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東邦航空、最近の話題3題


JA761A シコルスキーS-76C+ 東京愛らんどシャトル新鋭機

1東京愛らんどシャトル

 前回、S-76C+受領のニュースを掲載したが、その後、6月11日に八丈島に於いて修祓式が行われ、S76C+は現在順調に就航中。新鋭機とあって乗り心地は上々、好評を博している。

尚、今まで親しまれたAS365N2ドーファン2はバックアップ機となるが、島民の中には乗り慣れたAS365の方が良いという方もいるそうで、どちらにも捨てがたい魅力があるようだ。
 夏休みシーズンまっさかり、 伊豆七島観光を計画している方は、移動手段にS-76を使うという贅沢なプランを立ててみてはいかがだろうか。

2.北アルプス、ヘリコプター遊覧

 「穂高アイマックスシアター」が駐車場を利用した場外ヘリポートを拠点に営業、運航は東邦航空に委託されている。ヨーロッパにはあるものの、日本でのアルプス遊覧は初めて。
11月末迄の土日を中心に運航し、年内に10日間のフライトを計画、機種はAS350Bで実施。

槍ヶ岳、穂高連邦コース:約15分間 15,000円(大人)
体験搭乗コース    :約 3分間 4,500円 など、他に8分間のコースもある。


7/27付の読売新聞をはじめ方々のメディアで紹介され、週末の28,29日にはたくさんの客が押し掛け、 担当パイロットは大忙しだったという。

尚、問い合わせは穂高アイマックスシアター(0263-83-4800)まで

3.フジTV用EC155Bを東邦航空が発注。

 ユーロコプターEC155Bは昨年(2000年)3月に日本発お目見えしたものの、同年末には早くも外国人顧客がつき、海外に売却され姿を消したが、最近嬉しいニュースが入ってきた。
フジTVの報道取材機としてEC155Bを東邦航空が発注したのである。
詳細は6/10付の川鉄商事のホームページを参照

 納入は2003年春、とまだ先だが、おそらくシコルスキーS-76B(愛称チャトラン)の後継機と思われる。
EC155Bは燃料フル搭載でミッションが可能という優れた性能をもち、報道取材機としての利点を買われたものと推測されるが、同機は設計段階からS-76ユーザをターゲットとしており、価格性能、乗り心地はS-76に匹敵、価格はS-76よりも安価と、”S-76キラー”の異名を持つ。今回文字通りそれを実証したことになる訳で、更なるユーザが増えることを期待したい。

その他、東邦航空では7/25,7/28に要人を輸送、参議院選挙前にもヘリコプターは大活躍であった。


コメント

 今回は奇しくも東邦航空関連のニュースばかりとなったが、この時期、農薬散布など各使用事業会社にとっては多忙な時期。加えてこの猛暑ではエンジンパワーが落ちるなど、飛ばす側も支える側も過酷な日々の連続であろう。
各社、運航に携わる皆様に「本当に苦労様」と申し上げると共に、心から安全飛行を祈念したい。

2001/08/04



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