ドクターヘリ救急搬送レポート
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患者を乗せたドクターヘリは約30分ほどで帰投。 待機していた病院側のスタッフが走って後部へ回り込み観音開きのドアを開
け、患者の乗ったストレッチャー(折り畳み式担架)を機外へ引き出す。 搬送終了、エンジンが切られ、ローターが止まるとあたりに静寂が訪れる。 以上が実際の救急搬送の模様である。緊迫した雰囲気がお分かり頂けたであろうか。 今回の患者は心筋梗塞と思われ、要請を受けたドクターヘリは秦野市の某企業のグランドで救急車とランデブーした。通常は小学校の校庭など砂地のところが多く、砂が舞い上がるのを防ぐため消防車で散水してヘリの到着を待つが、
このグランドは草地の為その心配もなくよく使われるとのことであった。 病院のある伊勢原市は神奈川県のちょうど真ん中に位置し、県内には最長でも30分以内に到着可能。
同病院では158箇所他の臨時着陸場を持っており、近くでは秦野市や、小田原、愛川町、 尚、同EC135の常駐任期は7月26日で終了。 (次ページへ続く) |
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