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| 251系（新塗色） 3003M 特急「スーパービュー踊り子」3号 伊東線 伊豆多賀 2005年4月10日撮影 |
| 251系(RE-4) 3002M 特急「スーパービュー踊り子」2号
伊東線 伊豆多賀 2008年4月6日撮影 |
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| 251系（旧塗色） 特急「スーパービュー踊り子」54号
伊豆急線 伊豆高原 1999年8月9日撮影 |
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１．概要
1990年(平成2年)伊豆方面のリゾート特急「スーパービュー踊り子」用に開発された車両です。 従来使用されてきた185系は、ビジネスから行楽まで担ういわば汎用型特急車ですが、この251系は最初から行楽専用車として設計されているため、エクステリアが「ときめき」、インテリアが「ラグジューリアス」のコンセプトで設計され、車両は展望重視にするため、ダブルデッカーとハイデッカーで編成され、通路貫通路までハイデッキレベルとなっています。 編成は10両固定編成で、伊藤方からクロ250(1号車)＋サロ251＋モハ250＋モハ251-100＋モハ250-100＋モハ251＋モハ250＋モハ251＋サハ251＋クハ251となっています。 ２．車体構造 車体20ｍ級の鋼製車体で、片側に片開きのプラグドアが1扉設けられてます。グリーン車とクハ251はダブルデッカーで、中間7両はハイデッカー構造となってます。 ３．車内設備 客室は2両を一つの客室空間と考え、これをユニットとしています。各ユニットは原則としてサニタリーコーナー中央にメインエントランスを配した構成で、全車にわたるAVサービス、スポット空調、読書灯、荷だな等が備えられています。伊藤方のクロ250＋サロ251はグリーンユニットで、２両ともダブルデッカーとなっています。2階は2＋1の座席配列となっています。運転席後部は展望室となっており、1階とはらせん階段で結ばれています。1階はクロ250がギャレー付きサロン室で、サロ251には4人個室が設けられています。東京方のサハ251とクハ251はグループユニットとなっておりセミコンパーメント風の固定ボックスシートを配列しており、ファイミリー、及び小グループ向けの座席となっております。サハ251はハイデッカー車で、車椅子対応設備を持っています。クハ251はダブルデッカーとなっており、クロ250と同じ展望設備を備え、１階は子供用プレイルームと授乳室があります。 中間の6両はハイデッカーのカスタムユニットとなっており、回転式のペアシートが配置されていますが、ミニロビー風のエントランス（3・7号車）を備えるユニットと、スチュワーデスカウンター・ショーケースを設けたエントランス（5号車）を持つユニットの2種類があります。 ４．機器類 制御方式は211系と同じ界磁添加励磁制御を採用し、最高運転速度は120km/hで高速域では低速制御ができます。ブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式で、速度維持制御式の抑速ブレーキを装備しています。主電動機、MG等は211系と同じ物を採用し、台車は651系と同じDT56,TR241系ボルスタレス台車にアンチローリング装置等の取り付けを実施した物を採用しています。冷房装置は先頭車が床中、その他の車両は床置形を採用しています。 モハ251に主制御器、主抵抗器、パンタグラフを搭載し、モハ250は補助電源装置と空気圧縮機を装備するが、モハ250-100には搭載されていません。またモハ251-100の東京方とモハ250-100の伊藤方には密着連結器を装備しており、検査の時にはここから分割することができます。 ５．主な履歴 1992年(平成4年)には2次車2編成が増備され、ワイパー2連化や中間6両の座席に簡易リクライニング機構を設けるなどの変更が行われています。 2002年(平成14年)に全編成リニューアルが実施され、車内設備(グリーン車除く)と外観塗装が変更されました。 2007年(平成19年)にグリーン車のリニューアル更新が行われました。 2020年(平成31年)3月13日に営業終了しました。 ６．諸元表
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