空の日2009 羽田旧整備場地区で航空機展示会実施


(JA722A ボンバルディアDHC-8-315  MA722「みずなぎ 海上保安庁 のコクピット)

2008年9月13日(日)、羽田旧整備場地区で航空機展示会が行われた。

 これは9月20日の「空の日」にちなみ毎年この時期に行われるもので、航空局飛行検査機や海上保安庁・新聞社等の航空機が展示される。今年(2009年)は航空局(JCAB)が積極的に参加、もっと航空局を知ってもらいたいと言う趣旨で、航空局側のエプロンに場所を移して開催された。機体は昨年と同じく航空局の固定翼機がエプロンに並べられたが、ヘリコプターの展示は年々減る一方で今年は海上保安庁のAS332L1だけであった。


航空局(JCAB)
 管制保安部運用課の飛行検査用の機体であるBD-700、SAAB2000、GVI、DHC-8がエプロンにズラリと並べられたが、今年はYS-11(退役機)の展示はなかった。


(JA003G サーブ SAAB2000 航空局飛行検査機 (YS-11の後継機)

海上保安庁
 今年はAS332L1 MH805「わかわし1号」と最新導入機のボンバルディアDHC-8-315 MA722「みずなぎ」が展示された。
海上保安庁のサービスは年々向上し、今年は両機の機内を開放、操縦席にも座れるようになっていた。
映画・TVの「海猿」人気はいまだ衰えず、大勢の家族連れが機内を見学しようと長い列を作るシーンが見られた。


(JA6805 アエロスパシアルAS332L1 スーパーピューマ  MH805「わかわし1号」 海上保安庁



(JA722A ボンバルディアDHC-8-315  MA722「みずなぎ 海上保安庁)

本機が見られるのは、羽田と沖縄のみ
新聞社
 読売新聞社のセスナ560Vアンコール「みらい」のみが展示された。
昨年(2008年)は毎日新聞社のEC135「レインボー」が展示されたが、今回はヘリコプターは1機もなし。
また場所が新聞社ハンガーから遠く離れてしまった為、報道機の離発着も見ることは出来なかった。


JA560Y Cessna 560V Encore+ 読売新聞社 「みらい」


コメント
 今年は暑さが一旦落ち着き秋の気配でしたが、当日は28度と気温も上がり残暑が戻ってきました。
さて肝心の場所ですが、冒頭に述べたように今年は場所が変更(東京モノレレールの最寄り駅で言えば「整備場」から「天空橋」に変更)となりました。実はヘリコプターファンにとってはこの場所こそが重要で、従来の開催場所は新聞社のハンガーが一望でき、かつ海上保安庁の機体が離発着するベストポジションでした。(2007年2008年参照)。今年は場所が変更になったと聞いて不安が頭をよぎりましたが、案の定・・他のヘリコプターの機影を見ることは叶いませんでした。

 現在羽田は滑走路の拡張工事を行っています。航空局の方にお聞きしたところ「来年は滑走路拡張に伴い、また新しい場所に移し大々的に実施する。」とのことです。またまたヘリコプターの駐機場所から遠のくと思われますが、出来ればヘリコプターの参加機数が増えることを期待したいと思います。

2009/09/13


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