2000年の動き

12/15発売の雑誌ストレンジデイズにトッドのインタビューが掲載されています。ほかにバッドフィンガー関係でふれられています。次号も発売広告と共に引き続きインタビューがのる予定だが、曲目等でレコード会社、アーティスト側で紆余曲折があったので少しネガティブなもの。

アメリカではすでにUtopia Redux 1992,Live at Royal Oak,Retrosepctive,The Ever Popular〜など4種類がDVDで発売されている。入手しました。日本で再生可能(確認しました)、メニューがあってビデオのように頭から再生するか、曲ごとにするかを選べる。Retrospectiveはトッドが編集したオリジナルテープが画質が悪いのでビデオとあまり変わりません。Royal Oakは若干良くなっているように思います。Reduxはもともと放送用に撮られたデジタルフォーマットのテープなので格段にキレイです。これは手に入れる価値があります。Amazon.com,Express.comそれと前述のTR Bazaarでゲットできます。全国のタワーレコードでも2280円ほどで買えます。

2001年1月24日にアメリカのクレオパトラレコードから出ているトッドのオリジナル曲を使ったリミックス集"RECONSTRACTED"がクラウンから発売されるそうです。ボーナストラックも予定されているそうです。同じく1月24日に出る"Demos and Lost Albums"の記事が1月18日発売のクロスビート、15日発売のストレンジデイズにそれぞれ載る予定。

NAZZ CD(日本版)が発売されていました。渋谷のULTRAなどでチラシが貼ってあります。

日本からはAIRMAIL RECORDINGSから出ていまして、「ナッズ・フロム・フィラデルフィア+5」 AIR CD-021/2 3500円(税抜) 問い合わせ先03-5376-1297(エアー・メール・レコーディングス)だそうです。Distortion Records米原盤。NAZZの前にいたグループWoody's Truck Stopのデモ5曲も入っています。(その中の一曲Why is it meはNAZZ 一枚めに入っているLemming Song[Jeff Beckの影響をうけている曲]の原曲)この夏にNAZZの元メンバーStewkeyに会いに行った私の遭遇記ものっています。

マイナーレーベル、クレオパトラから発売されたReconstractedはTower,HMVなどで入荷していました。ちょっと高いけど2300-2500円前後。King BiscuitのCDも売ってます。それと今さらながらだけどUK remasterのTRKWのCDはボーナストラックとして、プロモ12インチでしか手に入らなかったHammer In My HeartのDance mixが入っている。Amazon.comにのってます。
CD NOWとTR Bazaar(www.trbazaar.com)ではトッドの曲をDJ風にアレンジしたCD"Reconstracted"(アメリカのインディーズCreopatraレコードから発売)がreal playerで数曲聞くことができる。

音楽雑誌DIGにクラウンから出る新しいCDの広告が出ている。発売は来年一月の予定。


9/26にはKing Biscuit Flower HourというRadio show CD発売された。手元に届いたのでちょっと紹介--レーベルもジャケ近いデザイン、インナーはけっこうアップめの写真(70年代後半)を3種類使っている、最近ではセンスのいい感じです。2ページ解説がありますが大したことは書いてありません。最初の6曲のために買うことになるでしょう。ボーナスCDをもらえなかった人のために専用のサイトにアクセスするとダウンロードできるようになっている。
曲目はアカペラツアーからReal Man/Marvin Gaye Medley/Can we、77年からLast Ride/Eastern Intrigue/Love Of The Common Man/Couldn't、78年ボトムラインよりReal Man/It wouldn't/Never2Land/Black Maria/Motown medley/I Saw The Light/Hello It's Me(これって日本盤とダブってそう)CD NOW(cdnow.co.jp)でTODDを検索すると出てくるが、曲名も出ているし一曲ごとWindows Mediaで聞くことができる。<もうできません10/14現在> なかでもEastern IntrigueからCommon manへのメドレーはRA tourの最初の頃だけのものなので貴重!yahoo.shoppingのレーベル直販で予約するとインタビューのvideoの入ったボーナスCDがもらえるキャンペーンをしていた。 ボーナスCDはMac,PCコンパチのCD-ROMでvideoも項目別に別れている。ここで曲を聞くこともできる。(普通のCD形式でも3曲聞けます)でもその2曲目のWheelはIkon-Freeedom Fightersになぜか差し換えられている。


TODDの 米雑誌Sound wave magazineの2000年6月号のインタビューで何故最近Casinoなどでライブが多いのかなどについて述べています。金払いがいいからだそうです。

新しいBootlegが出てます。"The Other of Second Wind" 2CD-Rセット、値段は6千円ほど。>91/6/6の東京NHKホールで、ちょっと距離のあるところからカセットでとったという感じの録音。アンコールの3曲はカットされています。
side 1 53:15 intro-Love Science/Real man/Common man/Who's sorry now/Johnny Jingo/Mighty love/Parallel lines/Can't stop running/Unloved children/Smell of money
side 2 54:40 Change myself(fade in)/Kindness/Secret Society/Something to fall back on/Rock love/LostH-Marvin Gaye medley/Feel it/2nd Wind/Want of a nail


Utopia Redux 1992のDVDがアメリカで9/12に発売。リージョナルコードがないので日本でも見られるでしょう。定価は$16ほど。。それとRetrospectiveとThe Ever Populartのアメリカ盤DVDはディスクユニオンで三千円以下で手に入る。 Splenderの最新シングルがアメリカでチャートイン!ヴィデオクリップはまだないらしい。


アメリカでは12RodsのCDは発売されていてやっと日本で買うことができる。関東ではRecofanで。何曲かはアメリカのサイトでオンライン上試聴ができる。ジャケットの文字はなぜがカタカナ(盤、インナーも)日本発売不明。

6/21に米の経済チャンネルCNBCで放送されたPOWER LUNCHの模様は… この日のテーマは転職。番組レギュラーのKEVIN ELLMANが視聴者の質問について答えたりしていて、本人は?という話からUTOPIAの話しになったりしていた。トッドはビジネスとしてのpatronetの話をしたあとCMあけにISPを披露。更にCMのあとKEVINとセッション、IKONを演奏するがほとんど曲を覚えていなかったためほほえましいで終わってしまいました。このあとKEVINはあるファンの仲介でMOOGYと連絡をとりセッションをしたらしい。

土曜深夜(6/25)に日経CNBCコナンショーで現地水曜日に放送されたトッド出演分が見られた。この日の最後のゲストでISPを3人でプレイしたあと時間がなかったのか、コマーシャルあけにもトークがなくエンドテーマが流れた。バックで司会者とトッドはずっと話していたようだった。再放送は日曜日。

いまpatronet会員に届けられているOne Long YearのCDはまったくアメリカで売られるものと同じもののようである。日本で売られているものとはDigiPak仕様以外はほとんど変わらず、Artemis Records,Patronet,Artistentのクレジットが入っているのと少し文字の解像度が悪いことぐらい。

CDNOWが新譜のコーナーでTODDをピックアップしている。そしてYahoo! Broadcastでも最新アルバムがWindows Media Playerで聞ける。

あの有名なペイントのGibson SG "the Fool"(Beatlesが経営していたAppleブティックのデザイナー"the FOOL"がデザインした。この人達LPも出している)はササビーズのオンラインオークションでおよそ1300万円($122500)で売れた。

5/31発売のEuro-Rock Press(定価2千円)にインタビューが2ページ。さすがにプログレ雑誌だけあり、質問もマニアック。Mahavishnu Orchestraの影響とか、Steve Hillage,Touch,New Englandのことを聞いていました。1ページ広告もあります。

分厚いXTCの曲にまつわることを書いた本「ソング ストーリーズ」が出ています。スカイラーキングのことではトッドはデモ全部のコピ−を要求し、受け取って二日も経たないうちに連絡をよこして来たそうです。35曲のうち14曲を選び、アルバムのコンセプト(過ぎ行く一日)、曲順、タイトルとそれを洒落てジャケット用に二枚のチケット(passes)を使うことまで考えていたとか。(chieronさん情報Thanks!)

5/24発売のNEW CDは初回デジパック仕様だす。カラーブックレット付きで歌詞がのっていて、日本語解説は別に付いています。新たに発覚した事実は、曲はそれぞれHappy,Hurty,Angry,Dirty,Dippyに分類されています。ウクレレのライブは99/2/4のBostonのライブでした。(解説はデータ違いです)あと解説のトッドの性格分析はとても正しいと私も思いました。

5/18発売のCrossbeatでCDの広告とレビューが載っている。そしてBad Religionのインタビューがあって、Vocalのグレッグ・グラフィンはトッドの大ファンで今回のことで更に尊敬するようになったと言っている。

6/15発売のCDジャーナル別冊ストレンジ・デイズの裏表紙でCDのカラー広告。そして5ページのインタビューと6ページのDiscographyが掲載されています。インタビューではpatronet立ち上げの理由など最近いつも出る話題の他にクラウンのアーカイブのこと、次のツアーが3人になること、これから一年間の最大のプライオリティは日本へ行くことなどが述べられています。最近の一番の興味はMacromedia Flashでかっこいいホームページを作ることらしい。トッドらしい。

ヤングギターとサウンド&レコーディング6月号でNEW CD "One Long Year"のレビューがのっています。

ライル・ウォークマン(Nearly Human,2nd Windのギタリスト)が新譜を出したようです。情報はここで。

Bad Religionのニューアルバム"The New America" は5/7には既にTSUTAYA(PUNKのジャンルなんですね)などで米盤が発売されていました。(Tower Recordsなどは5/8現在まだ)日本では5/24発売、2曲ボーナストラックとRockin' on 6月号にカラー1ページ広告がのっていました。

Sound&Recording MagazineでトッドにインタビューしていたMr.Bozaiさんのwebsiteでトッドの写真が出ています。(サエキさんthanks a million!)

アメリカではRetrospective 1976-1984とエヴァーポピュラーのビデオがDVDになって発売されている。(15ドル以内、安い!)日本では今のところ手に入らないので、航空便で送ってくれるオンラインショップで買ってください。英語が苦手な人はwww.fantasium.comがいいかも。日本語でオーダーできてカードのほか銀行振り込みで支払い可能です。そのほかwww.kencrane.com,www.express.comなど。DVDは国別にコードが割り当てられていて原則として日本の再生機では見ることはできないはずだが実際に手に入れた人によると日本でも再生できるとのこと。(nyabochiさん情報ありがとう) でも日本でも出ると良いのに、ビクターさんに働きかけよう!

クラウンレコードさんより情報いただきました。次の雑誌にのるそうです。 雑誌広告;Music Magazine 5/20発売 Record Collectors 5/15発売  Crossbeat 5/18 発売 Euro Rock Press 5/31 発売 Rockin' On 6/1 発売 Strange Days 5/15 発売(背表紙)
インタヴュー記事; Euro Rock Press 5/31 発売 Strange Days5/15 発売。 レヴューに関しては多数誌掲載されます。

新譜は5/24に発売。題名はOne Long Year、なかなか新作が出ないことへの皮肉った内容ともとれるもので2500yen(税込み),CRCL-7706。アートワークも本人作(個人的には近年で一番いいかも)。コンセプトのないアルバムなんて珍しい。全体的に新しい曲はDarkなイメージが強く、昔の曲はPOP。加入者には郵送されるものと同じ。
I hate my frickin' ISP(Cheap Trickっぽい感じ)/ Buffalo grass /
Jerk(NWO時代を思い出させる早いリズムとサチったvocal)/
Bang on the ukulele(Bang on the drumのウクレレヴァージョン、ライブ)/
Where does the time go(1981年頃作られたポップな曲)/
Love of the common man (With a twistに入らなかったボサノバ)/
Mary and the holy ghost(クリスマスソング)/ Yer fast(But I like it)(個人的にはTODDのころのCrazyな雰囲気に近い)/
Hit me like a train(Al Greenのために書いた曲、80年代)/The surf talks(ちょっと作り直したよう)

CDジャーナル増刊ストレンジデイズの特集”マッカートニーメロディーズ”でビートルズフォロワーとして見たトッドという見地にたってS/A?,NAZZなどのアルバムから直接的なFaithful,Deface the musicなどをのせている。

Sound&Recording Magazine 5月号(リットーミュージック、特価1100円)でカウアイ島のトッドのスタジオにインタビューに行っている。内容はトッドのプロデュースの仕方についてで、基本的にはスタンスは変わらないが最新機器で更にスピードアップしていっていること。パトロネットの原理なども述べられています。トッドの顔は田舎でレイドバックしているというよりはのんきな父さんのようになってます。

Hollywood Reporterの記事によるとToddはpatronetをArtemis Records--artemisrecords.com(=Artistent)に売ったとしている。


Bad Religionのnew albumは5/9にアメリカで発売。タイトルはThe New America、これは9月にカウアイ島でレコーディングされ、2月にLAでミックスが完了したとのこと。(LAに行ってた?)

最近出たMUSIC MAGAZINE増刊ウッドストックサウンド(千二百円)ではかねてからレコードコレクターズなどで書かれていたものの拡大版で影響を受けた100枚のCDが載っている。その中でRUNT,S/A?の他初期のプロデュース、エンジニアなどをしたLPなどが詳しく書かれている。

TR Connection主宰者Roger LinderによるとS/A? Deluxe Editionはライノから2/29に発売される予定で曲名も決まっている。詳しくはCheckout.comにのっているそう。最初のディスクにはLPの3面プラスSomewhere/A?に入っていたS/A?宣伝用のアカペラとIt wouldn't(demo),Wolfman Jack(reissued single ver)、2枚目は4面のスタジオライブ&TR Radio Show。リマスターではないし、かねてからの一部で使った音楽の著作権問題も解決していない(これはKelliがRhinoに確認したそう)。またも予定通りにでないかも。

NAZZのページでも紹介していましたが、アメリカのDistortion Recordsから発売されている"13th and Pine"が日本でもAir Mail Recordingsという会社から出ている。AIRCD-016,2500円&税。NAZZの元メンバーStewkeyの持っている音源を友だちのDave(Distrtion Records)が本人の肝臓の疾患のために少しでも援助しようということで、このレコードが企画されたもの。売上げの一部が使われるという。 日本用に久世氏の解説が加えられていて、その中でメンバー全員の許可を得ていると書かれているが、残念ながら私はDaveから直接そのようなことは聞いていない。解説と外装の帯以外は輸入されたものをそのまま使っているが 解説は1曲ごとに詳しく書かれている。ちょっといくつか補足を.....トッドが抜けたあとは5人組となっているがCarsonがそのまえに脱退しているので、4人組のはず。そのCarsonの消息はDisneyでアニメを書いていたり、StewkeyはPhiladelphia Lighting Companyなどで働いていた(80年代初め)。でもほんとに詳しいっす。オビにジャケはダサイと書いてあったが、これはStewkeyが自らでデザインしたもの。(わたしのダサイと文句を言ったくちです)今度は自分の会社でやるそう。

NAZZと同様に Moogyの自主制作盤もMSIという会社から出ています。MSIF 2697 2700円。これで日本でも比較的手軽に手に入ることでしょう。日本版は本人による解説がついているとレコードコレクター2月号の広告に書いてあります。

一昨年秋にRHINOから予定されていたS/A? DVD AUDIOは春に発売予定となったらしい。12月号のSound&Visionという雑誌にPokemonの音楽に参加しているのは元UTOPIAのJohn SeiglarとRalph Shuckettという記事がのっている。

速攻で売れ切れていたビクターの紙ジャケCDが再入荷。これはCDの再プレスをしたようで、これを逃すともう手に入らないでしょう。なぜならジャケは一度印刷しただけで再版がなく、初回のCDを少なくプレスしていたため。ビクターの担当者が言っておりました。急げ!


www.artistent.comでは最新CDの1曲目のI hate my frickin' ISPがプッシュされていて、この曲のMP3がdownloadできるようになっていたり、メディア関係者にこの1曲のみのプロモCDなどが配られています。

現地4/29の夜、ダラスでTRTVの二千人コンテストの懸賞のパーティが開かれました。mpeg stream形式のネットで音声のみの中継も行われたのですが、私が聞いた部分的なところを紹介しますと---Question Timeがほぼ1時間あって、patronetに至ったいきさつ、レコード会社に対する不満、新しいアルバムのこと、その前日に行われたシカゴでの12Rodsとの共演 など話してました。そしてテレビで歌うための練習ということでアコースティックでI hate my frickin' ISPを歌ってました(イントロでとちり、曲中でもつまってましたが)。あと次のツアーのメンバーのいきさつ(Prairie Prince,Tony Levin,John Frenzik,Jesse Gressなどみんなスケジュールが合わなかったらしい)

米ABCのトーク番組"Politically Incorrect"に出演。transcriptionがあります。

トッド今後の予定。本人談。4/25 LAでTV番組"Politically Incorrect "収録。4/28シカゴで12RODSとジャムる。次の日ダラスへ飛んでTRTV 2000人コンテストの優勝パーティ。次の日サンフランシスコへ飛んで、'power trio'- me, Kasim, and Trey Sabatelli のリハーサル。5/2LAに戻ってTV番組"Late Late Show with Craig Kilborn"に出演。初めて"I Hate My Frickin ISP"を歌う。

3月20日過ぎにようやくアルバム用の音源とアートワークを完成させクラウンレコードに送った。このCDのために作ったのはfrickin' ISPとyer fastだけらしい。

すでに合併したpatronetの会社ArtistEnt(www.artistent.com/main_html/index.html)のホームページが始動している。最初にPeter Wolfなどをフューチャーして他にいくつかのアーティストも名を連ねている。(当然トッドの出ている)アーティストごとのページではディスコグラフィもあって、Radio/Audio/Video/News/Gallery/Promos/Bioの項目(まだほとんどが工事中)ごとに別れている。Galleryには15枚の写真がある(すこし小さめ)。それにしてもかなり凝った内容のサイトなので最新のブラウザーと300Mhz程度のCPUがないと楽しんで見ることができないかも。JAVAを多用しております。掲示板でメッセージを入れることもできます。 一方www.patronet.comではMacromedia Directorを使って作ったとみられる壮大なロゴムービーが見られる。(準備中を伝えるにはかなり大げさな内容ではある)

Patronet Serviceのこれからの動向についてpatronet.com/report.htmlを参照するようにメールが会員にきている。それには合併した新しい会社は4月15日に開始がずれこむこと、ヴァージョンのチューナーが来週からテストされることなどが書かれている。

トッドはハードディスクをクラッシュさせてからのち、しばらく音沙汰なく、その後インフルエンザにかかり一月以上遅れた3月上旬現在まだ終了したという連絡は入っていない。 

一月末にサンフランシスコのレコーディングを終えて、ハワイ戻ったもよう。メールではこれは会員用のCDのためとされており、ひょっとすると発売用とパトロネット用のCDは同様のものになるかもしれない。同時にMicheal Gallagerのプロダクションも進行中とか。

パトロネット用に最新情報のホットラインを作った模様。”ポストカードを待つより新鮮だよ”だって。

トッドはツアーマネージャーMaryLouArnoldの名でeBay(アメリカのインターネットオークション)にBaby Grand pianoやUreiなど機材を売りに出していた。(もちろん米国内のみ)締切りは現地時間1/10。2万ドル以上値がついたようだ。

最新のパトロネットメールでトッドはpatronetのサービスを行っているWaking DreamsがArtistEntという元アトランティックレコード社長のやっている会社と合併したと語った。これで本人も音楽、ヴィデオ、プロダクションなどに集中できると少し肩の荷を降ろした感じ。新しいバックボーンと資金とインフラを手にした会社は今年末にsubscribeサイトを一旦クローズし、新しい段階の準備を始める。実際にどの程度まかせるかは興味のあるところだが、この会社を重荷と感じたところで少しずつお任せとなるかも?(これは全く個人的な予想)会社もやっと本来の目的であるネットによるアーティスト発掘やプロモーションに力を入れることができる!と思う。

ファンへのクリスマスカードがある。見たい人はこちらへ

MeatloafのBut out of the hell 3もここ2、3年話し合いがもたれているが、結果は出ていないそうだ。

99年1月から12月までのトッドの生情報(ツアーは分けました)

いまやトッドのマネージャー的存在でもあるKelli@Wakingdreamsによると、本当に今年は年末にも何の予定もなく、万が一あるとしても去年のKauaiのライブのようにハワイで小じんまりという感じだそう。それに12RODSBad Religionのプロデュースは終わっていると明言していた。発売時期その他詳細は語られていない。

本人からのpatronetメールによるとクリントンからクリスマスパーティーの招待があったらしい、が行かないことにしたそうだ。ホリディシーズンの飛行機がいやなんだって。

"Love in Song:A Tribute to Paul McCartney"というガン治療のベネフィットプロジェクトが水面下で進んでいて、数ヵ月前にトッドも参加する話をしていたが現在は少なくともトッドはないらしい。

PATRONETのサブスクライバーにポストカードが届き、それには12RODSの作業は終わったと書いてある。12RODSのページにはレコーディングをハワイで終了し、ミックスを待っている状態。彼らのページではハワイでのレコーディングのセッティングなどの写真がいくつかのっている。(Thanks for info,Scott in Minneapolis,MN!) でもさらに最新情報によるとメンバー脱退で混乱している模様。

7/20付でPATRONETから近況のメールが届いた。Micheal Gallagher(誰?)はツアーに出る前の5月に一部レコーディングが済んでるとのこと。残りは8月。12RODSは2-3週間かけてBasic Trackが終わった(ハワイで)。それからライノから出る予定の5-1サラウンドヴァージョン*のS/A?(CDでなくDVDらしい)の作業を始める。次がBAD RELIGIONのレコーディング。(ここでもう9月)もうひとつ新曲"Buffallo Grass""I hate my f**king ISP""You're Fast(And I like it)"を収録する予定もあるという。どこまでできるか。

ツアーレポートと写真はこちらへ。セットリストと写真はこっちにもあります。カシム中心だけど。


In Yankee Lake,Brookfield,OH Pix by me

アメリカのファンのサイト"TR CONNECTION"では世界のファンの登録を目指す"TR International Fan Database"があり、登録して希望すると6週おきぐらいに近況のメールが届く。登録は簡単、日本語でもOK。(私が協力しました)アンケート形式で答えたいものだけ入力して、公開したいものだけ選べば良い。登録済みのメンバーも見れます。

TR CONNECTIONによると6月にバンドを連れてサンフランシスコからオハイオまで軽くアメリカをまわる。詳しくはTR CONNのツアーページへ。

Odeon,Cleveland,OH Photo by me


3/30 J-WAVEの電話インタビューが放送された。バックにHIT ME LIKE A TRAIN,MARY AND HOLY GHOSTなどPATRONETでのみ手に入る曲がかかっていた。

3/27 Ft.Lauderdale,FLでのリンゴのショーの午後にWest Palm Beachの北で60分のショーを突然決行! まったく気まぐれだ。でもいつになくちゃんと演奏したらしい。

3/17に米ABC-TV"Politically Incollect"に出演、その内容がこちら

プロデュースしたバンド”スプレンダー”はアメリカで99年5/18発売(日本発売未定)、3曲ほどReal audio/WAVで聞くことができる。本人たちが答える掲示板も作られている。

3月ごろヨーロッパのイベンターからツアーのオファーがあったらしい。実現すれば93年の(nwo tour)以来ですね。

リンゴツアーの間に2/18の夜放送されたアメリカのNBCテレビ Connan O'Brian Show にハウスバンドの一人として出演。けっこう弾きまくってたという話があります。

2/10に再びYahoo chatに登場したようだ。

2/4にボストンのオフィス街でお昼からフリーショーを行った。(唐突) 地元のラジオ局主催で、一時間超のいつものパターンでソロライブ、終わったあと一時間以上サインをしたらしい。どうやらリンゴツアーのリハで近くにきてたらしい。

日本だけで出たCDについてのコメントをトッド本人に求めたとこ速攻で(ほんとに5分以内)に返事が来たので紹介します。(次はもう何出すかわかってるのか?の質問には答えなかった)

Actually, I don't remember. The CD is the original mixes done in 1979. I
ran them through a little EQ and processing, but otherwise I don't think
the multitracks are available. When I listened to them, it suddenly
didn't seem so long ago- very strange.

TR


2月、3月は再びリンゴとツアーにまわる。ほかのメンバーはジョーウォッシュ、ジャックブルースら。公式ページもあり、トッドの簡単なプロフィールもあり。この前リンゴと回ったときに「ぼくがメンバーに決まったときはセットも決まっててたので自由がなくてつまらなかった」って言ってたのにまた途中から加わるようです。その後南アフリカが中止となり、その日程にアメリカ中部から西海岸にかけて追加された。ギターのJOE WALSHはイーグルスの再々結成ツアーを始めるため抜け、その穴を埋めるためトッドはほとんどのギターソロを担当する。----とPATRONETからのメールに書いてあった。

大晦日にカウアイ島でカシム、ジェシーらとともにボサノバライブを決行したそうだ。事前の告知は地元以外にはほとんど知らされなかったようで、アメリカ本土からも行った人はきわめて少なかったようだ。もっと広く告知してたら日本からいける人もいたのにね。

99年1月から12月までのメディア情報

2つの雑誌の1月号にのっているそうです。ひとつはあの有名なPLAYBOY、将来のアーティスト"Futurists"という人たちの中に選ばれているそうです。もうひとつはカナダの"CD Plus"という雑誌


イタリアの音楽雑誌"Ciao2001"でBeatlesのYellow Submarineの特集とともにトッドの記事があるらしい。このコーナーの著者はmailpalでもあるLino Terlati。

イギリスでトッドのベスト盤に続いて、UTOPIAのベスト盤"City in my head"をリリース、日本でも手に入る。ジャケはRAツアーでミラミッドの頂点でギターソロを弾いている(もちろん、グラスギターのソロ部分)、かなりカッコイイ(ロゴも)。二枚組で目玉のファーストLPからスイングトゥーまで全25曲。デジタルリマスター盤。

イギリスのITVでミートローフのClassic Album(最近日本で発売されたビデオと同じ)が放送された。

ビクターは9月22日に紙ジャケで再びBearsvilleの一部を再発した。WIZARD(VICP-60807)は変形ジャケット、バンドエイド、ポストカード付きで2520円。紙質はつやのあるものを使用していて、インナーも硬い紙でカットしてある。LPを忠実に再現していて、バンドエイドは2つ折りでけっこう大きめ。反対にポストカードは小さめ。変形ジャケを保護するために薄いクリアケースに入っている。仕事が丁寧です、ビクターさん。ちなみに私はジャケット等の資料提供をしたのでone worldのクレジットがあります。ほかにBallad(VICP-60804),S/A?(VICP-60805-6,3780YEN)の計3タイトル。(この3枚はほかのタイトルに比べ人気が高い--担当者談)レコードコレクターズ10月号に広告が出ている。主なターゲットはFree Soul以降の若い世代。前回の未発表曲集と同じ20bit マスタリングの音質アップ。音は見違えるほど向上していて、ビクターさんが前回、前々回のCDのマスターを使わず、オリジナルマスターを取り寄せてミックスし直した効果が出ている。昔何度もアルバムを聞いていたことがある人なら違いはわかるでしょう。イエローサブマリンのSONGTRACKと同じようなものでしょうか。

9/18にビデオアーツから過去の名盤を本人達が振り返るシリーズ"Classic Albums"のMEATLOAF"Bad out of hell"「地獄のロックライダー」の回が発売される。(字幕付き、60分、VHS:VAVG-1061 LD:VALG-1061 共に4,900円。 DVD:COBY-90091 3800円)ビデオアーツさんのご好意でビデオを見せて頂いたので感想をいくつか。トッドはそのころの思い出を語っているが、それよりミキサーの前でマルチトラックを再生しミキシングながら回想しているシーンがとってもいい。ライブのときとまったく違った顔が見られる(見た目の顔つき)のでプロデュースしているときを想像できる(実際はこんなに雄弁ではないと思うけど)。番組はBehind the musicの雰囲気に近い。(配給会社は同じだそう)トッド部分はいつ頃収録されたか見たところわかりませんが、去年の冬ごろかも(勝手な推測)前髪がちょっと短い。カシムもまともなことを言ってる。トッドがこのアルバムでこんなにギンギンにギターを弾いているなんて思いませんでした。

パトロネットのメールに書いてあったS/A?のDVDだが、DVD AUDIOはアメリカでは一部のアーティストの作品がすでに発売されている。5.1サラウンドとは前方にL,C,Rと3つ、後方にSL,SR、更に低音専用のLFEチャンネルから成っていて、映画のドルビーシステムやアメリカのデジタル放送のフォーマットとして採用されている。(秋には日本でも再生機が発売される)結構メジャーになりつつある方式らしい感じもあるが、No World Orderを出して消えていったCD-Iを思いださせる。しばらくしてからCD-ROMが出て体験できる人が増えたという経緯もあるし。

昨年10月にディレクTVの音楽チャンネルM-BROSで放送された番組"Behind the music"でミートローフの回が4月に続いて8月にも再放映される。トッドのインタビューがあり。アメリカの音楽専門局VH1で一昨年初めにアメリカで放送したもの。ミートローフの2枚目のアルバムになるはずだったが、急に声が出なくなり仕方なくジムスタインマンのソロ(Bad for good)になった時の話。トッドは髪型などが"With a twist"のLPの感じそのまま。ついでにカシムもインタビューで出演している。 GRANDFUNKの回にもトッドは出演しているらしいが日本での放送は未定

ファンクラブ会報によるとクラウンのシカゴ公演の次はデモ中心ものになるという。リストからみるとToo Much Water(dance version),Wlid Life,Secret Society,Play this game,Matedなどのデモが有力?その他内容不明の79年のデモ、更に日付け不明のデモもリストにありました。 それとTRTVで発表された曲もCDにする契約をしたそう。先の話になりそうだけど、CD一枚分になり次第発表していくそうです。今年終わりに一枚、来年に一枚の予定らしいが…

MOOGYさんは(たぶん自主制作で)CDを発売した。詳細は彼のホームページで。サンプルも聞ける。 現在のところチェックとMoney Orderのみ支払が可能。一枚$12.95(郵送料込、米国内)将来的にはSilvermoon Musicでオンライン販売される予定。内容は初期ユートピアのメンバーでその当時に録音した曲が中心、もちろんトッドも参加しています。当時ライブでやってた曲(Lady Face,Night in New Orleans)なんかも入ってます。

クラウンから6月23日に"LIVE IN CHICAGO '91"が発売されました。SRCL-7704/5 税込み3,500円。紙製のジャケット(前回よりは少しテカテカしている)で見開きには変わらず未発表音源のリスト、小冊子の歌詞、解説がついています。ジャケットは初めてトッドの写真が使われていますが、イメージとして使っていてフォーカスアウトさせています。なんと始まる前の音楽から最後のアンコール3曲まで2枚組で約130分入ってます。オリジナルテープはライブの次の日トッド自身がミックス、3月トッドがリミックスしたとのことです。宣伝がレコードコレクターズとミュージックマガジンに1ページ広告が出ていました。

DISC1 pre show-music/love science/real man/common man/who's sorry now/johnny jingo/mighty love/parallel lines/can't stop running/unloved children/smell of money/change myself
DISC2 kindness/secret society/something to fall back on/rock love/lost horizon/marvin gaye medley/feel it/second wind
encore: the want of a nail/hello it's me/jesse/public servant

イギリスでBEARSVILLE再発とベスト盤が発売されていて、英雑誌UNCUT MAR 99,MOJO APR(タワーで売ってます)にレビューがのっていたりしたが、最近タワー、HMVなどで再発シリーズ第2弾として4枚(BTTB,INITIATION,TEPTAEなど)が出ていて、デジタルリマスターなおかつ、インタビュー付きとそれぞれにシールが貼ってある。内容の詳細は不明、全CD買って背ラベルを合わせるとLP”トッド”のジャケになります。

昨年?プロデュースしたスプレンダーが輸入盤店で売ってました。わたしの第一印象は格好のわりには正統派ロックに近いと思いました。トッドの影響は大きく感じられませんが、可もなく不可もなくという感じです。どうしてトッドはこのバンドをプロデュースする気になったのかはわかりません。一応CD-E仕様となっていてPCで聞くのに便利です。

いきなりメールが来たのですが、ここへ行けばトッド関係のページが集まっているそうです。

探偵ナイトスクープのように小ネタ特集のようですが、おそらく関東圏で放送されている日本テレビ深夜「女子アナ給湯室」のタイトルってHodjaですよね。WOWOWで5/5放送されたドリカムライブでギターがLYLE WORKMANだった。(情報提供 竹内女史)HARD ROCK CAFEにある天使のギターですけど、LAS VEGAS,SAN FRANCISCOともレプリカらしく、リンゴツアーで使っていたのもまたまたフェイクで本物は本人が自分で持っていると少し前にKELLI@WAKINGDREAMSが言ってました。(ひそかにたまにリンゴツアーで弾いていたという情報もある)でもほかの情報によるとカウアイの自宅には最低限弾くだけのギターしか持ってきていないと言っていたような気がするんですが?

アップルのデザイン&パブリッシングにのっていました。さらにインタビューを含めた簡単な紹介がのっています。

やっぱりトッドとマックは密接な関係?

CDジャーナル増刊"strange days"という本に元JellyfishのJason Folknerのインタビューがのっていて、その中にトッドに関する発言がある。昔トッドの司会する番組で彼の特集があって、感激したらしい。TODDにプロデュースしてもらうことになったら、アンディパートリッジにどう対処したらいいかを聞いておく、と言ってた。(新居さん情報ありがと)

年末に行われたカウアイ島でのコンサートのもようがここで聞けるそうです。

3月17日のTV Politically Incollectに出演、雑誌Forbesに記事が載っていた。

アメリカのラジオ番組IN THE STUDIO(あるレコードに絞って特集する番組)のS/A?の回がリアルオーディオで聞ける。

アメリカではCDボトムラインの日時が実際と違っていて78/5/14。6/30のクレジットは放送日(アメリカ人による)。この日は2ステージあり、60分番組のために昼/夜のオムニバスで10曲にしたと思われる。(この日ほんとは"Determination"とかやってる)
LIVE IN N.Y.C. CROWN RECORD CRCL-7701 1980YEN
REAL MAN/IT WOULDN'T/COMMON MAN/NEVER NEVER LAND/CAN WE/VERB TO LOVE/DREAM GOES ON/LOVE IN ACTION/I'M SO PROUD-OOH BABY BABY/LA LA MEANS I LOVE YOU/I SAW THE LIGHT/JUST ONE

PATRONETのCD(オフラインパッケージ契約)が届きました。CDに加え、アメリカ盤WITH A TWISTのプロモポスターが封入されてました。LPの2倍の大きさで表はジャケとおなじデザインで、うらは赤いジャケットを着て胸をはっているもの。そういえば米ツアーに行ったときに貼ってありました。

LIVE IN TOKYO '79 Crown CRCL-7702/03(1979/4/9 NAKANO SUN PLAZA) 発売されています。
紙ジャケのわりにはしっかりした作りで6桁のシリアルがついています。ビックリしたのが見開きの部分、クラウンが買ったと思われるテープのリストがのっています。77年から95年までのデモ、ラフミックス、ライブ(プロショットのヴィデオなども含む)インタビューまで、さらにはファンが撮ったものまであります。裏ジャケにはライノのシールが貼ってあり、ライノとの契約があると思われます。
FMファン(1/11-1/24号と最新号)の裏表紙にカラーで、レコードコレクター2月号にCDの広告が出ていました。 2月10日に発売されたレコードコレクター3月号にCDのレビューが載っています。


1/6 CNN SHOWBIZ TODAYで"MUSIC ON THE WEB"のコーナーでプリンス、チャカカーンらとともに取り上げられてました。インタも数秒あり。

クラウンレコード(PANFISHレベール)はトッドサイドから大量に過去の音源を買ったらしく、これからもシリーズとして続々発売される模様。次は5月ごろを予定しているとか。ビクターから発売された未発表音源集もそこそこ売れたらしい。値段もお手頃、みなさんも積極的に買えばこのシリーズ長く続くはずです。協力しましょう!最初は入門編、79年の日本公演(FM東京で放送されたものの元テープ、放送されてない曲もある)2枚組2980円税別とこれまたFM東京とアメリカでも放送された78年のボトムライン(ニューヨーク)、一枚組1980円税別。
クラウンの担当の方から、HPの内容についてメイルいただきました。
その中で新しい内容といえば、『完全初回限定プレス盤』で2回目の生産はないこと(初回のみ価格が安い訳ではない)シリアル・ナンバーが入っている、ジャケットは紙ジャケ(写真なし)、数パターン本人に提示してTODD本人が選んだものなど。


98年の動き

11月のライブの構想がTRTVに少し書かれている。 観客に音でも絵でもいいので持ってきてもらい、ジェシーとトッドで批評しようというもの。タイピングのボランティアを募り、TRTVの Chatterbox でオンラインでサブスクライバーとコミニケーションをとろうというもの。あとは本人もまだできるかどうかと断わったうえで、いくつかの案を示している。---ライブ前のサウンドチェックに写真を撮って、QUICKTIME VR で360度のパノラマ写真をアップロードする。コンサートが終わる前にいくつかの曲をTR RADIO(*印を押すと聞ける)で聞けるようにする。
11月2−4日までロサンジェルスで行なわれた”Webnoize”というカンファレンスに出演したトッドですが、インタビューがのっています。内容は一般大衆向けにこのシステムを立ち上げた理由とかを話しています。 10月29日にサンフランシスコで"New Minds"主催のレクチャーに登場! 200人弱の人の前で約35分講演。CD−i,CD−eやインターネットのテクノロジーなどを話して、TRTVのデモを見せた、がモデム接続に失敗しオフラインデモとなったようだ。(97年夏の渋谷のセミナーを連想させますな)

NAZZのCDが発売! 直接通販で欲しい人はDistrec@aol.comまで問い合わせてちょ。(当然英語で)値段は$13で送料は$5(あと1枚ごとに$2)、題名は”13th & Pine”で1967年彼らがデビュー前後の時期に住んでいた住所からとったものらしい。ジャケは表も裏もイマイチ、私が作ってももうちょっとましにできるぞ。今度はわたしがアートワークを担当しましょうか。インナーはデビューのときと解散間近のときの2枚のモノクロ写真、これはとっても珍しい。だって本人が写真提供だからあたりまえか。 曲はNAZZのページを見てね。
もう次のコンセプトが進んでいて、ウッディトラックストップのトッドがいた66年頃のデモ5曲(Why is it me?というLemming songの前身となった曲を含む)とか。

Horigamiさんから情報をいただきました。---- スカイパーフェクTVのフォックスファミリーチャンネル(723ch)で放送中の"Night Music"(1989年の番組)にトッド大先生がゲストで出演します。
放送日は11月21日。時間は昼の12-13時と夜の22-23時。
http://www.skyperfectv.co.jp/の番組表にも載ってますが、
「今回のゲストは、ロックミュージシャンでユートピアのリーダー:トッド・ラングソン」
なんてミスタイプがあったりしてがっくりします。----

Black and Whiteの最新号にWillieさんのインタビューが掲載されていて、いくつかのユートピアの曲についてのエピソードがあればということで答えている。
One Million Monkey----トッドと二人でwriting sessionのときにオートハープのようなものを弾いていた。そのときトッドはギターを弾いていたと思うけど、ふたりでグルーブを作ってるときにほかの二人が来たんだ。トッドは歌詞を書き、二人でコンセプトを詰めたんだ。----
Jealousy----家でギターを弾いているときにできた。うちの息子はこの歌は”Gram”だって言ってた。それにトッドは歌詞をのせて、ユートピアの曲にしたんだ。----
Gangene----トッドはヴァースと歌詞を書いて、私はコーラスとブリッジを書いた。----
どのバラードをバンドのために書いた?---"Mated"と"Only Human"、Crazy Lady Blueは私が作った別のヴァージョンがあって、ちょっと違うんだ。それにはJohn Hallがギターを弾いてる。---
You make me crazy----たしか歌っただけだと思う。ビデオはたのしくやれたよ。
Fix your gaze----プレイした以外には何もしていないと思う。これはトッドの歌だ。わたしの好み歌ではない。
Seven Rays---これもトッドの歌、プレイしながら歌うことを学んだよ。

新しいブートレッグ”PUTTIN’ ON THE RITZ”が出た。説明には89年6月13日のニューヨーク、リッツと書かれている。1枚もの。これはまさしくリッツのライブがNHK−FMで放送されたもの。オリジナルはアメリカWestwood OneのIn Concertという全米ネットのラジオショーからだが、曲順、曲数とも日本版で日本で作られていることを証明しているようなもの。カバーはきれいに作られていて、ニアリーヒューマン日本ツアーのプログラムの写真を元に作られています。曲名等はBOOTLEGのページで。

去年の来日の模様がアップルジャパンのページに載っていました。一部ライブのQUICKTIME MOVIEもあります。

ビクターの未発表曲集『Somewhere/Anywhere?〜幻の未発表音源集』が9/23に発売!ライナーノーツもあり、日本独占発売で20ビットK2マスタリングだそうです。
BE NICE TO ME(71年WMMR局のラジオショー出演時のもの)
OPEN MY EYES(75年ケープゴッドアリーナのライブ)
BROKE DOWN & BUSTED(72年ニューヨーク州カーネギーホールのライブ)…72/6/8 ジェフ・ベックの前座
BELIEVE IN ME/OOH BABY BABY(71年WMMR)
所詮は同じこと(サムシング/エニシング以前の録音)…ベアズヴィルBスタジオにて、おそらくバラッドの頃(コーラスが昔のメンバー)
ANYWAY,ANYHOW,ANYWHERE(79年ランドマークシアターのライブ)…アメリカNBCのラジオショーから
SOMETHING/ANYTHING PROMO #1/#2…もともとTR RADIO SHOWのためのものでアカペラのジングル。#2はメロディがWolfman Jackです。
HOLD ME TIGHT(71年WMMR)…もちろんビートルズのカバー、フェードアウトするのが惜しい。
96 TEARS(79年ランドマークシアターのライブ)
…?&ミステリアンズのカバー。
夢は果てしなく(74年セントルイスのライブ)
たったひとつの勝利(79年ランドマークシアターのライブ)
SOMETHING/ANYTHING PROMO #3/#4…メロディーはBREATHLESSとCOULDN'T I JUST TELL YOU
DO YA(オルタネイクテイク)(74年セントルイスのライブ)
WHERE DOES THE TIME GO(未発表曲)…85年に作ったという、一部HIDEAWAYにも似た爽やかなAORタイプの曲
SOMETHING/ANYTHING PROMO #5/#6
シークエンス1-4…電子音楽の世界、全部パーツのみ。

日本のみ発売の未発表曲集について、2つほど本人に問い合わせたところ翌日返事がきた。
ひとつは"Where does the time go?"が他の人のために書いたのではないか?について「特に他人のためにではなく、(ワーナーとの契約が切れる頃だったらしく)レコード会社にまだコマーシャルな音楽を書けることを示すため」。もうひとつYahoo chatで言ってた「Do yaはこのCDからはずしてほしいのに、聞き入れてくれなかった」と言ってたわけは?について「このヴァージョンは(Another) Liveの一部として録音されたもの。これはアルバムに収録されたものと違いがあるが良いとは思えない。事実、多くの欠点がある-これがオリジナルからはずされた理由である。」トッドが言う多くの欠点(a lot worse) とは何でしょう?
追記…日本ビクターによるとこのアルバムは米ベアズビルと契約して出したもので、Do Yaのはなしはトッドとベアズビルのあいだであったことのようだ。ビクターには削除するしないの話しは来ていない。

現地9月24日の8時(西海岸時間)にYahoo chatに現わる。詳細はこちらへ。 ここで「DO YAは未発表曲集に入れないでくれと言ったのに、聞き入れられなかった」とか「With a twistのツアーでライヴ・レコーディングしているものはない」「ライブでやるのが好きなのはFasist Christ」「まだマックユーザーだ」とか「Good Vibrationをレコーディングしたのはプロになるときに影響されたからだ」「Lockjawは熱があるときに夢で思いついた」「自分のアルバムの中で最近のお気に入りはエバーポピュラーだ」、最近は何の仕事をしている?--「TRTVの次のヴァージョンを作っている」、サーフィンはする?--「ひざ以上の深さは入らない」とかかなり興味がある内容だったようだ。

9月5日のサンフランシスコ近くであるSausalito Arts Festivalへ行ってきました。アウトドアで快晴の中、船をバックにテントの下で演奏するという変わったシチュエーションでしたが、トッドは相変わらずのお姿で、ノースリーブの黒いベストに黒とオレンジのサロンという格好でした。ギター、ピアノ、ウクレレと持ち変えてカラオケがない分いろいろな曲をやりました。その時の写真はこちらからたどってね。

LOVE OF THE COMMON MAN/I DON'T WANT TO TIE YOU DOWN/LYSISTRATA/
CLICHE/悲しみはぶっとばせ/HAMMER IN MY HEART/SONG OF THE VIKING/
IT WOULDN'T HAVE MADE ANY DIFF/TOO FAR GONE/COMPASSION/
BANG ON THE DRUM/NO.1 LCD/TINY DEMONS/I SAW THE LIGHT/
THERE GOES MY INSPIRATION/THE WHEEL/ONE WORLD/
ENCORE:CAN WE STILL BE FRIENDS/HAWKING
レコードコレクター誌11月号(スパイダースの表紙)にさえきけんぞう氏によるSOMEWHERE/ANYWHERE?のレビューがひとつのコラムとして2ページ載っている。これとは別に一般のレビューもFREE SOULと一緒に1ページ出ている。
アメリカの音楽雑誌”Guitar World”11月号にトッドのインタビューがのっている。主にプロデュースに関するもので1ページ半ぐらいの量。
イギリスのインターネット雑誌”.NET”51号にパトロネットが紹介されている。

WINDOWSを使用している人に朗報! NWOのCD-ROMはWINDOWS 95で動かないのに、WINDOWS 98では動くらしい。是非実験してみてください。(Ultravioletさん、情報ありがと)

そしてまた新しいコンピレーション盤「フリーソウル」が9月18日に発売!23曲入り、78分12秒。こちらはなんの新しさはありませんが。2520円、いわば旧譜なのに高いです。VICP-60428

9月号の”UPSIDE MAGAZINE”($4.95)でネットの中の音楽というような特集の中でプリンスやデビッドボウイなどとともにwww.tr-i.comのことがひとつの引用として記事にのっている。

カシムのCDが8月になって発売されたようで、自主制作レーベルがインターネットを通じてのみ販売するそうです。内容は数年前にアメリカのファンクラブ”NEXUS”を通じて販売されたBasement tapesに新曲を2曲加えたもの。詳細はwww.slickmusic.comへ、限定サイン入CDもあるそうです。

アメリカの雑誌”Yahoo Internet Life” 8月号の”Music on the web”でオンライン契約できるトッドのサイトとして「うまずら」写真とともに小さく紹介されています。もうひとつ”Performing Songwriters”8月号でインタビュー記事が出ています。6ページにわたっているのですが、このときの写真が一枚ものっていませんが、雑誌の意図に沿って昔の曲からMatedまで曲作りに関する質問が中心です。(Matedはほとんどウィリーさんが作ったものでトッドは詩を書いただけと語っている)もとの値段が$4.95なので日本では1000円以上。表紙の小さな写真が目印。

7月18日にカナダのオンタリオのThe End of the World フェスティバルに出たようだ。(メジャーなところでは、前日にはチューブス、ブルー・オイスター・カルトも出る)ツアーのあいだはこんなイベントのゲストで埋める気なのか?

トッドは50歳の誕生日(6月22日)を機にミッシェルと正式に結婚した。6/23のサンフランシスコ・クロニクル紙によると、カウアイ島で250人ほどの友達を招いて2、3日アウトドア・パーティーを行ない、ミシェルには指輪を送ったそうである。

昨年行われた”With a twist”ツアーの11/22 アトランタ公演リアルビデオで公開している人がいます。全曲ではありませんが、半分ぐらいの曲はみることができます。ハードディスクの容量の関係上、モノラル&駒落とし状態のものもありますが、写真もかなりあり楽しめます。

6月11日から17日まで行われるリッチーサンボラの日本ソロツアーにカシムが参加していた。東京は渋谷公会堂と赤坂ブリッツの計3回、そのあと大阪(厚生年金大ホール)、名古屋(ダイアモンドホール)で公演。
初日に行ってきました。アンコール入れて90分ほどでボンジョビ時代の曲も4、5曲あり、これは盛り上がっていましたがノリ的にはイマイチ。カシムは全体の半分ほどでコーラスをしてました。パーカッションのひとが主にコーラスだったので、カシムの声の存在感もあまりなく、しいて言えばBAD MEDICINEがちょっとがんばっていた。アンコール前のLITTLE HELP FROM MY FRIENDSがビートルズの曲なので楽しそうでした。3本のベースを使い分けていて、黒の5弦ベースと赤のフレットレスベース、それとふつうのベースでした。リッチーはカシムのことをGOOD FRIENDと言っておりました。
神奈川ローカルの放送局TVKでは東京の公演を一部収録してながしていた。(少しだけカシムも映ってたよ)

タッチのCD発売から2日ほど前、もうひとつ81年にプロデュースされたニューイングランドの3枚目のアルバム「Walking Wild」(マーキーコーポレションMICY-1063 2600円)が初めて日本盤が発売され、CD化された。5日発売のメタル雑誌「Burrn」にもレビューが載っている。タッチとかなり近い路線でこのバンドのファーストは歯切れのいいハードロックで良いのだが、このアルバムはやはりすこしこもった感じで、SWING TO THE RIGHTっぽいといえばそんな感じだが、このバンドにとっては良くなかったようだ。ちなみにこのCDを最後にバンドは解散。7曲目の「L5」はトッドが曲にも力を貸していていかにもそれっぽい!バンドのホームページはwww.newenglandrocks.comにある。

トッドが80年代にプロデュースしたタッチというバンドのCDが6月24日に発売された。題名は「Complete works I&II」で従来出ていたファーストアルバムにお蔵入りしていたセカンドアルバム&ライブ、デモなどの2枚組。でも2548円、安い。2枚目の12曲がトッドプロデュースのクレジットになっている。中の解説によるとトッドはこの時期(1981年頃、Swing to the rightツアーしていた頃か)超多忙でクリスアンダーセンがほとんど作業をしたらしい。(金が欲しかったのか、やる気がなかったのか)出来は悪く、レコード会社がOKを出さなかったという話。個人的な意見を言うと曲のクォリティーは変わらないものの、全体的にこもった音の作り方と演奏の詰めの甘さはファーストアルバムより劣る。(わたしは十年くらい前からタッチのレコードを持っていたのでそのころから好きでしたけど)ちなみにこのCDに入っているのはRAINBOWのロジャーグローバーによってプロデュースし直されたものが収録されているそうです。 Avexのホームページでは曲の一部が聞けます。(要ショックウェーブ)でも2曲ともトッドとは関係ない。

最新海賊盤”QUATTRO 1991”発売! 2枚組み、最近珍しい紙ケースジャケット、ロゴのみ。 セカンドウィンドツアー1991年6月1日大阪クラブクアトロでのもので、おそらくFM802という地元放送局のために収録されたものでしょう。関係者から流出したもの? 某新宿のレコード店ではこのCDの解説で「放送のために収録されたがPAトラブルのために中止された。そのトラブルもはいっています」と書いてありましたが、実際には30分ほど放送されたので真偽のほどは不明です。私は実際このときその場にいたのですが、PAトラブルらしきものは記憶がありません。トラブルがあったとしたら、PAではなく収録ラインとかテープの問題でしょうか? これがそのオリジナル? かなり音はいいですが、マスターからではなくわずかにベースノイズがあります。本来3曲目の「一般人の恋愛」がカットされていますがほぼ全曲入っています。五千円台後半の値段です。

”REAL TODD”(なんともセンスのない名前だが、出てみるとけっこうインパクトのあるジャケット)こちらは2枚組でメーカーは”DEMO TO”などを出しているGAMBERETTOレーベルから。内容は1枚目2枚目前半は78年のアゴラ公演。(オハイオ州クリーブランド、Back to the BarsのLPに一部おさめられているもの)全米で放送されたラジオショーの音源BBC Rock Hourからと推測できる。曲順は放送順を演奏順に直している。のこりは79年のボストン公演からと書いてあるが、資料では79年にはボストンでやった形跡がなくて、針のノイズも聞こえるのでラジオショー用のLPからおとしたもの。調査の結果、79年11月のニューヨーク州シラキュースのライブで、これも全米のNBCのネットワークで放送されたものです。 音は最高です。ジャケットはくじゃくメイクの頃のものですが、いかにも雑誌からスキャナーで取り込みましたっていう感じで、もうちょっと解像度上げて画質補正してほしいですね。ジャケの裏とか裏カバーは数カ月前にイギリスの雑誌”MOJO”が特集したときのものでしょう。でも見た目は東南アジアの雑誌の表紙のようです。6月6日ごろに入荷。5000円台前半のお値段です。

現地5月24日、ニューヨークの片田舎ウッドストックのカフェでトッドが目撃された。なんとこの日はジェシーのライブの日で、その場にはメリールーとジョンフレンジックもいたそうだ。ということはすでにプロデュースの仕事をやっているということですか、ベアーズビルスタジオで?

5月15日にまたもアメリカの音楽専門局VH1などが主催によるコンサート(というかイベント)がフロリダであり、第3ステージで午後10時からおよそ1時間、前回と同じくジェシーと出演。内容的にはいつものギターで数曲、エレピで数曲、それからジェシーが出てきてボサノバを数曲、というような感じだったらしい。
4月18日にVH1によるベネフィットコンサートにメインのCheap Trickの前に出演。およそ1時間にわたってプレイした。放送予定はなしとのこと。 最初の2曲play this game/there goes my imaginationはアコースティックで演奏。そのあとだれかから借りた黒のレスポールでcommon man/cliche/lysistrata/I don't want to tie you downと4曲。(チューニングが気に入らなかったのかも) 再びアコギでhammer in my heart/you've got to hide your love away(悲しみはぶっとばせ by Beatles)、それから借りたピアノでviking song/compassion/free,male & 21/it wouldn'tと4曲。それでジェシー登場。ボサノバヴァージョンでi saw the light/never2 land/dream goes on/i want youで4曲、トッドは今回もバナナシェイクを振っていたらしい。
声の調子は良かったが機材の調子が悪く、最初からマイクから音が出なかったり、ギターのチューニングやモニターが良くなかったらしい。
そのあとチープトリックが演奏し、そのアンコールでギターを持ってトッド再び登場。Ain’t that a shame,Clock strikes ten(邦題:今夜は帰さない)をやったと聞いている。

ビクターがベアーズビルに残した一連のソロ/ユートピア作品が再発された。LP買いました?CDケースの外側に付いている帯というかタイトルが書いてある型紙の裏の応募券3枚を送るとマグカップ、5枚集めるとTシャツが先着順にもらえたのですが、我が家にマグカップが届きました。普通より少し小さめでベアーズビルのマークが茶色一色で印刷されています。まあだからどうしたというできですが…


以前ナッズのレコードを自主制作したLPを紹介しましたが、そのディストーションレコード(ナッズのお膝元フィラデルフィアにある)が今度はナッズの本を出筆中だ。まだいつできるかわからないが、写真やポスターを集めているらしい。

またまたタワーレコードに売っていたのですが ”Guitar”(スキンヘッドのJOE SATRIANIが表紙)4月号にトッドの記事がありました。最近よく出る孔雀メイクの写真もあります。790円。そして洋書MIDNIGHT SPECIAL(70年代に全米で放送されたロック番組をふりかえった本)に78年に出たトッドの写真があります。もちろんビデオからとったものです。放送全ての出演者曲目リストもついていて、見ていて楽しい本です。2500円ほど。


最近日本でのレコード契約が切れたポニーキャニオンに変わって、再びビクターがベアーズビルに残した一連のソロ/ユートピア作品を2/25と3/11の2回に分けてドッと再発された。ラントからエバーポピュラーまでが、一緒にまたまた新しい日本編集のベストアルバムが出た。(前回ポニーから出たのはトッド自身が選曲したベスト盤)監修/選曲を担当したのはBELIEVE IN MAGICの長門芳郎氏で題名が『ベスト・オブ・トッド・ラングレン』(ほんとに紛らわしい題名)ビクター/VICP-60254/¥2,520/2月25日発売です。もうこのページを読む人は買わないと思いますが、念のため。
ほかに目新しいものはないと思っていましたが、2枚組のシングルズ(あのミュージックマガジンのイラストでお馴染み)が復活、そして”悪夢の惑星”(Oops! Wrong Planet)だけは1曲ライブトラックが入っていておトクです。79年のアメリカのラジオショーからのLOVE IS THE ANSWERです。なんでもそれぞれに付いている応募券を3枚集めるとマグカップ、5枚でTシャツがもらえるそうです。先着順なのでお早めに。トッドのほかにランディ・ヴァンウォーマー、ジェシー・ウィンチェスター、ボビー・チャールズ、ポール・バターフィールド、フォガット、フェリックス・キャバリエなど8種類も再発されています。

THE DEMO TO UTOPIAなるブートレッグが発売されている。内容はDEFACE THE MUSICのセッションがメイン。歌が入っているのはOne world1曲のみで残りは8曲は演奏のみ)が中心、ほかにAdventures in utopiaのアウトテイク3曲とアルバム未収録のシングルB面が2曲。これらはすでにコレクターたちの間で出回っていたもので多少音質に手が加えられているが、AMラジオ並の音質で一応ステレオらしい。残りの3曲はアメリカラジオショー King Buiscuit Flower Hourからのもので全米のラジオ曲で何度も放送されているもの。これより少し前に出たMore Another Liveとおなじメーカーらしい。3200円程度で手にはいる。

アメリカの雑誌MUSIC AND COMPUTERSのJAN/FEB 1998号でちょっとだけパトロネットに関する記事が出ています。
2月号のイギリスの雑誌MOJOにも14ページにわたって大きな写真と記事が掲載されている。1ページまるまる写真だったり、目次のところに孔雀メイクの写真が(それもいままで見たことのない表情で)あったり、久々に買う価値のある雑誌かもしれません。ナッズの別ショットや、バックトゥーザバーズの頃の変な衣装の写真など、楽しめます。当然英文ですが、70年初期までの記述が多く、いつもの決まりきった内容ではなく新事実続々(?)です。わたしが印象に残ったのは、Woody's Trackstopの頃にメンバーはみんなドラッグを使っていたのにひとりで使わずにもくもくとプレイに磨きをかけていたとか、トッドがエンジニアを始めた頃のアーティストの印象とか、ラントのインサートに写真がのっているクリスティンの素性とか、だれか詳しく訳してくれませんか?このページにのせるために。

海賊盤が出ている。”MORE ANOTHER LIVE” 75年と77年のイギリス公演(共にラジオ音源)が収録。正規盤のようにきれいに聞こえる。ほかに77年と78年のニューヨークが収録時間の許すかぎり入っている、少し良心的かも知れない。すべてラジオショー用のレコードまたはオープンリールからダイレクトに録音されているようだ。でもジャケのセンスはいま一歩(アナザーライブのジャケに、ドイツのシングル盤の写真を切り抜いたり、裏面はアナザーライブの裏ジャケの上にミュージックライフの来日公演のスナップを合成したもの)中の写真は76年の初来日のときのプログラムの表紙をつかったもの。こんなような理由とアメリカなどで噂をきかないので日本製の確立高し。2枚組で五千円台の中頃から後半ぐらいで売られているようだ。こんな世間一般的に売れそうもないものを出すなんて、道楽以外のなにものでもない!

97年のはなし


待望のボサノバアルバム”With a twist”の日本盤が12月10日に東芝EMIから発売されている。アメリカの発売元Gardian recordsが東芝EMI系列(キャピトル)だかららしい。ボーナストラックは検討していたが結局収録されなかった、残念。アメリカのトッドファンも注目してたのに。日本盤には日本のファンに向けたメッセージをのせた簡単な解説が付いているだけです。

NAZZのレコードが発売された。発売元は少し前にシングルを出していたところでフィラデルフィアにあるディストーションレコード。内容は67年デビュー前のオーディションテイクやキックスのロングバージョン、サムピープルの歌詞違いなど全11曲。(Hello it's me('demo) Crowded('67 demo),Lemming song (acetate),Kicks(long version),Some people(demo),Nazz commercials,Open my eyes(demo),Forget all about it (slow version),For only one winner(Todd vocals),Magic me,Gonna cry today,Meridian Leeward(diff. version) 当時のCMも入っている。いまのところLPのみで$10、送料$8です。詳しくはDistortion Records POBox 1122 Bala-cynwyd,PA 19004 USAまで。日本でも手にはいるらしく、名古屋で確認されている。東京も1980円ほどで売っています。

イギリスの雑誌”UNCUT”11月号でインタビューがのっています。新しいCDの中ジャケと同じ写真が大きくのっていて、むかしの珍しい写真も白黒ながら数多くあります(76年のネブワースなんか滅多に見られない)ので買う価値がありますが、タワーレコードには置いていないらしいので、Virgin Megastoreか洋販経由の洋書店(高い!1690円)で手にはいるでしょう。
MOJO11月号にもインタビューとアルバムレビューがあります。

in NY,1978. photo by Micheal Adrian

こちらの時間で日曜(11/2)にLAのコンサートとインタビューの模様がReal Videoで見れました。まだLIVE CONCERTS COMのアーカイブでだれでもいつでも見られる状態にはなっていないようです。

10月18日発売のマックユーザーのCD ROM 付録にトッドがサインをしている時のムービーが入っている。要チェック。
10月1日発売のマックファンの表紙になっている。なんと往年のApple II plusを抱えている。なかには記事はないが簡単な人物の解説がある。
このほかにYahoo internet guideの11月号にカラー写真入りのインタビューが2ページ、マックユーザーにもインタビューが、プレーヤーにトリビュートイベントのレポートがカラー写真付きで出ています。

新しい海賊盤が出た。2枚組のCDで四千円台後半で新宿・渋谷近辺で購入可能である。”Into the eye of RA”と題され、内容は77年1月にドイツで行われたTV番組からでおよそ90分のステレオである。ここ数年前にドイツでノーカット版が放送され、それが音源になっている。音もステレオでとても良い。曲は初来日の1カ月後でほぼ同じセットになっている。


9月11日(木)ニューヨーク州 JerichoのLong Island Brewing Co.でライブ
9月12日(金)ペンシルバニア州ベスレヘム Lupo's でライブ
9月13日(土)ニューヨーク州ポーキプシー(Poughkeepsie)The Last Chance Saloonでライブ
ニューヨークといってもかなり内陸のナイアガラやバッファローに近い中小都市で行われたようだ。とくにPoukeepsieなどは、トッドがオビリビオン以降何度もコンサートに訪れる都市でなじみが深い。
コンサート中盤、ジェシーグレスが参加してボサノバソングを4曲(I saw the light,Never never land または Love is the answer,Dream goes on,I want you)演奏した。最後の日は更にボサノバアルバムの参加メンバーのジョンフレンジックがコンゴで加わったようだ。

ticket in Jericho,thanks Micheal Adrian

トッドネタでなく恐縮ですが、昨年7月27日から大阪、東京とカシムがヤノアキコ率いるハモンズのベーシストとして来日していました。27日と31日の公演ではなんとオブリビオンから”I WILL WAIT”を披露。ヤノさんもユートピアを好きらしく、気持ちの入った演奏と紹介でした。このハモンズはアメリカでもツアーするらしいが、カシムが参加するかどうかは不明。

1972年にトッドが参加しているMicheal Stanleyのファーストアルバムが最近、輸入CD屋で出ている。95年に出た新人アーティストGroove theoryにHello it's meのカバーが入っています。

トッドの研究本「全能の人〜トッドラングレン」が、7月25日に発売されました。A5版、196ページ、2,940円。珍しいカラー写真(S/A?時代のものから今年のハワイのものまで)や2度目の来日のロジャー写真、来日パンフ、チラシなど。カバーソング、ディスコグラフィー、プロデュース作品、トッドのベスト5(ジャズ、ソウル、サイケ)。ゴールドマインからの転載、トッドのハワイでのインタビュー(コンピューター、プロデュース、アルバムについて)エンジニアのクリスアンダーセン、XTCのデイヴグレゴリー、レピッシュ、高野寛のインタビュー。そしてトリビュート盤についても書かれています。コレクター関係、ミーハー関係にも満足する内容になっている。でも紙質も悪いし、やっぱり少し高い。リットーミュージックのページでも宣伝されています。


97年8月号のレコードコレクターズにトリビュードアルバム、イベントなど記述があります。7月号のキーボードマガジンにも4ページインタビューが載っている。8月号のワイアードにも1ページ(研究本の著者による)、6月18日に発売のコンピューター雑誌のMACLIFEにも載っています。(近況やパトロネットのこと)カウアイ島の写真ものっていました。

photo by Tetsuro Sato



イタリアのファンクラブ”SPECIAL INTEREST”がまた活動をはじめるらしい。最近のメールによると9月ごろから活動を再開する準備をしているとのこと。会報とホームページを中心になるもよう。 表紙のセンスが良いが、情報が少ないのでその点では苦労しているようです。すべてイタリア語。

知らないうちにカウアイでレコーディングも行われていたらしく、過去のヒット曲をボサノバにしたものらしい。アメリカでは、9月にはAngel/EMIレコードから発売の予定。題名は「WITH A TWIST」。メンバーはジェシー・グレス(最近直接メールで『来年はボサノバツアーで来日するぞ』と言ってきた)、ジョン・フレンジック、プレーリー・プリンス、カシム。かなりしょぼいスタジオだったということだが、このデモ・ヴァージョンもトッドはパトロネットで提供できると言っていたらしい。

日本人アーティストによるカバーアルバム「トッドは真実のスーパースター」は6/18にポニーキャニオンから発売。ポニーキャニオンPCCA-01113  3059円 30曲入り、そのうち6曲はトッドのミックスによる。 
ポニーさんのページに解説もあります。

アルバムがポニー・キャニオンより5/16に発売された。内容は”アップ・アゲインスト・イット”(89年トッドが書いたミュージカル)一部裏で出回っていたデモヴァージョンではなく、最近カウアイ島で新たに録り直したもの。しかしジャケットがパトロネットと同じところは安易。
トッド本人による、解説(劇が出来るまでのいきさつや設定など)もあります。
解説とトッドの解説の翻訳、そして歌詞の翻訳は米持孝秋さん。情報ありがとうございました

曲名WHEN THE WORLD COLLIDE/FREE,MALE&21/THE SMELL OF MONEY
IF I HAVE TO BE ALONE/UP AGAINST IT/LIFE IS A DRAG/ PARALLEL LINES/LILI'S ADDRESS/LOVE IS DISGUISE/ MAYBE I'M BETTER OFF/YOU'LL THANK ME/FROM HUNGER/ WE UNDERSTAND/ENTROPY/FINALE

レビューは、ロッキングオン、ミュージックライフ、クロスビート、Tokyo Walker、Sound & Recording 6月号などに出ていました。

6月18日発売の「クロスビート」に7ページの特集記事。トリビュート本用に行われたインタビューと写真ものっています。こぼれ話っぽい所も多く、新しい発見があるかも。是非読んでみてください。

新しい海賊盤が出てしまいました。”BACK TO UTOPIA” 2枚組みで約2時間収録されています。73年の11月13日のデトロイト公演だそうで、結構珍しい初期の曲もあるので買って(またはコピーしてもらって)聞いてみてください。六千円ほどで買えます。音はその頃にしては良いもので、下のよりずっと聞きやすい。

もう一枚海賊盤が出回っています。”A WIZARD,A UTOPIA STAR”という題名で、74年3月の6人編成のライブ(ロジャーが入る少し前)で2枚組、音はあまり良くありませんが、雰囲気を味わいたい方はどうぞ。未完成IKONはおのおののソロあり、M.FROGのノイズありでさらに全編インストです。わたしが買ったときは6300円でした。(5,680円でも売ってるよ)
アメリカの雑誌"MUSIC&COMPUTERS"の1/2月号でWaking Dreamsに関するトッドのインタビューがのっています。

アメリカでTICKETMASTERと同じ様なチケット販売をしているPOLLSTARのホームページにトッドのインタビューがのっていましたが、その中でワンワールドのホームページがあることを語っております。ひょっとして、トッド本人もこのサイトを読んでいるかもしれない。

昨年11月17日からSF,LAからテキサス、フロリダと7週間にわたってソロツアーに出ていました。アメリカではキーボードの代わりにグランドピアノを使っていて、セットリストは日本とほぼ同じ、時間的にも同じである。場所によってはディナー形式だったりして落ち着いて見られるところもある。ほとんどミスもなく、アメリカ人は安心してコンサートをみることができたという。やっぱり日本は練習だったのね。寒い地域でも相変わらず、はだしにサロンという格好のようで何を考えているやら。
いくつかエピソードをあげると、演奏中に何度も物につまずいてコケている。少なくともサンフランシスコとサンタアナで、倒れたあとギタースタンドを蹴飛ばして客にあげたりもしていた。テキサスではまた酔っ払って演奏がめちゃくちゃになってたらしいし、27日の故郷フィラデルフィアでは、ついにリアルマンをピアノでやったそうです。(観客にはカシム、メリールー、ジェシーグレス、ジョンフレンジックなどが来てたそう)28日にはランカスターで"Sometimes I don't know"、大晦日のシカゴではやはりリアルマンを演奏したそうです。12月7日のマイアミ公演がとあるホームページで公開されています。(英語のページからたどってください)詳しくはTR CONNECTIONなどで。

TR CONNECTIONをチェックしている人はご存じかもしれませんが、突然イタリアのファンクラブがホームページを開きました。(発見したのが最近だけなのか?)クラブ自体は前から活動しているらしく、会報も5号が出ているようです。そして表紙のセンスが良い。ただしページ、会報共イタリア語。本人からメールをもらいまして、会報も送ってもらいました。内容はアメリカの会報BLACK AND WHITEとNEXUSからの記事が中心です。発行人は以前からわたしたちの存在を知っていたようで、これから交流が始まりそうです。
でも最近の話では、renewalしない人が多く発行を5号で打ち切ったらしい。残念です。
チープトリックの4枚組ボックスには、トッドのプロデュースしたLPのアウトテイク一曲が含まれている。パティスミスのLP”WAVE”の再発CDにも1曲トッドのプロデュースした曲を含む2曲がボーナストラックとなっている。

9月20日にポニーキャニオンから4枚組の「ベアーズビル・コレクション」が発売。8000円。一曲目からアメリカンドリームが入っているというマニアックさだが、トッドは未発表曲なしとの前評判と少し違いWe gotta get,Be nice to meのシングルヴァージョンが入っている。さらにいきなりのロジャーのシングル「パイプライン'78」までも入っているという変わったもの。もっとマニアックなことはリビータイタスという元レヴォンヘルムの恋人のお蔵入りとなった曲(トッドがプロデュースする予定だったらしい)まで入っているらしい。
箱は地味だが、ブックレットの写真はRAの頃のステージや派手な衣装の写真が少し小さいがある(写真が裏焼きなのが残念)あとはベアーズビルアーティストのシングル盤やサムエニの頃のポスターのコピーもあって(これも大きかったらいいのに)楽しめる。The Digの最新号とレコードコレクターの11月号に記事が載っている。

コンピューサーブのフォーラムにカシムが今年中にソロアルバムを出す予定だと書かれている。本人も昨年の秋からレコーディングに入ることを認めている。

コンピューターと音楽の雑誌「PC MUSIC」96年9月号の表紙とインタビューがのっています。付録のCD-ROMにもインタビューが収録されている。1800円。

ゴールドマインのインタビューでトッドは、発売予定のライノのボックス(まだ計画が頓挫したわけでなく、今のところ2、3年以内を目安にしているらしい)のためにA WIZARD,A TRUE STARのアウトテイクを提供したことをあきらかにした。(ウッドストックのスタジオには整理できないほどのアウトテイクを含んだマスターテープが置いてあったらしい!)そのほかLP未収録のシングルBサイド(Special Interest)ADVENTUREのアウトテイク(Mad men and metal machine,God and me)、結局発売されなかったインストLP "DISCO JETS"、そしてラジオショー用に収録されたライブなどが予定されている。

(情報提供 ワンワールド会報と会員の個人・BLACK&WHITE ・TR CONNECTION・AWIZARD MAILINGLISTなど)

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