8300系(8305F) 空港急行 2159列車
南海本線 新今宮 2019年11月24日撮影

8300系(8709F) 空港急行 2167列車
南海本線 新今宮 2019年11月24日撮影

1.概要
 南海本線の7000系7100系6000系置き換え用に製造された通勤型車両です。
 編成は下記の通りです。
 ←難波方
 モハ8300形(Mc1)-サハ8600形(T1)-サハ8650形(T2)-モハ8400形(Mc2)
 クハ8700形(Tc1)-モハ8350形(Mc3)

2.車体構造
 車体は軽量ステンレス車体となっています。
 車体長は20mとなっています。
 扉は片側に両開き扉が4扉設けられてます。
 先頭部は鋼製となり貫通扉が設けられました。貫通扉上にヘッドライトが2灯設けられています。運転席、助手席下にテールライト兼標識灯が設けられています。助手席上にフルカラーLEDの種別表示器が設けられました。運転席上に白色LEDの行先表示器が設けられています。
 側面の行先種別正直はフルカラーLEDが採用されました。
 外板にはブルーとオレンジのラインがカラーフィルムで貼り付けられています。

3.車内設備
 座席はロングシートとなっています。
 車椅子スペースは両先頭車運転席後方の扉間に設けられています。
 乗降扉上部にはLEDの案内表示器が千鳥配置で設けられています。

4.機器類
 制御方式はIGBT-VVVFインバーター制御となっています。
 主電動機は、190kWの全閉内扇式三相かご形誘導電動機のTDK-6315-Aとなっています。
 駆動装置は、TD平行カルダン駆動となっています。
 ブレーキ装置は、回生ブレーキ併用全電気指令式空気ブレーキ(全電気ブレーキ付き)が採用されました。
 台車は、モノリンク式ボルスタレス台車のSS179M(電動車)、SS179T(附随車)が用されました。

5.主な履歴
 2015年(平成27年)10月8日に営業運転が開始されました。
 2016年(平成28年)に2次車として2両編成が登場しました。
 2019年(令和元年)に6次車が登場しました。インバーター制御素子にSiCハイブリットモジュール素子が採用されました。高野線に投入されています。

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