3718F
3700形(3718編成) 快速 87K運用 1087K列車
京成本線 京成西船〜海神 2019年12月9日撮影
1次車

3700形(3718編成) 1563K 快速
京成本線 京成西船〜海神 2020年7月5日撮影
1次車

3768F
3700形(3768編成) 快速 A25運用 8A25列車
京成本線 京成西船〜海神 2019年11月7日撮影
3次車

3798F
3700形(3798編成) 特急 A07運用 11A07列車
京成本線 京成西船〜海神 2020年5月5日撮影
4次車

3818F
3700形(3818編成) 快速特急 A01運用 10A01列車
京成本線 京成西船〜海神 2020年4月12日撮影
5次車

3838F
3700形(3838編成) 快速特急 56運用 1056列車
京成本線 京成西船〜海神 2020年4月21日撮影
6次車

3848F
3700形(3848編成) 特急 A09運用 8A09列車
京成本線 京成西船〜海神 2019年11月7日撮影
7次車

3858F
3700形(3858編成) 快速 65K運用 965K列車
京成本線 京成西船〜海神 2020年5月14日撮影
8次車

3868F
3700形(3868編成) 快速 79K運用 879K列車
京成本線 京成西船〜海神 2020年5月14日撮影
8次車

1.概要
 1991年(平成3年)から製造された通勤車両です。
編成は、8両編成と6両編成があります。

←京成上野・押上 成田空港・ちはら台→

・8両編成
モハ3700形(M2C)-モハ3700形(M1)-サハ3700形(T)-モハ3700形(M1')-モハ3700形(M2)-サハ3700形(T)-モハ3700形(M1)-モハ3700形(M2C)

・6両編成
モハ3700形(M2C)-モハ3700形(M1)-サハ3700形(T)-サハ3700形(T)-モハ3700形(M1)-モハ3700形(M2C)

 終点方(成田空港・ちはら台)から1号車となり、番号も終点方から連続番号が振られています。但し、6両編成の4,5号車は欠番となっています。

2.車体構造
 車体は軽量ステンレス製で、片側に両開き式扉が3カ所も受けられてます。
 先頭部は表示器類と窓が一体化され、貫通扉は非常用となったため左側に寄っています。
 側面窓割りは3600形より単純化されています。
 帯はレッドとブルーのカラーフィルムが巻かれ、後の京成標準色となりました。

3.車内設備
 座席はロングシートが採用されました。

4.機器類
 制御装置は1992年(平成2年)に登場したAE100形と同じGTO-VVVFインバーター制御が採用されました。
 歯車比はAE100形の5.25に対し、6.07と大きくなっています。
 台車はFS-547・FS-047が採用され、パンタグラフはM1'にも1基取り付けられ編成全体で5基になっています。

5.主な履歴
 1991年(平成3年)に1次車として3708編成〜3728編成の8両編成×3本が製造されました。
 当時は前面スカート無しで登場しましたが、1995年(平成7年)に前面にスカートが装備されました。
 同時期に登場した北総鉄道の3700形はほぼ同じスタイルですが、スカートは未装備のままです。
 1994年(平成6年)に2次車として3738編成×8両、1995年(平成7年)に3748編成×8両が製造されました。
 登場時からスカートが装備され、3400形と同様に先頭車に車いすスペースが設けられました。
 1995年(平成7年)〜1996年(平成8年)にかけて3次車として3758編成〜3788編成(8両編成×4本=32両)が製造されました。
 1997年(平成9年)に4次車として3798編成、3808編成(8両編成×2本=16両)が製造されました。
 この時点で番号が3800番台に突入しましたが、形式は3700形のままです。
 1998年(平成10年)に5次車として3818編成×8両が製造されました。
 2000年(平成12年)に6次車として3828編成、3838編成(6両編成×2本=12両)が製造されました。
 当形式初の6両編成となり、ヘッドライトが上部に移設され、急行灯は下部へ移設されテールランプと同様に細長い形で縦に並んでます。
 運行番号表示器がマグサイン方式からLED方式へ変更しました。
 連結部には転落防止幌が採用され、妻窓を廃止しました。
 パンタグラフがシングルアーム式に変更されました。
 2001年(平成13年)に7次車とほぼ同じ仕様で、3848編成×8両が製造されました。
 2001年(平成13年)に8次車として3858編成×8両、2002年(平成14年)に3868編成×8両が製造されました。
 その後新3000形が製造されたので、実質上最終増備車となりました。
 2003年(平成15年)に3808編成×8両が北総鉄道へリースされ7800形となりました。
 2005年(平成17年)から転落防止幌が設置されました。
 2007年(平成19年)に一部の編成で行き先、種別表示器をLED式のものに交換されてます。
 2008年(平成20年)スカイアクセス線乗り入れのため、増圧ブレーキが採用されそれに伴う付帯設備工事が行われました。
 2010年(平成22年)に行き先・種別方向幕LED化未対応の編成について交換が行われ、種別をフルカラーLED、行き先を高輝度白色LEDに交換されました。最初にLED化された編成についても同様なものに交換されました。
 2012年(平成24年)より室内更新が行われました。
 2014年(平成26年)より室内灯がLEDに交換されました。
 2017年(平成29年)より室内にLCD搭載工事が行われました。

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