庭師の独り言(3月分日記)


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3月24日 告白
食事の時の話です。
3月は年度末で、仕事がやたら忙しくなるシーズンです。普段怠けていた分のしわ寄せがここに集まり、残業のため食事の時間も職場で迎えることがほとんどとなります。近くのコンビニ行って何か買ってくると言う選択肢もありますが、大体は出前を取ることになります。
その日も蕎麦屋から出前を取りました。ここは蕎麦屋のくせに定食や重物が豪華でおいしいというなかなかイカすお店です(値がはってしまうのが難点です)。いつも通り出前が届いて、資料室(いつもここで食べています)へ行くと先に来ていた数名が固まっていました。
「どうしたの?」
という自分の問いに同僚は黙って重箱を指さしました。重箱は普通、つゆが漏れても周りに付かないよう紙で包んであります。その包み紙には小さくマジックで

すき

と書かれていました。
「…なんですかこれは。」
「知るか。」
誰も思い当たる節がありません。そこへ出前を頼んだ最後の1人がやってきました。
「飯来た?あー、腹減った。」
「何頼んだ?」
「え?すき煮重だけど。」
…お蕎麦屋さん、誤解を招くような略し方はやめましょう。

3月23日 大は小を兼ねるけど
定期的にみず谷先生の情報を収集しています。
普通、WWW上の検索サイトを使用しており、今まで一番検索結果数が多かったのはgooでした。過去形なのはそれを上回る検索エンジンが見つかったからです。それは、Infoseekです。今まではgooが100件弱だったのに対し、Infoseekは50件弱でした。検索結果も大体重なっていたので、定期的に検索をかける際には普通gooを使用していたのです。ところが今日、久しぶりにInfoseekを見てみるとページのデザインががらっと変わっていました。検索エンジンもリニューアルしたかな、と「みず谷なおき」で検索をかけてみました。結果数は176,498件…17万って…
さりとて、検索内容が良くなったわけでもありませんでした。50件を過ぎた辺りから全く関係無いページばかりです。
数が多ければ良いと言うものでもないのですが。

3月22日 本拠地巡礼
大阪に行って来ました。
2年ぶりくらいでしょうか。2度目の大阪です。私用を昼過ぎに片づけて、恵美須町へ行き通天閣付近を回ってから、一路江坂へ。
もちろんお目当てはネオジオランド(^_^;です。江坂1号店は駅から見えるのですぐに分かりました。近くを歩き回ると他に2件見つけました。リアルバウト餓狼伝説2なぞには全く目もくれずサムスピ三昧でした。
サムライスピリッツ
何故置いてない!
斬紅郎無双剣
かなり久しぶりにプレイしたもので、感覚を取り戻すまで少し時間がかかりました。やはり6人目の黒子が壁です。エレルシカムイリセをガード即ヌペキカムイシキテ入れてくるCPUって…
天草降臨
幻十郎を倒すまで12分かかりましたが、何とかクリアしました。誰もクリアしていなかったので、名前も入れられました。
真サムライスピリッツ
覇王丸とズィーガーにずたぼろにされました(T_T)。中斬りのリーチの無さを再確認。
侍魂64
ユガを立たせる所までは行くのですが、コンティニューはしない主義なので気力が尽きて終了しました。
今度は何時行けるかな(^_^)。

3月18日 散財
色々買い物をしました。
と言ってもCDと本だけです。
NEOGEO DJ Station LIVE '98(CD)
2日間行われた内、2日目の内容が収録されています。初日に行った自分としては、少しだけ得した気分です(^_^)。しかしアドリブの多さや出演者のノリは2日目の方が上なので、直で見られなかったのは残念な点です。
CDで聞いても十分面白いですがやはりライブは直に見る方がいいでしょう。会場の熱気と客のノリはCDで聞こえるより100倍(当社比)位上です。
星空のメロディ(CD)
とりあえずカラオケがエンドレスでかかってます。(^_^)
悠久幻想曲 2nd Album オリジナルサウンドトラックス(CD)
主題歌を歌うのはタケカワユキヒデ…ゴダイゴをリアルタイムで聞いていた世代にはたまらないですね。聞くだけでゲームの世界に優しさと感動があふれ出す…そんな歌が入っています。一押しです。
正しいHTML4.0 リファレンス&作法(本)
W3Cが公開しているHTML仕様書に基づいて作成されたこの本は、HTMLに対する考え方を改めさせてくれます。今までなんと誤解の多かった事か。実はこの項目も見た目優先のため、間違った使い方をしています(-_-;。トップページだけでもこれに合わせて作り…たいなぁ。

3月15日 温故知新
映画を見に行きました。
映画はめったに見に行きません。前に見たのが「STAR WARS」のリメイク版ですから半年ぶりくらいでしょうか。見に行ったのは銀河鉄道999&長靴をはいた猫。どちらも名作です。見て損はなかったと思います。
999は懐かしい顔ぶれ有り、泣かせ有り、鳥肌立つような演出有りで久々にあの世界を堪能しました。強いて難点をあげるなら、上映時間:1時間といったところでしょうか。多少詰め込みすぎ的な所も見受けられますし、話が終わっていません(要するに「つづく」です)。しかし逆に言えば、導入編としてはかなり優秀な出来だと思います。それにしても鉄郎ってシンジ(エヴァンゲリオン)とはまるで正反対の性格ですね(^_^;。あ、そうそう。最後のシーンでヘンなものがちらっと出てきます。ちょっと映画館の館内がざわめきました。
長靴をはいたなこ…もとい、猫は過去に上映された物をそのまま使っているようです。でも面白いです。ワクワクドキドキするような冒険活劇に最近ごぶさたしているせいもあるでしょうが、時代を超えても面白い物は面白いという事なのでしょう。

イーゼル萌え <結局それか

3月12日 庭師よりのご挨拶
ホームページが5000ヒットを越えました。
最初は「1日10人、1年で3650人!」と目算を立てていました。ところが蓋を開けてみると9ヶ月弱でのべ5000人もの方が御覧になるという結果になりました。まだまだ拙いところも多々有りますが、これからもご愛顧の程を宜しく御願いします。

3月9日
沈丁花(じんちょうげ)の花が八分咲きです。
道ばたの植え込みでよく見られるこの木は、今頃小指の大きさほどの小さな花を沢山付けます。花の美しさとしては別段綺麗とも言えませんが、その香りは秋の金木犀に勝るとも劣らない良いものです。
中高生の時分の話になりますが、この頃から睡魔に弱かった自分にとって、眠い頭を引きずるように登校するのは苦痛以外の何者でもありませんでした。特に2・3月の冷え込む朝などは、その苦痛が極大に達するシーズンです。そんな時沈丁花の香りが冬の朝の冷たい空気と相まって凛とした香りとなり、何度も自分の目を覚まさせ、さらに頭をすっきりさせてくれたものでした。
そんな事もあって、自分の一番好きな花だったりします。

3月5日 無粋な真実
サムスピドラマCDを聞きました。
色々詰め込みすぎて少し内容が薄いような気もします。でも、相変わらずドラマ半分はルルーズスピリッツですので良しとしましょう。今回印象に残った一言を、ネタばらしにならない程度で…ブックレットで生駒さんも書いてらっしゃったあの一言です。すごくナコルルらしい言葉で良いです。
自分が同じ内容を言えばこうなるでしょう。「木が光合成を行って新鮮な空気を(以下略)」…それでも間違いではありません。今時小学生でも知っている真実です。しかし、そのままでは無粋な言葉です。本で読んで、話で聞いてそうとらえているだけの自分に気付き、はっとさせられたのです。
自分が経験したこと、自分が感じたこと、自分が考えたこと…それだけが自分の言葉となって人の心に響くのだな、と思うのです。

3月4日 有明行き
東京ビッグサイトに行きました。
会社が出展しているので製品の説明要員として駆り出されたのです。…それにしても接客というのは苦手です。人前で話すと定型文章以外言葉がなかなか出てきません。もう少し柔軟な対応が出来るようになるといいのですが。

ある少年に会いました。
その坊主刈りをのばしたのが一目で分かる少年は地下鉄のシートに座り、寝ていました。彼のいる場所はドアの側、シートの一番はじで自分はドアの側に立っていたのでちょうど彼を見下ろす形になっていました。電車に乗っていれば誰でも経験したことがあるような状況です。電車の吊り広告などを眺めていた自分がふと眼を下に向けると、その少年がむくっと頭を上げ上を見上げ…自分を見ました。目と目が合ったちょっとした間の後、彼は眠そうな眼をしたままぼそっと

「山手線が…」

とつぶやき、そのまま再び寝てしまいました。彼が目を覚ました場所は山手線接続の駅近くではなく、また山手線接続の駅に列車が到着しても降りません(目を覚ましません)でした。
…謎です。


振り返ればそこは庭

Last Modefied: '98/04/05