道175号線に出る。
   
左折して(左側)創建年不詳の龍體稲荷神社参道入口前を通って175号線を進み、
その先の「早めの出発 ゆとりの運転」立看板の
分かれ道は175号線と別れ右手を進む。
   
道なりに進み広い車道を横断してヤマト運輸宅急便センターと本庄児玉病院の間の道に入り、
小山川(旧名称身馴川)の
土手に向って進む。
当時は、土手から左手前方の
対岸に舟で渡っていたと思われる。
ここでは、小山川にかかる十二天橋を渡って対岸へ迂回する。
     
迂回経路ー6
     
旧道との接続点から坂道を上り、小山川支流にかかる小さな橋を渡り、渡り終えて右手の草むらに進む。
    
昨年11月9日に来たときは、
マップ上では公道となっていたが、身の丈もありそうなひどい草薮で道の姿かたちもなく歩くのに苦労したところであるが、
今日はきれいに刈られた道が続いている。うれしいしだい。
整備された道を進み、突当りで車道に出て左折して、道なりに進む。
    
その先で広い車道に出て左折し、赤城乳業境界沿いに進み、突当りの赤城乳業の前で右にカーブする。
旧道は、カーブを直進して約150m先の武州製菓正門前の国道254号線辺りに続いていたが、消滅している。
道なりに進んで迂回する。
    
   
迂回経路ー7
    
旧道との接続点の丁字路を右折し、児玉郡美里町広木と本庄市児玉町秋山との境界道の国道254号線を進む。
なお、丁字路の左手の赤城乳業敷地境界フエンス前に三角形の(広木の)
一里塚碑、丁字路右角に「平成一里塚公園」。
    
254号線を進み、(右側)傷みがはげしい絵入「鎌倉街道(上道)みちすじ案内板前を通り左にゆるくカーブて広木地内に入り、その先の信号で分れる道は254号線と別れ、右手の坂道を上る。
    
続いて坂道を下って瓱蕤(みか)神社(神社はここから約250m先)参道入口石碑前を通り、下り続けて集落の中を進み、
志戸川にかかる小さな橋。。
橋の手前の右袂に、「
さらしの井の遺跡案内板
   
寄道:橋手前を右折して約700m先に、「さらし井」遺跡 (写真は、2011.4.7 撮影したもの)
さらし井:広木地内の志戸川の端に岩石で囲まれた井戸。
職布を洗いさらすために使用した湧水で、ここでさらされた布の多くは朝廷に献納された。
万葉集巻九の恋歌 「三栗の中にめぐれる曝井の絶えず通わんそこに妻もが」

    
橋を渡り道なりに進み約350m先の「鎌倉街道」道標の立つ変則交差点を右折し、
児玉郡美里町の駒衣と広木との
境界坂道を上り、上りきったところの交差点を直進する。
     
きれいに整備された駒衣と広木との境界坂道を道なりに下り、突当りで丁字路に出る。
丁字路手前右側に、埼玉県ふるさと創造資金補助で美里町教育委員会が設置した真新しい「
鎌倉街道案内板
案内板に続いて、江戸時代のものと思われる
庚申塔の石碑群
丁字路を左折し箕郷町の駒衣と白石との境界坂道を上り突当りで車道を
横断して反対側の坂道に入る。
    
坂道を上って道なりに進んで白石地内に入り(左側)大和屋の前を通り、すぐ先の変則交差点を直進する。
交差点を右折した角に、「延享二年」と刻印されている「
六道能化地蔵尊」。注;延享二年=1745年
六道能化地蔵尊:仏教では人の命は六道の中で輪廻するという。
六道とは地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六つの世界のこと。
その六道のいずれにも地蔵尊がおられて、苦しむ衆生を救ってくださるという。能化とは教化のこと。

    
白石地内を進み左に折れた左側民家敷地内に、順に大きな庚申塔と馬頭観世音そして小さな二十二夜侍碑。
そのすぐ先の
分かれ道は左手を進む。
    
美里町の中里と白石との境界道を進み、突当りを右折する。突当り左側に古い野仏像
     
境界道を進んで右にカーブし、その先で「鎌倉街道」道標の立つ丁字路に出て左折し、境界道を進む。
   
約150m先のカーブミラーの立つとこで右折し、境界坂道を上り、上りきったところの交差点を直進して坂道を下る。
     
すぐ左側の森の中に、雷電神社
雷電神社:創建不詳。
征夷大将軍坂上田村麻呂がこの地に至った時、激しい雷に遭遇し、これを鎮めるために祀ったことが始まりと伝えられる。
現在の本殿は、1795年(寛政7)に地元の大工岡田伊右衛門が建てたもの。

みさと保育園前を通って下り
突当りの車道を右折し、約50mほど先で左折する。
    
境界道を進みセブンイレブン脇を通って、天神橋信号で国道254号線を横断し、
反対側の
小さな橋を渡り美里町猪股地内に入って県道175号線を進む。
    
横関酒造脇を通り大沢小学校入口信号を直進し、次の野中信号で県道31号線を横断してゆるい坂道を上る。
上りきった左側に、周囲に多数の古墳群が分布している普門寺
    
175号線を下り切った辺りに手摺に並ぶ「カニさん」模様。カニは美里の名産かも?
次に坂道を上り上りきったところの
信号で大里郡寄居町(用土)に入り、その先の左側に平屋建ての「用土四区公会堂」。
    
公会堂前に、古い庚申塔など4基の石碑
175号線を進み突当りを
右にカーブし、押しボタン式「用土駅入口信号を直進する。
   
すぐ先で町指定文化財獅子舞で知られる諏訪神社前を通り、続く「用土郵便局前信号で県道265号線を横断し
JR八高線踏切を渡る。
    
用土地内の175号線を進み次の信号の先で深谷市(武蔵野)に入り、
武蔵野地内を約1km進んで(左側)
常光寺前を通り、続いて巨大「鎌倉街道(上道)みちすじ案内板前を通る。
     
そのすぐ先で八島神社前を通り、突当りの左にカーブするところで175号線と別れ細い道に入り、
すぐ先で県道62号線を
横断して進む。
    
続く交差点を直進し、深谷市小前田と寄居町との境界道を進み、突当りを右折左折して広い道路に出る。
    
最近完成したばかりの一直線の道路を進み、秩父鉄道踏切を渡り、
踏切から約150m先の日東精密工業前の
丁字路のところで、今日はここまで。
    
      丁字路から左折して秩父鉄道小前田駅へ 
時は、14時31分。
今朝、8時34分に海洋センター手前の丁字路を出発してから、所要時間は約6時間。
坐骨神経痛の病み上がりとしては、この程度の距離で我慢。
         
秩父鉄道小前田駅
    
      
    

旅と旅行と
    
参考までに; 歩く 鎌倉街道上ノ道 (鎌倉→高崎)