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 EC155Bデモフライト詳報

 7月22日(土曜日)、東京ヘリポートに於いて川鉄商事主催による、EC155B機体塗装デザイン公募当選者の招待フライトが行われた。
概要に関しては既報の通りだが、今回はさらに詳しくその時の模様をお伝えする。

 当選者は最優秀賞の森田敦子さんをはじめ、優秀賞の小学生、パイロット、その家族及びフランス大使館の方など約12名である。
当日はその他報道関係者などが東邦航空(株)2F応接間に集合。 フライトに先立つ説明会に参加した。


 はじめに航空機部長の小沢敬和(おざわよしかず)氏より
「今回は300通の応募の中からデザインを選ばせていただきました。 業界にいるとヘリにはだいたいこんな塗装という固定観念が出来てしまうのですが、今回のデザインはこの固定観念をうち破った、考えつかなかった斬新なもので、審査員皆驚いております。 (中略)
  今回が(関係者以外の)文字通りのファーストフライトとなります。絶好のフライト日より、是非楽しんでください。」 と挨拶。

 続いて航空機部 部長の浅見訓三氏からユーロコプター機体のラインナップについてのプレゼンテーション。EC155BはAS365NドーファンとAS332Lシュペルピューマとの中間に位置づけられた同社自慢のヘリであることが説明され、また多用途ヘリであることを強調。警察、消防、防災だけでなく海上保安庁などへも売り込みたい意向を話し、最後に「一番安いのは(EC120Bで)1億円ちょっとです。皆さん貯金しておいて下さい。」と皆を笑わす。

 その後飛行コースの説明があり、今回のパイロットである宇田川キャプテンが紹介される。
「EC155Bはチップトップの機体と呼ばれています。これは高性能コンピューターを積んでいて非常に反応が速い、運動性が良い。ということです。これから皆さんをお乗せするわけですが恐いときには「キャー!」良かったときは拍手をお願いします。 では準備がありますのでこれで失礼します。」
と短く挨拶、颯爽とその場を立ち去る。

 宇田川氏は東邦航空(株)運航部の部長代理。
ユーロコプターの機体はすべて乗りこなしている飛行時間8000時間のベテランで、前日も(他の機体で)政府の要人を乗せて飛んだという。腕前は折り紙付きでEC155Bについてはフランスのユーロコプター社で訓練を積んで来られた。

  以上、冷房の効いた部屋で皆くつろぎながら終始なごやかなムードで進み、
このあと、当選者は機体に乗り込み、約20分のフライトを楽しんだ。


 後日、当選者には機体の前で撮影した写真が記念品として贈られることになっている。
これはこの日のフライトの思い出と共に貴重な素晴らしい記念品となるだろう。

 尚、今回、川鉄商事(株)殿のご厚意で試乗の機会を頂いたので、以下にレポートすることとしたい。



 2000/8/19


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