ユーロコプター EC155B
 
Eurocopter EC155B


写真は JA11MP ユーロコプターEC155B1 警視庁
(Photo:JA155B1  Eurocopter EC155B1 TMPD)

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Specification EC155B1
エンジン (Engine) Ariel 2C2(943shp)
×2
全長 (Length) 14.30m
機体重量 (Weight)
 (Empty / Gross)
2,618kg / 4,920kg
搭載量 (Useful load) 2,302kg
速度(最高 / 巡航)
 (Max / Cruising)
324km/h / 265km/h
ホバリング限界高度
 (HIGE / OGE)
 
上昇限度
 (Service ceiling)
4,572m
航続距離 (Max range) 905km

乗員/乗客数 (Crew/Passengers)

1~2 / 13
初飛行 (First flight) 1998年
製造会社
  (Manifacturer)
Airbus Helicopters
             
↑データは同社公式サイトより 

解説 (Japanese text only)    

 
 EC155Bはユーロコプター社のベストセラーであるAS365Nドーファンをさらに大型化した機体。当初はAS365N4という名前で開発されていたが、改称された。

 AS365Nシリーズよりもノーズが更に長く伸び、機体もふっくらと膨らみ、ボリューム感がある。この長いノーズはペリカンラックと呼ばれ、各種電子機器を搭載している。(イルカなのに「鳥(ペリカン)の棚」という名称が面白い)
 最大搭乗者数は15名。5枚ブレードのスフェリフレックスローターシステムや新型フェネストロン(扇風機の羽のようなダクテッドファン)の採用により、騒音が大幅に減少した他、最新のグラスコクピット「アビオニクヌーベル」を搭載している。

 エンジンはチュルボメカ社製アリエル2C1(最大出力977shp)2基でFADECを装備
  中型双発機ではトップクラスの低騒音、N3に比べ3割増となった大型キャビン、優れた高速性能などを売り物とし、2000年夏に日本デビュー、報道機として導入された。

 その後、エンジンをアリエル2C1から2C2にパワーアップし最大離陸重量、航続距離とも増加したB1型が登場し、現在警察機として運航されている。

2016年7月現在の登録機数は6機、内1機はデモ機として登録、その役割を終え海外へ売却・抹消された。
 
 尚、Eurocopter社からAirbus Helicoptersに社名変更されたことに伴い、現在は「H155」に改称されているが、日本での登録名称はEC155のままで変わらない。

◆ デモ機の試乗レポートは こちら

◆ 警視庁への導入記事は こちら


2016/07/31


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